2021/11/30 のログ
ご案内:「歓楽街」に矢那瀬陽介さんが現れました。
矢那瀬陽介 > 鮮やかなクリスマスイルミネーションに包まれた街並み。
クリスマスなら何時もの事。どこにでもある光景。
…――でも。肌刺さる透徹とした冬夜の大気を輝かせるは夜空より美しい。
どこに行くでもなく踏み込んだ少年は、夜となって人気賑わう歓楽街の街並みに好奇の眼眸を転々とさせて歩いていた。

「もうすぐクリスマスか」

呟く声は周りの雑踏に掻き消される。移ろう眼眸に映る物々は自分の手では届かぬもの。
なれど至極幸福そうに歩んでいく。

「お。クリスマスケーキもう販売してるんだ」

矢那瀬陽介 > 一通りウィンドウショッピングを楽しんだ後その姿は歓楽街から消えていった。
ご案内:「歓楽街」から矢那瀬陽介さんが去りました。