2020/12/08 のログ
照月奏詩 > 「ああ、あの店も日雇いだったのか……それなら俺こそそっちでもよかったな。ここよりバイト代よさそうだし」

 怪しいと言っていたのはどこへやら。肩をすくめそんなことをのたまっていた。
 まぁもしホントに危険だったとしてもなんとんでもなるという自信故だが。

「別に謝る事じゃないって……ん、駅か。俺もその方が近いんだが使ったことなかったな」

 もったいないしと言って電車の方を見ていた。

「ここから堅磐寮まで歩くと遠いんだよなぁ……ホント自転車とかバイクとか買おうかな。移動面倒すぎるし」

 いつまでも歩きってのもなぁとボヤく。
 流石にこの状態で空を飛んでいくわけにもいかないし。なにより甲高い金属音が鳴り響くので迷惑と言うレベルを超えて風紀委員がすっ飛んできて空中戦勃発である。

「と、悪いな。引き留めた、気を付けて帰れよ」

 まさか目的地が同じとは思わず見送る形となっていた。

樋浦 來未 > 「大体月に5,6回出たらそこそこ稼げるよ。でも私でバイトは一杯だから」

もう無理かなと残念と笑って告げて。
でも危険があればと彼との話で少しは考えるようになり。

「これでも女の子だから歩いて帰るはしないよ」

お金がかかるけど安全第一と告げ、電車も悪くないと笑って。

「堅磐寮なんだ。だったら……近いうちに会うかもね。
バイクは兎も角自転車は安く買えるよ?」

堅磐寮と聞くとおや?という顔になり。
歩くのはつらくないと呆れてしまう。
自分も異能を使えば電車も必要ないが確実に未確認生物扱いされるので大人しく電車で合って。

「そんなことないよ。買ってくれてありがとう。大事にするから」

そうして彼に手を振れば駅の方へと歩いて行って…。

照月奏詩 >  
「そりゃ大事だな」

 歩いて帰るはしないという発言に少し笑って答えたが。
 その後の発言にん? と首を傾げた。

「……お前の家も近いのか。まぁそうだな。それならその内会えるかもな。後自転車は買うことにする。ここまでくるの流石に面倒だ」

 安いって事だしなと笑って答えた。

「ああ、しっかり可愛がってやってくれ。くれぐれも起こさないでやってくれな? なんてな」
 
 眠そうな鶏だからそんな冗談を言う。
 そして彼女が歩き始めれば手を振って見送るのであった。
 彼女が見え吐くなれば自分も寮に向かって歩き始める事だろう。

ご案内:「歓楽街」から樋浦 來未さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」から照月奏詩さんが去りました。