2020/09/13 のログ
ご案内:「歓楽街」に持流 童男さんが現れました。
■持流 童男 > (うし、あそこまで大きく動いたなら。多分ほかの誰かがやってくれるでござろう。)
そう言いながらもこちらは、歓楽街を歩いている。
そして風紀委員用の端末に凛霞殿から連絡が入ったのをしる。
至急、連絡・・でござるか。あれなんかしたっけ某
<おそらく、さっきのことじゃないかネ。そういえば君の『仲間』にそういう人がいたの忘れてたヨあだだだだだだだ>
「おうこら。おぬしマジでカバンの中にいさせるでござるからなぎっちぎちにして」
そう言いながらも歓楽街を歩いている。
ご案内:「歓楽街」に伊都波 凛霞さんが現れました。
■持流 童男 > 「どーーーっすんでござるか!!!!」
そう思わず大声で叫んでしまう。
奇妙な目で見られれつつも、モリアーティが宿っているマントをカバンの中に入れる。
<ん?何のことでござるか?>
そう返信する。
「これでよし。さてとメイド喫茶にでもいくでござるか」
そう言いながら歓楽街を歩く
■伊都波 凛霞 >
…さて、追跡はお手の物
道に転がる石や角材、なんでもかんでもが彼の向かう先を教えてくれるのだから
「ほーう…何のこと、と来ましたねー…」
童男の真後ろで、声がする
■持流 童男 > ぎぎぎぎぎと後ろを向く
謎の擬音がつくように
「こ、こんにちはでござる。凛霞殿」
そうして凛霞さんの方向を向く。
乾いた笑みを浮かべながらも、
まぁ多分偶然なにかあって、ここの聴取に来たんでござろう。
「えーっとどうしたんでござるか?凛霞殿。」
そう聞いた。
■伊都波 凛霞 >
「………」
機械じかけの人形のようにこちらを向く彼
やや凛霞は厳しい表情をしていたが…ふっ、と笑顔になって
「どこか、落ち着いて話せるトコ行こうか」
そう言って、先に立って歩き出す
そして適当な喫茶店なんかを見つければ、そこへと入ってゆく
残念ながらメイド喫茶ではないが、奥まった席へと二人で座ることになるだろう
「さて…」
腰を落ち着けて、対面する形
注文は珈琲なんかを適当に済ませて、じっと目の前の彼を見据える
「私に声をかけられること、本当に何も思い当たりがない?
私の異能のこと、知ってるよね…?」
■持流 童男 > 「・・・はぁわかったでござるよ。あるでござる。心当たり」
嘘をつくのは慣れてない。
だけど大丈夫だろう。
「違反部活を、検挙したことでござろう?たぶん」
そうこちらもコーヒーを頼む。
「でもお主には、関係ないでござろ。
某が一人でしたことでござるから。
あぁ、安心してくれでござる。
端役なので大丈夫でござるよ。
お主らの活躍を奪うことはしないでござる。」
■伊都波 凛霞 >
「…は?」
返ってきた言葉は、酷く冷たいもの
「貴方がしたのは検挙じゃない。
場を荒らして、一般人を装って風紀委員を大勢動かして、検挙させたの」
自分の前にあるコーヒーには手をつけず、言葉を続ける
「貴方一人がしたことで大勢の風紀委員がその違反部活の拿捕と始末に動員された。
違反部活複数だからね。当然動員する数も多くせざるを得なかった…私もその一人。
…おかげで警備が手薄になった学生街で何が起こったのかも知らずに、よく言えるね…」
「──それを関係ない、なんて」
■持流 童男 > 「・・・ふむ、そうでござったか。」
その言葉を受け取り。少しだけ苦痛の顔をして。
そうか。やはり自分一人で動くべきだったか。
人を巻き込むのはだめなところだな。
まぁ冷たい言葉には、慣れてる。
「済まぬな。今度から、一人でするでござるよ。
バレないようにうまく。
人を使わないように。
・・・学生街で何が起こったか聞いてもいいでござるか凛霞殿。」
ちらりとカバンを見る。
辛そうに目を伏せて
「まぁ、凛霞殿。某はそういう男だったという話でござる。
弱くてみじめなそんな某だったというそれだけの話でござる。
だからもう迷惑を掛けないでござるよ。」
きっと幻滅してくれるだろう。
■伊都波 凛霞 >
「私にはね」
「君がなぜこんなことをしたかは、想像がつく」
言って、一息。珈琲を口へと運ぶ
「理央くんが緊急入院した報の直後だもの。だいたいわかるよ」
やや悲しげな視線を落とす
そう、気持ちがわかるだけに、言葉にするのは辛いところがある
「君が単独で動くとそれだけで迷惑がかかるって、今回のことでよく理解った筈だよ。
思慮が浅い、視野が狭い。ただ力だけが強力無比…それでいて迷惑掛けないなんて器用な真似が君に出来るの?
……私には、そんなことが出来るとは思えない」
学生街で起こったこと、については…首を横に振るだけで内容を答えることは今はしなかった
■持流 童男 > 「はは、見抜かれてたでござるか。
・・・まぁそうでござるな。その通りでござる」
仲間の穴埋めをしようとしている。
だけど、偽善なのだろう。きっと、それは迷惑がかかるんだろう。
「・・・凛霞殿。某、不器用なんでござるよ。
それでお主の言ったとおりに視野も狭い。
正直できないでござる。器用な真似は。」
そう了承する。
そして首を振る凛霞殿に対して。
察する。やはり、連絡を入れるべきではなかった。
自分一人ですべきだった。一人ではないけど。
『仲間』に、彼女に、そんな顔をさせたくなかった。
やはり弱いな僕は、目を伏せて。
そして、コーヒーを飲みつつも、カバンをちらっとみてから凛霞殿を見る
■持流 童男 > 「--『仲間』に迷惑をかけたくなかったでござるなぁ」
■伊都波 凛霞 >
「誰かの代わりをする、っていうのは…難しいよ。
童男くんは…彼の、神代理央という風紀委員をどれだけ知ってる…?」
「鉄火の支配者、として…違反部活を過激なまでの攻撃行動で摘発する彼の真意…」
「童男くんは、ちゃんと理解している?」
問い詰める、というよりも
切なさすら感じさせるような、訴え
「彼は、自分の破壊劇の後を他人に任せるなんてことはしない。
その責任も、遺恨も、面倒な書類仕事や後始末も全部、一人でやってた」
「──…その一部だけ真似ようとしたって、そりゃあ穴埋めなんか出来ないよ」
彼が鞄を気にしている様子は見て取れる
けれど、それには言及しない
論点は、今はそこにはない──
「迷惑をかけなくなかったら、まずは勝手なコトをしないで。
貴方一人でやったって、絶対周りに影響はあるんだから」
■持流 童男 > 「・・・・きっと某は、理央殿と、鉄火の支配者のこと何も知らないでござろうな。
はぁ、まったく難しいことでござるなぁ。
誰かの代わりをするっていうのは。」
少しだけ悲しく言いながらも
自分は仲間のことを何一つ知らなかったんだなぁ
なのにあんなことをしてたのか。
人に戻った途端、こんな感じか。全く。
「・・・理央殿の穴埋めは、誰かに任せるでござる。
頼ろうと思うでござるよ。」
そうぽつりと言った。
でもきっと、誰かが泣いてたら、手を伸ばしてしまう。
自分はそんな性分だから。
「・・・凛霞殿。某にできることはあるでござるか。」
しっかりと凛霞さんに言った。
■伊都波 凛霞 >
「理解していなかったなら、理解しよう」
淡々と、言葉を続ける
「彼があれだけのことしていたのはいわば落第街の住人への牽制、威圧…
そうすることで、健全で善良な一般生徒を守っていた。
最近は少し違うみたいだけれど、基本的には彼はそういう"己の正義"をもっている…」
「だから童男クンが本当に彼の代わりを、穴埋めをしたいなと思うなら…学生街の警備をより固めることが正解だった。
彼が本当に守りたい人々は、学園周辺でちゃんとルールを守って生きる人々の平和と笑顔のはずだから…」
彼の威光がやや陰っても、今は黒い灰被り姫という代替品が用意されている──
──ふぅ、と一度深く呼吸をして、まっすぐに童男を見据えよう
「でも君には君の正義があるから…きっと風紀委員の枠組みだけでは動けない。
多分、きっと…君はそういう人……」
「だからキミが今までと同じように、自分の正義を身勝手に貫くというのなら…
……此処で、腕章を置いていきなさい」
テーブルの上を差し、真剣な眼でそう言葉を向けた
■持流 童男 > あぁそうか。彼女はきっと、辞めてほしいんだろうな。
うつむきながらもそれならばーーーーー腕章を・・・・
いや本当にいいのか・・?その手を止める。
ここで逃げたら。ここで目を反らしたら
彼女に、ひぐれ殿に『友達』に失礼だ・・
それに、凛霞さんが教えてくれた。理解してないなら理解しようと
・・・そうだ。もう逃げないんだ。腕章を置かない。
凛霞さんをまっすぐに見る。迷いはない
「分かったでござる。それならきっちりと彼の穴埋めをしたいでござる。」
そう言い切った。
■伊都波 凛霞 >
「………」
「……風紀委員として、恥じぬ行動を取れますか?」
「誤魔化さず、よく考えて、勢い任せにしない、そう努めることができる?」
───……
「…そして、信に値する人間であることを心がけることができる?」
神代理央の穴埋めがしたいのだと言う彼と、視線を交差する
「勝手に動かず、手順を踏んで、必要なことを確認して…
今日まで君が怠ってきたこと全てを改善すること……これが条件かな……いや、私には何の権限もないんだけどね」
そこでようやく、口元に小さな笑みを浮かべる
「──それでもし次に勝手なことしたら。力づくで私が止めに行くね」
■持流 童男 > 「まだ、分かんないでござるな。人に戻れたのはつい最近何で」
そう凛霞さんに言う。
「だけど、まぁ、やれるだけやってみるでござる。
誤魔化すのは得意でないでござるから。
そう努めてみるでござる。」
そう頬を掻いてから
「怠ってきたこと、直してみるでござる。」
そしてこちらも笑ってから凛霞さんに小さく笑い
「あぁその時は、お願いするでござるよ。」
そう言った。
■伊都波 凛霞 >
「やれるだけやってみてダメでした…は、そう何回も通用しないことだけ、覚えておこう。
生徒に信頼・信用されない風紀委員なんてお飾りにもならないんだから、ね」
やや厳しい言葉、そして…
「あとね!童男クンはもっとお勉強して!一応学生でしょ!
匿名で通報って、私みたいな異能者がいるんだからすぐバレるに決まってるじゃん!
えっちなゲームしたり女風呂覗いたりばっかりしてるから知能指数が下がってそんなこともわからなくなるの!」
びし、と指差しながら
■持流 童男 > 「はは、それもそうでござるな・・・
って待ってくれでござる!?
なんでエッチなゲームしてること知ってるでござる?!
そういやお主その手の異能持ってたわ!
ってこの時点で自白してるは!!」
そう動揺されながらも指をさされる
「うむむ全くその通りでござるな。信頼や信用されてみるように頑張ってみるでござる。」
そうしっかりと凛霞さんに、言った。
■伊都波 凛霞 >
「すぐ動揺してボロが出るところも…大丈夫?
風紀委員しか知らない情報とかおいそれと外部の人に言っちゃダメだからね…?」
不信~、と言った表情である
「報告書とかも読んだけど、情報共有がちゃんと出来ていたら
『異能殺し』の顔だってちゃんと知った上で対処できたはずだよ。
童男クンには熱意があるだけで、『身になる努力』が足りてない。
そしてちゃんと言わないとわからないようなので、今後はズバズバ言います」
己の正義を貫きつつ、風紀を続けるというのなら、それくらいは覚悟しておいてもらわなければ
そして……
「…で、さっきの学生街で起こったコトの話だけど……」
「別に何もなかったよ。君がそのへん全然考慮せずに動いてるんだろうなと思ったから言ってみただけ」
■持流 童男 > 「うぇ!?」
何もなかったに関してはすさまじく素っ頓狂な声を言う。
思わずすごく気の抜けた顔になってしまうだろう。
そしてそのあとに
「よかったぁ・・・・・」
そう心の底から安堵する。
「お、おお!ぜひともずばずば言ってくれでござる。
ひぐれ殿にもめちゃくちゃ言われる予定でござるから!
だけど、なるべく言わせないようにするでござるよ!」
『異能殺し』あの大男殿のことを思い出す。
嘘をつかれて悲しかった。辛かっただけど、それでも人を信じよう。そう思った。
だから彼ともう一度会ったら今度は拳で語りあうことになろうとも話し合おう。
少しだけ真面目な顔になって。
「わ、分かったでござる」
そう動揺を隠しながらも言う。
■伊都波 凛霞 >
「全然よくないよ。
匿名で通報なんて悪ふざけせず、
君が風紀委員としてしっかり事後処理も含めて検挙の仕事をこなしてれば、
学生街の警備は手薄にならずに済んだんだよ?
何も起こらなかったのはたまたま、結果論でしかないんだからね?」
安堵する様子に、再び厳しい視線を向ける
「このことについては私からしっかりと報告を上げさせてもらうので、
後で本庁でちゃんと始末書を書いて提出するように」
真面目というか、容赦のない先輩だった
「それと──」
立ち上がりながら、視線を童男のカバンへと向ける
「自分の持っている能力の開示は、それなりにしておいたほうがいいんじゃないかな。
余計に不信感を招くだけ、だと思うよ。──それじゃ」
それだけを言い残し、二人分の珈琲代を払って少女…凛霞は喫茶店を先に出ていった
■持流 童男 > 「ぬおおおお!?マジでござるか。
いや本当にありがたいでござるな。
しかし後で、本庁ででござるか・・!」
そう感謝をしながらも。
ぬおおとしつつも先に出ていった凛霞殿を見送りつつも
カバンから声が聞こえる
<ふぅーーあの子私たちの存在に気づいてるんじゃないかね>
「まぁでござろうな。」
<やれやれ本当に君は隠すのが上手いが下手だねぇ>
「とりあえず、能力の開示・・やっとくでござるか」
<ま、それが懸命だネ>
そう言いながらも喫茶店から出ていこう
ご案内:「歓楽街」から持流 童男さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」から伊都波 凛霞さんが去りました。