2020/06/09 のログ
■東郷月新 > あぁ、なんと甘い事だ。
この落第街で少女一人守ろうとする気高さ。
己の身を犠牲にしてでも無力なものを守ろうとする尊さ。
だからこそ――
「――そういうものこそを斬りたいのですよ、小生はぁ!」
思い切り、今度こそ捕らえて袈裟懸けに斬り裂く。
美しく気高い背中を、武骨な刃で汚すように。
■イクス > (袈裟懸けに背を斬られる。背中を深々と斬られ、鮮血が相手を、相手の刀を濡らしていく…。だが、致命的だと分かる傷を負っても踏みとどまっており。)
んの…野郎ォ…っ…!!
(苦しみに耐えているのか、歯を食い縛りながら貴方の方に鋭い目付きで睨みながら視線を向け。)
■東郷月新 > 「――バケモノらしい耐久力ですなぁ」
肉を裂く感触と血の香りに満足しながら相手を見つめる。
いやはや、慣れてないとの事だが、なるほど。
久しぶりの『上物』と出会って興奮したのか、ちろりと舌なめずりするように舌を鳴らし、懐紙で血をふき取り。
■イクス > …それが…この体の良いところの…1つ、でね…ェ…
(苦しみながらも少女を抱え直し、苦しみに耐える険しい表情を浮かべつつ荒い呼吸をしながら貴方の方へ向き…)
悪いが…今日は真剣勝負…出来ないみたいだ…な……。また今度…見掛けたら…、喰いにいく…よッ……
(負け惜しみだが、本心は少女を人質に取られては圧倒的に不利と悟っており、その為に逃げ出そうとしている。負けは悔しいが、それでも逃げてこそ達成される目標がある。その為に……闇へ干渉し、闇と闇同士を繋ぐドコでもドアの様なポータルを生成。その中に沈む様にして入って行く…)
■東郷月新 > 「――逃げを打たれるとどうしようもありませんなぁ」
なにせ剣で斬る以外何も出来ないのが東郷だ。
人斬りに出来るのは斬る事だけ。
残念そうに消えていく女性を見つめながら
「まぁ――今度会った時は、存分に『楽しませて』もらいますかな」
二刀を鞘へとおさめると、ゆっくりその場を離れる。
流石にそろそろ風紀に気づかれるだろう。面倒ごとはごめんだ。
ご案内:「落第街大通り」からイクスさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」から東郷月新さんが去りました。