2020/08/22 のログ
ご案内:「歓楽街」にメアさんが現れました。
■メア > 「~~♬、~♪」
楽しそうに、歌って、踊る。
それを見物する観客。
時折見れる、歓楽街の名物の一つ。
■メア > 「♪、~~♫、♪、―――♫」
楽しそうに、歌い踊るは、悲恋の歌。
愛するが故に、愛する者の命を奪う歌。
その嘆きも、その悲しみも、感じることは出来たとしても、メア以外には理解出来ない。
その言葉を理解するは、メア以外にいないから。
■メア > 「♪、♪、♫♫♬!!」
踊る、踊る、踊り狂う。
愛故に、愛故に。悲しみを産むことに。
愛故に、愛故に、憎悪が生まれることに。
なれば、愛など要らぬと。
それでも、憎悪をやめられない。
愛深き故に!
■メア > 「―――――♪」
そして、踊り終える。
拍手が沸き起こる。
しかして銭は投げられない。
喝采を受けながら、日常に戻った彼女は、また街を練り歩く。
■メア > 「…うーん」
今日はどうしようか。約束も目的もなにもない。
ただ何かがないか、とふらついているだけ。
さっきの踊りだって、ただの暇つぶしだ。
■メア > 「…今日はもう帰ろうかな」
思った以上に、今日は静かだ。
期待を諦め、帰路に着く。
ご案内:「歓楽街」からメアさんが去りました。