2020/07/12 のログ
ご案内:「落第街大通り」に葉山翔一さんが現れました。
葉山翔一 > 「確かこの辺りだったか……?」

最近はあまり近寄らないようにしている落第街の大通りで店を探して歩く。
その探している店が少々特殊で銃器を扱う店を探しているだけに人に聞けない事態。
なので以前に聞いたことを思い出しながらに歩くので中々に見つかるはずもなく…。

「何処当たりだったか…」

何軒か店はあるが迂闊に覗く訳にもいかず、困ったという顔で店先を眺めて歩く。

葉山翔一 > 落第街は庭ではあるがこの辺りはあまり来ない事もあり知り合いもいない。
かと言い迂闊な相手に聞けばぼられるか下手をすれば風紀という落ちもある。
なので誰にも聞けないまま歩き…。

「本気で困った……」

思い切って一軒ずつ覗きやばそうなら逃げるか、そんな事を考えて歩く。

ご案内:「落第街大通り」に一樺 千夏さんが現れました。
一樺 千夏 > 財布を片手に、ひーふーみーよー。
数の割には薄いので期待はできない。

「よぉし、こいつをタネ銭にして……今度こそクルわよね、ケンタウ■スホイミ!」

絶対にこないと思う大穴の名前を呟きつつも周囲に人影を察知。
あら誰かしらんと見下ろせば。

「あら、大将。どしたのまた下見?」

葉山翔一 > 何時までもウロウロとしていれば慣れた場所でも襲われる。
一人二人ならまだしも3人になれば逃げの一手。
一度場所を調べに引き上げるかという時、突然の声に反射的に腰の後ろに手を回し。

「誰かと思ったら一樺か。いや、今日は買い物だよ」

声の主が知った顔で安堵の息を吐いて手を戻、下見ではなく買い物だと告げて。

一樺 千夏 > 「あら、仕入れ?
 大変よねぇ、商売って」

財布から中身だけ抜いた後に、目立つところに置いておこう。
きっと誰かが使ってくれる。

「前に商売やってみようかなーって流行りそうなモノに手を出したら、全滅でさー。
 いやーあの時は困ったわー」

博打打ちの先物取引。
ある意味で当然の帰結。

「そんで、今日は何を買うのよ。
 懐もちょっと潤ってるから荷物持ちくらいはするわよ?」

葉山翔一 > 「仕入れじゃなくて自分で使うものだよ。
仕入れなら歓楽街のゲーセンが今の仕入れ先だな」

あそこのぬいぐるみはよく売れると売れ筋をさらりと説明。
この程度なら教えても問題はないと考えていて。

「一体何に手を出したんだ?は槍層は結構難しいんだぞ?」

一体何に手を出したのかという問いかけ。
もしわかるなら何が悪かったのかを教えておこうという親切。

「今日は銃だよ。そろそろコピーじゃなくて純正品を持とうと思ってね。
俺は弱いから護身用は必要だろ?」

一樺 千夏 > 「なるほど、ゲーセンのプライスか……。
 客層って学生よねぇ、よく考えたら。
 あっはっはっ そりゃ売れないわよねぇ『簡単組み立て簡易拳銃キット~これで貴方もジャッキーへ~』とか」

ニッチに過ぎる狙い。
少しは売れたらしい。少しは。

「純正品の銃なら、こんな所より別の場所じゃない?
 後は風紀を襲って奪い取るとか」

葉山翔一 > 「景品で可愛いのって多いだろ?あれを狙うんだよ。
後は御菓子とかも売れ筋だな。
いや……それならデリンジャーでも売る方がいいな」

よりによってアレかと呆れてしまい。
あれが売っているのは知っているが普通にコピー品を売っていたのでスルーしていた奴。

「普通に銃火器が商店街には売ってないだろ?
ならこっちじゃないかとね。今のもこっちで買ったもんだし。
俺が風紀に勝てる訳ないだろ」

無理言うなと肩をすくめて。

一樺 千夏 > 「なるほど……それなら、緑色のなんかPINYAPINYA鳴いてるようなやつならいけるかしら。
 実際に玩具よ。強度が足りないわ。
 映画のワンシーンの再現用らしいから」

知らない? バラバラの銃を先に早組した方が撃つやつ とその映画のタイトルを言ってみたり。

「まぁ、普通にはあんまり撃ってなさそうよね。法律がどうたらとかで。
 奇襲からの一撃必殺なら、まだ目があるんじゃない?
 ヨーイドンで勝てるやつは、そもそも銃を奪う為に狙わないし」

葉山翔一 > 「それなら売れると思うな。いくつか実際に売れたし。
それは銃としてどうなんだ……?
それは流石に売れないと思うな」

銃を買うのは大体は荒事用。
そう言う使い方で買う奴はいないだろうと呆れ、タイトルを聞くと納得し。

「撃つのは本当にやばい時だけなんだよ。
正面からやり合うのはさっぱりだから一樺の言うとおりに奇襲でになるか。
解ってるなら言うなよ……」

一樺 千夏 > 「まぁ、パチンコの景品でもあったら狙ってみようかしらねー。
 どのみち全部をスッてオケラになってそうだけど」

ケラケラと笑いながら、煙草に火をつけて。
すぱぁ と 一服。

「銃は弾も必要だしね。
 ……奇襲してもちゃんと当てられる?
 アタシみたいな荒事専門が言うのもなんだけど、アレはアレで訓練が必要なやつだし。
 なんなら、アタシが格闘技でも教えちゃう?」

葉山翔一 > 「パチンコは元を取れないと思うぞ?精々1000円まででしか売れないしな。
それじゃ意味ないだろ……」

元でもないじゃないかとあきれ果て。
それでどうやって稼ぐというか…商才がないだろうと。

「弾がないとただの鈍器になるな。
そこは大丈夫だ、当たる距離で撃てばいいんだし。
余裕がある時は缶で的撃ちをやってるがそこそこなんだぞ?
格闘技か……覚える前に折れそうなんだが?」

もしくは握りつぶさないかと右腕を見て。

一樺 千夏 > 「ガーっと稼いでパーッと使う。
 どうせいつ死ぬかわかんない仕事だったしー?」

溜め込むだけ無駄だし、敵は増えるし と笑って愚痴って。
煙草を右手で握りつぶしてから。

「あら、堅実な腕前だったのね。
 最悪逃げる意外に窮鼠もできそう、ますますいい感じだわ」

うんうんと頷いていたけれど。

「あら、失礼ね。
 一樺流格闘術はちゃんとした技術よ?
 殺す為の技術だから、普段は使ってないだけだし」

葉山翔一 > 「いや、それも悪くはないと思うぞ。
俺は貯めておかないと不安なんだよ」

何時必要になるか判らず、二級生徒なので医者も正規にかかりにくい。
なので先立つものは少しでも多くが良いと。

「当たらない玩具に高い金は使えないって。
メインは逃げだよ、どうしてもやばい時は使うって感じだ」

下手に派手な抵抗で目を付けられたくはないと。
そうなると商売どころか学園周辺にも近づけ無くなると。

「格闘術って……一樺の所はそう言うのやってたのか。
…護身術で殺す技教えていいのか?」

一樺 千夏 > 「将来設計もちゃんとありそう……。
 組むにはほんと最適な相手かもしれないわ、この子」

ちょっとだけ目が真剣になりました。

「育ての親が、そういうのやっててねー。
 その都合で修めたってやつ?
 使わなきゃ殺されるんでしょ? 何か躊躇する理由があるかしら?」

心底不思議そうな顔をしている。

葉山翔一 > 「当たり前だろ。先を考えておかないと後で泣きを見るからな。
寧ろだ……何にも考えてないのか?」

いずれは二級生徒を抜け出し正規の生徒になり。
そしてこの辺りの暮らしから抜け出そうという計画があったりして。

「なるほどな、それでも修めたのは凄いと思うよ。
言いたいことは判るんだが……別に殺さなくてもいいだろ?
風紀や公安に目をつけられたら終わりだしな」

何で不思議そうなんだと呆れた視線で返して。

一樺 千夏 > 「仕事に関しちゃ別よ?
 色々と想定しておかないと失敗しちゃうから。
 でもプライベートだと……スリルって大事だと思うのよね。
 やりたいようにやって、満足できないって死ぬ。
 野良犬ってそんなもんでしょ?」

それとも、そんな生き方を変えてくれるの? と笑う。
煙草を取り出せば、またライターで火をつけて。

「生かしておく方が面倒だからよ。
 復讐だの嫌がらせだの受けるくらいなら、何もできなくする方が楽でしょ?
 死人は復讐ってあんまりしてこないし」

葉山翔一 > 「闘技場のを知ってるからな……本当かって疑うって。
プライベートこそ想定していかないと大変じゃないか?
それも少しは理解はできるんだけどな。
野良犬ってよりは闘犬だろ?」

俺にそんな事が出来るか?と聞き返すよに笑い。
そう言えばと…懐から煙草を一箱取り出してパス。

「理解できるけど物騒だな……いや、よくわかるけど…。
俺は二級生徒から抜ける夢がるからな。殺しはご法度なんだよ」

一樺 千夏 > 「闘技場って遊びよ?
 仕事だったら、奇襲で掴んで焼いて潰すわよ。
 あんなに派手にはあんまりしないわ」

銃より静かに……ね? と言ったあたりで煙草を受け取る。
闘犬に関しては一切の否定をしないけど。

「そういうのがあるなら、先に言ってよね。
 逃げる為の体捌きとか色々あるんだし。
 基本は走り込みからだけど……っと。

 ここで煙草をくれるとか、何かのお仕事?」

葉山翔一 > 「いや、チャンピオンは大まじめだったと思うぞ?
そこでさらっと怖いこと言うなよ…それじゃ試合にならないだろ。
派手にしないと客は喜ばないし…それはな」

投げた煙草を受け取った姿に笑い。
あの闘技場の一件を知る身には野良犬は無理だろうと。

「だから今言っただろ?
そう言うのがあるなら教わりたいな。
走り込みはあんまりしないな…荷物を運ぶから力には自信はあるんだけどな。

いやな、一樺がいてくれれば襲われる心配がないからね。
護衛料だと思ってくれていいよ」

つまりは戻るまで護衛を頼むという事で。

一樺 千夏 > 「遊びだから、見栄えも気にして派手にやって痛がってもみせるし相手に見せ場だってあげちゃうのよ。
 ショーってやつ?」

嬉しそうに新しい煙草をポケットにIN。
これで一日はいけそうだ。

「走れる距離が長けりゃ、それだけ有利になれるのよ。
 異能や魔術に頼ってるやつは、すーぐ息が上がって思考が鈍るから。
 得意でしょ、頭使うの。
 一樺流格闘術に限らないけど、つまるところはどうやって自分の有利を相手に押し付けるかってものだから」

説明しながら、周囲をぐるーっと一瞥。
不審な影 及び 高い熱源は無し。
当面は安全かしら。

「おっけー 請け負ったわ。
 そういやぁ、なんか最近 きな臭い感じがしてるから そっちで商機があるかもしんないわよ」

葉山翔一 > 「なるほどな……つまりは元チャンピオン程度ならそれをする余裕があるって訳か。
一体どれだけ強いんだ…?」

見栄えも派手さ、痛がるまでする余裕があるという言葉。
もし本気ならば一瞬で終わっていたのかと思えば笑えず。

「まあ……そうだよな。走れるほど逃げれる訳だし。
俺は異能もちとは何度かやったけど魔術はまだ居なくてね。
まあ、人並みには使える程度だぞ?
なるほどな……使えない事にはどうにも頭が回ってないな。言われてみればそうだ」

何事も使う奴次第だよなとその言葉に頷き。
頼めばこうして直ぐに仕事に取り掛かってくれる姿は雇う側には信頼できる姿。

「よろしく頼むよ。
そうなんだよな……昔馴染から武器が欲しいって話も多いんだ。
儲かるんだが今の状況じゃ売りたくなくてな……」

本当に困ると肩をすくめて。

一樺 千夏 > 「そうね、今くらいの距離なら……」

強化反射神経をONにする。
世界が間延びして全てを遅く感じる。
まるで水の中にいるみたい。
そして、一瞬で葉山との間合いを詰めて、頬を左手の指先でなぞっていく。

「一秒あれば、悪戯するか銃を抜く前に仕留められる程度には強いわよ?」

OFF
普通の時間感覚に戻る。

「じゃあ、さっそく明日から訓練しましょっか。
 時間がもったいないから、今日はそっちに泊まっちゃっていい?
 宿泊料が必要なら払うからさー。おさわりまでなら眠った振りで見なかった事にしてもいいわよ?」

笑いながらシナをつくる。

「それなら、シェルターでも用意して安全でも売ってみる?
 送迎サービスって問題は残っちゃうけど」

葉山翔一 > 今ぐらいの距離、何をするのかと思えば次の瞬間には目の前。
頬をなぞられている事にマジかと表情が引きつり。

「降参だ降参。お前とやり合う気はないが、今ので完全になくなった」

頬を潰すなよと一言告げて両手を軽く上げて降参の意思。
思っていた以上にやばい奴だと再認識した瞬間で。

「明日からか?調子商売も減らすつもりだったからいいぞ。
って、泊まる気か?俺は男だぞ。
別にこっちが習うんだ、宿代なんて取らないって……けどな、そう言う事を言うのはよせ」

俺だって男だぞとシナを作る相手に告げて。

「流石にそこまで資金はねーって。
それにだ……そこまでやばいなら安全になるまで一樺を雇って引きこもるって」

流石にそのレベルでやばいなら他人を気にかける余裕はないと。

一樺 千夏 > 「これでも、全身改造済みのサムライよ。
 無改造のやつに負ける気なんてさらさらないわ」

名残惜し気に左手を離して、サービスの投げキッス。ウィンク付き。

「走り込みは嘘つかない。早い方が後々に楽なのよ。
 それで寝る場所はソファーがあれば、アタシは気にしないわよ。
 襲ってもいいけどその前にはちゃんとムード作ってねー?ルパンダイブは反射で手がでちゃうかもしんないから」

クスクスと笑っているので冗談だと言いたげではあるけれど。

「やった上客ゲット。
 そうと決まったら、まずは銃を新調しましょ」

葉山翔一 > 「そうなのか?腕だけじゃなかったか……。
いや、そうだろうけどな」

こいつに喧嘩を売る奴は災難だ。それはハッキリと判り。
左手が離れると覚えるのは暗ぢ、投げキッスに喜ぶ余裕はなく…。

「体力はあって損はないからな、よろしく頼むよ。
ソファならデカいのがあるから自由に使ってくれていい。
そこで襲うような馬鹿はしないって、朝になって死んでたくないしな」

冗談でもやめてくれと首を振り、そんな不義理はしないと。

「俺としても安心できる奴を雇えて大助かりだ。
で……そう言うの扱ってる店を知らないか?」

一樺 千夏 > 「眼もいいのよー? その気になったらスロットを全部目押しできる程度には」

ホントは銃弾が見えるけど。
暗視も眩しいのも熱視覚もあるけど。

「あら残念。
 まー節操がないよりよっぽどいいわよね」

うんうんと頷いてから、首をちょっと傾げて。

「アタシ自身は使わないからなぁ……
 ちゃんとした許可証が出るなら、オブシダンってガンショップがケアまでちゃんとしてくれるって聞いたことはあるけど。
 たしか、歓楽街の方だったような」

葉山翔一 > 「……それで何で負けるんだ?大儲けできるだろ?」

その言葉に何でパチンコで負けるのだと呆れ目。
最初からスロットで大儲けできるのになぜしないと。

「揶揄うなよ。本気にするぞ?」

勢いで食った事もあるので強くは言えないが揶揄うなと口にし。
確かにスタイルは良いよな、俺よりデカいけどと上から下まで見て。

「必要ないよな、あの動きなら……。
許可証……あったら苦労しないって……兎も角一度案内頼めるか?
頼んで一丁ぐらい売って貰えたら御の字だよな」

剃れ長いのでここで探していて、案内はとりあえず頼んでいく。

一樺 千夏 > 「確実に勝てる勝負って楽しくないじゃない?
 勝つか負けるかって瀬戸際がいっちばん楽しくない?」

つまり根っこがスリルジャンキー。
だから大穴狙いなんてよくやるからすぐに負けるのだ。
ダメな大人の見本であった。

「後悔しないなら、ちゃんと口説いてね?」

でも大人ではあるので、余裕をもって対応したりもする。
その大きな胸を誇らしげに張って。

「ちゃんとしたお店だから、その辺は厳しいと思うわよー?
 案内はするけど」

足は歓楽街の方へ。
まっすぐ進みながらも、屋台とかあったらフラフラと寄って行ったりするかもしれない。

葉山翔一 > 「金が欲しいならそこは妥協するしかないって。
言いたいことは判るんだけどな」

言いたいことは凄く判ると頷き。
しかし出来るだけ先を考える身としては少しでも貯めておきたいだけにスリルに身を任せる事が出来ず。
そう思えばしっかりしているとも言えなくはない。

「そう言うのは苦手なんだよね」

口説けと言われても困ると頭を掻き。
経験はそれなりにあるが、その多くは代金代わりなど何かしらの交渉の末。
口説いてヤったことなどよく考えれば全くなく。

「手に入らない前提だよ。場所を知っとけば許可書が手に入れば買えるだろ?」

何事も知っとくのは大事だと先を見た言葉。
そして歓楽街の方へと共に向かい、屋台などに寄っていけば少々なら奢ったかもしれず。

一樺 千夏 > 「熱くなると突っ込んじゃうのよねー。
 美味しい公園の水はわかるようになったわ」

公園の水 飲み比べ。
自慢はできない。

「だったらアタシで練習してもいいわよ。
 浮気がどうのと気にしるような性格してないしね」

言いながら、左手で馴れ馴れしく頭を抱え込もうとして。

「そういう事なら、こっちよこっちー」

と屋台で買い食いなどをしながら目的地へ向かう。

葉山翔一 > 「……毎日でなければ飯ぐらい食わせてやろうか?
流石にそれはないと思うぞ」

あまりな生活についそんな事を言ってしまい。
勿論いる時限定で酒はないと色々と条件は付くのだが。

「いや、練習ってな……それはそれでいいのか?
まあ……手は出すだろうしな」

実際にヤっているだけに反論は出来ず。
不意打ちに頭を抱え込まれて慌てるしかできず。

「そっちだなって……ちょっと待てって」

そして屋台で少々の出費を行いながら目的地へと案内されていき…。

ご案内:「落第街大通り」から一樺 千夏さんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」から葉山翔一さんが去りました。