2020/12/13 のログ
ご案内:「歓楽街」に葉山翔一さんが現れました。
葉山翔一 > 休みの日は外へと出るのは日が暮れ始めた頃から。
そんな時間に歓楽街に繰り出せば人も多く商売にはうってつけだろうが今日はそうではなく目的のない散歩。
怪しい店や顔馴染みの露店などを覗いては何も買わずに立ち去り。

「最近はスラムが物騒って聞くけどこの辺りは大丈夫だよな」

通りをぶらつき、風紀の腕章をつけた者を見ればふとスラムでの噂をもいだしてしまい。
あちらでは随分と盛大に取り締まりがあると聞くだけに、脛に傷のある身としてはそこが気になり。
何事もないことを祈りつつ散歩を続ける。

ご案内:「歓楽街」に劉 月玲さんが現れました。
劉 月玲 > さて、食事も終えた。
今日のごはんはあまりよろしくなかったが、やはりこんなところだから仕方ないだろうか。
やはり健康体が一番ではある――と思いながら寮への道を歩いていれば。

(あ、しょーいちだ)

背中越しに見えた知り合いの顔が見えので、とっとっと、と追いかけて

「ドーン!」

その背中にタックルをかまそうとする。

葉山翔一 > 気にはなる事は多いが大丈夫だろうと、気にしては仕方ないと散歩を続け。
また一軒の商店を覗けばふとクリスマスの商品が目に付きそんな時期かと遠い目をし。
そんな感じで隙だらけでいれば後ろから聞こえた声と直後の軽い衝撃に倒れそうになり。

「危ないだろ。誰だって……シャオリンか。
なんか久しぶりだな」

どうにか倒れずに誰だと振り返れば見知った顔。
不機嫌そうだった顔に笑みを浮かべ、手を伸ばして頭を撫でようとしつつに挨拶をする。

劉 月玲 > 頭を撫でられれば特に嫌がることはなく、むしろふふん、と上機嫌。

「そーお?
別にそんなに―……そうかも?」

いつの間にか寒くなってた、ということを考えれば、そういえば久しぶりかも?と首を傾げる。

「で、しょーいちはどしたの、こんなところで」

葉山翔一 > 撫でる高さも丁度良く、何より撫でれば機嫌がよくなる姿は見ていてかわいい。
小動物を愛でるようにしばし撫でては手を離し。

「……せめて季節感は持てな?時間の感じ方はそれぞれなんだが…」

そう言えば時間の感じ方が違ったなと思い出し。
それはそれとして季節だけはと首を傾げる姿に告げて。

「どうしたって散歩してるんだが。
俺んちはこの辺だって教えてなかったか?」

てっきりと寝床を教えていると考え、近場の散歩だと答えて。

劉 月玲 > 「んっ、次に会うときは暖かい服装しとくー。
どっかにカーディガンあったと思うし」

多分。
入学した時に一括で夏冬は揃えているはず。

「あれ、この辺だっけ?
……この辺あんまり治安良くないよ?」

ぽぇ、と言いながら周りを見てみる。
いや、自分もそんな場所に出向いてはいるが。

葉山翔一 > 「その頃には春になってそうだな…。
一着買ってやろか?」

何故か暖かい服装になる頃には冬が終わっていそうな気がし。
カーディガン程度ならそこまで高くもないだろとそんな提案。

「言ってなかったか?
俺は元二級生徒だろ。だからな…学生通りに部屋を借りる余裕はないんだよ」

それに商品の仕入れも楽だしなと笑い。
確かに治安は良いとは言えないが住めば都だと。

劉 月玲 > 「一着?いまから?」

特段、別に困ってはいない。
熱いのは苦手だが寒いのはまぁ、なぜかなんとでもなる。
――見てる方は寒いかもしれないが。ミニスカに半袖だ。

「あー、言ってたかも。
ふぅーん、こんなとこに住んでるんだねー……。
……女の子買い放題だから便利って理由もあったり?」

にひひー、と笑いながら親指と人差し指でわっかをつくり、もう片手の人差し指を出し入れ。

葉山翔一 > 「見てて寒そうだし、何より目立つぞ?」

きっと寒いと思ってはいないだろうがミニスカに半袖と言う服装はこの時期には目立つ。
変なのに絡まれても困るだろう?と知り合い限定の親切心で。

「興味があるなら今度連れてってやるぞ?
流石にこの辺じゃ買わないっての、寝床にまで乗り込んでこられたら面倒だ。
それに買うならお前を誘うって」

見せられる仕草に溜息とともに頭に軽くチョップをして。

劉 月玲 > 「うーん、目立つのは嫌かも……」

そりゃ目立つ。
さっきからそういえば、見られてる気もする。

「あいたっ。
ぷぇー、私は誘われても、のらないもーん。
そんなこというやつには服奢ってもらうし―」

上機嫌だったのが、一瞬で不機嫌に転落。
それでも彼の腕をとり、ぐいぐいひっぱってどこかへ行こうとする。
服売ってる場所なんて知らないけど。

葉山翔一 > 「そういうと何だけどな…無茶苦茶目立ってるぞ」

目立って手を出してこないのは現状は自分がいるから。
居なければその辺の路地に連れ込まれているんじゃないかと考え。

「買うとか言うからだろうが……。
乗らないのは判ってるってーの。
服ぐらいなら普通に奢ってやるからな怒るな」

不機嫌になれば機嫌を直せと頭を撫で。
腕をとり引っ張られると逆らわずに引かれていくが。

「カーディガンを買うならあっちの露店が安いぞ。
洋服なら…そこの店だな」

多分服屋行だろうと考え、それなりに知っている店を勧めたりとして。

劉 月玲 > 「ふーんだ。
そこは否定しつつも軽く流すのが紳士だもの。
頭を撫でれば機嫌が良くなると思ってるのならさらに減点!」

掴んだ腕を離し、撫でる手からぴゃっと逃げる。
そしてパタパタと露天に走り出す。
だいぶ判定の厳しい乙女(子供)

先に、露天に行ってカーディガンを見ているようだ。

葉山翔一 > 「そういうのを俺に期待するなよな。
いや…本気で直ると思ってた」

女性の心は判んねと肩を落とし。
腕を離して逃げていく姿を早足で追いかける。
さっき告げた通りに目立つので変なのに目を付けられ路地裏にお持ち帰りされても事だと。

そうやって追いかければ教えた露店の前で姿を見つけ。
後ろから覗き込んでは、良いのがあったか?と問いかける。

劉 月玲 > 「んー……」

じーっとカーディガンを見ている。
いくつかの色をじーっとみつつ、悩み悩み。

「……これって新古品かな?
それとも、誰かの中古かな?」

まぁ、買ったらクリーニングに出せばいいだけなのだが。
そんなことをいいつつ自分の体に当てて大きさを測っている。

葉山翔一 > 「ここのか?商店街で売れなかったのが流れてきたのが殆どだな。
確か……ここからこっちが型落ち、そっちが新古品だ。
古着はここには置いてないって」

そうだよな?と少女の問いかけに店主を問い詰めるように見つめ。
それで間違ってないと肩を竦める自分よりも少し年上の店主の答えを少女に告げて。

「ま、ここは変な品を掴まさない良心的は店だよ」

身体にカーディガンを当てて大きさを見ている少女の邪魔にならないように告げて。

劉 月玲 > 「ふーん、こんなところのだから怪しい商品ばっかりとおもったけど。
普通のもあるんだねー」

彼と店主のやり取りをみて、そんな感想。
店主には申し訳ないが、だって露店に信頼はおけないというか。

「ねーねー、これとこっち、どっちが似合う?」

ベージュのカーディガンと黒のカーディガンをもって聞いてみる。

葉山翔一 > 「まだ通りに面してる店は信用できるな。
路地裏に行くことはないと思うが…あっちはやめとけよ」

この辺は大丈夫だと誤解を解きつつ路地裏はやめておけとの忠告。
知り合いが商品にされるのは流石に見たくないと。

「そうだな……シャオリンにならベージュだな。
黒は何か違う気がするな」

見せられた二つのカーディガンと少女に何度も視線を向け。
少し考えてこちらだとベージュのほうを指をさして。

劉 月玲 > 「路地裏は行かないかもー。
あそこの人たち、あんまり美味しくなかったし」

血がねー、薬臭いんだよねー。と。
ちょっと彼の言ってる事とは的外れな回答しつつ。

「ふーん、ベージュかぁ……。
こっちの方が可愛い?」

ベージュ色のカーディガンを体に当てて、再度尋ねてみる。

葉山翔一 > 「もう行った後か…ってよりによってそれか」

的外れな答えは返ってきたが既に行った後かと。
そうして無事でよかったと大きな息を吐いて。

「俺はそっちの方が可愛いと思うな。
黒はこう…なんか重いって感じがするんだよな」

重ねられて見るとやはり黒より良く見え。
小柄な少女には黒よりもそっちだと言い切る。

劉 月玲 > 「しょーいちも、薬はやんないほうが良いよ。
クスリなんてやったら絶交だからね?」

えんがちょ!
といいつつも、笑顔になってベージュのカーディガンを購入。
ちゃんと自分の懐から財布を出してお代金を払う。

葉山翔一 > 「酒は飲んでも薬に手を出す気はサラサラないって。
ただ痛み止めだけは勘弁な?」

ヤバい薬はお断りだと首を振って見せ。
財布を取り出す様子におや?と。

「自分で買うのか?」

支払うつもりだっただけに自分で購入する光景に良いのかと。

劉 月玲 > 「痛み止めはしょーがないね。
痛いものは仕方ないもの」

うんうん。
自分も子供の頃にはよく使われた。
今も子供とは言わない。

「ん、可愛いって言ってくれたから。
奢りは勘弁してあげようかなーって」

お金を払い終わると、その場ですぽっとカーディガンをかぶる。
ちょっと大きめのサイズ。
袖からちょこんと指が見えるサイズ。

「ほら、ね。どうどう?」

さぁ再度もう一度ワンモアプリーズ、といった具合にその場でくるくるまわる。

葉山翔一 > 「どうにも寒くなると痛むんだよな」

寒いのは苦手だと小さくぼやき。
痛み止めを多めに見てくれて助かると。

「カーディガンぐらいなら気にしなくてよかったんだぞ」

お金を払い終え目のまえでカーディガンをかぶるのを眺め。
サイズは合わせていたが大きめを選んだのか指先が袖からちょこっと見える。

「ただ合わせるよりこうして着てみた方がいいな。
可愛いぞ。冗談もお世辞も抜きでよく似合ってる」

その場で回れば着た姿を確認でき、よく似合ってると告げては小さく拍手をする。

劉 月玲 > ふふん、とまた上機嫌。
あがったりさがったりと急斜面のエスカレーター。

「んふー、ありがと。
それじゃ、私は今日はもうかえろっかなー。
送ってくれてもいいよ?」

はしっと腕にくっついてお家(寮)まで送るよう催促。
可愛い子と並んで歩ける上におしゃべりも出来る。
良いサービスだろう、といいたげ。

葉山翔一 > 「いや、俺も楽しかったよ。
ここで一人で帰れとは言わないって。
それじゃいくか」

腕にくっつかれての催促に送ってくと笑って。
もうしばらく面白く楽しい時間が続くなら悪くないと。
そうして少女と話をしながら寮まで送っていくことに。

ご案内:「歓楽街」から劉 月玲さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」から葉山翔一さんが去りました。