2020/12/05 のログ
ご案内:「歓楽街」に葉山翔一さんが現れました。
■葉山翔一 > 昼間の歓楽街の一角で壁に背を預けて行き交う人波を眺める。
二級学生から正規の学生になりはしたが歓楽街に足を運ぶ頻度は減るどころか増え気味。
その理由が自分が行う商売の繁盛が原因なので悪くはないのだが…。
「今日は休みだよ。何も売ってないって。また今度にしてくれ」
そうすれば今度は仕事外でも商売客に声を掛けられる事も増えてしまい。
今も今日は安いだと顔見知りの二級生徒に軽く声をかけて追い払い。
何かを考えるように人並みを眺めて。
■葉山翔一 > 「普通、こういうのは見てわかるわけないだろっての…」
行き交う人々の顔に時折に見知った顔を見かけはするが声をかけず。
そもそもにこんな中で人一人を探すのは無理だろうというため息。
「しっかし…あいつも馬鹿だよな」
人波を眺めつつ思い出すのは一人の同業者の顔。
なんでも高い商品を売ろうとして持ち逃げをされたという笑い話を聞き、どういう訳かその相手探しの手伝いをすることになるが…。
そもそもに特徴しか知らない相手を探せる訳がない。
そんな手伝いを引きうけた自分も馬鹿だと思いながらも聞いた特徴を探して。
■葉山翔一 > 「ん……?まさかな」
いい加減に飽きてきた頃、聞いた特徴と似た人影を見た気がした。
まさかとは思いつつ本当にそうかもしれないかと思えば壁から背を離して追いかける事に…。
ご案内:「歓楽街」から葉山翔一さんが去りました。