2020/08/31 のログ
ご案内:「歓楽街」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ > お金はあればあっただけよい。
それは昔からよく分かっている。ええ、当然です。
物を作るにしても、施しの準備にしても。

逆に誰かの支援を仰ぐとしても、その支援を頂けるまでの間を繋ぐのもまたお金。

こちらの世界に来て、仕事をしてからの中抜きが少ないことに感動はしたものの。
だからといって支援金だけに頼って過ごすわけにもいかない。


そういう意味では、彼女は聖職者の中では最もリアルを知っている人種だから適応は早かった。


とはいえ、彼女は忙しい。
学業も苦手だから勉強はしないといけないし。
落第街への支援も継続的に行わなければいけない。

ある程度は仕事を選ばないのは、彼女のいいところだった。

マルレーネ > 「うっわぁ。」

21日はもう終わっていますが。
ウェイトレスの恰好に加えてウサギの耳つけろと言われれば、ちょっと遠い目になる。
神の試練のバリエーションは豊かですね。
本日の神の試練はパスしたい。
とてもハイライトの消えた遠い目。世界を憎むシスター。もえてしまえばいいのに。


尻尾はスカートにピンでつけるタイプのアクセサリ。
まあ、可愛らしいとは思いますけれど。


ちょっと試着して、くるりと回転して見せる。

「ウサギってなんて鳴くんですっけ。」

マルレーネ > 「はい、いらっしゃいませー。」

その恰好で遠い目をしながらも接客業務に当たるシスター。
もうシスター要素は相変わらず薄い。

「お酒の追加ですかー? はーい、ちょっと待っててくださいねー。」

ジョッキを両手に2つずつ手にしながら、わいわいと多い酒場を突っ切る女。
酔っ払いなど怖くはない。はいはいどいてくださいねー! なんて言いながら、酒場のジョッキを片付ける。

「はーい、お触りしたら怒りますからねー。」

明るく笑いながら酔っ払いには愛嬌を振りまきながら圧はかける。

怒るぞっ♡

マルレーネ > 「はいはーい、尻尾はスカートについてるだけですからね。」

下卑た質問に対しても、はいはい、と死んだ目でさらりと答えるウェイトレス。
心がガッチリガード。
そうかー、こっちの世界では尻尾はそうつけるんだなー。


「忙しいんでー、隣でゆったりお酒を注いであげるサービスは無いんですよー。」

無いよね、って顔で店長を見る。
店長は顔をそむけた。


……怒るぞっ♡

マルレーネ > 「はいはい、………頼まれれば注ぎますけど。」

流れに乗って、ため息交じりに酔っ払いのジョッキにお酒を注ぐ。
こういうサービスもあるんですかー? って店長を見たら、すごいいい笑顔で親指を立てていた。

怒るぞ。

ちょっと真顔になるシスター。

マルレーネ > まあ、雇われの人間に後から業務が増えるのはどの世界も一緒なんですね。
はー、っと溜息をつきながらも、渋々言われるがままにやります。やりますよ。やりますってば。

「はあ、なるほど………
 お仕事で年下の命令を聞かなければいけない、ですか。
 それは大変ですよねぇ………」

客の隣に座って、懇々と聞かされる愚痴。
なんとなく自然といつもの空気になってしまえば、順番に愚痴を聞いては、お話をしていくウェイトレス。

マルレーネ > 「それは、ただただ辛いですよね………」
「ああ、少し前向きになれましたか。」
「お酒はほどほどに。 暖かいお茶でも持ってきましょうか。」

結果、順番に懺悔をしていく酒場。

はい、次の方―。


今日の神の試練、二段構えですね?
遠い目をする女。

マルレーネ > ごじつたん。

給料を二倍出すから衣装をグレードアップしよう? と勧められましたが流石に断りました。
あの格好は………その。

真の意味の風紀に怒られるやつ………。


聖職者としての一線をめっちゃギリギリ遠いところで引いて、なんとか踏みとどまるシスターだった。

ご案内:「歓楽街」からマルレーネさんが去りました。