2020/08/07 のログ
ご案内:「落第街 地下闘技場」に刀々斬 鈴音さんが現れました。
■刀々斬 鈴音 > 控室、いや控室なんて言うほどのものではない。
ベンチが置いてあるだけの場所。
『ご機嫌だな…。』
「そう?」
血の付いた3つの腕輪を指に引っ掛けてくるくると回す。
『いいのか、止められていただろう?』
「いいんじゃない?逃げたのは向こうでしょう?きっと鈴音を褒めてくれるよ。」
きっとあの人は褒めてくれる、褒めてくれる、褒めてくれる。
敵を前にして主人をおいて逃げるような連中と鈴音は違う。
■刀々斬 鈴音 > 歓声が聞こえる。前の試合の勝者が決まったようだ。
敗者が担架に乗せられて運ばれていく。
『調子はどうだ?』
「いいよ。鈴音はいつだって最高だよ?」
次の挑戦者を待つ声がすればそれに合わせて歩いていく。
鈴音が姿を現すと観客席からヤジが飛ぶ。
『刀々斬鈴音じゃねぇか!くたばれ!!!』『ぼこぼこにされろ!!!』『鈴音ちゃーん!!!!』
観客席に手を振る。
今、くたばれとかぼこぼこにされろとか言ったやつの顔は覚えた。
後で斬る。
ご案内:「落第街 地下闘技場」に持流 童男さんが現れました。
■刀々斬 鈴音 > 「やっほー!鈴音だよー!今日は!ここで!!ザクザクしていくよ!!」
ざわつく、客席。
対戦の席に着いたのは悪名高い刀々斬鈴音。
落第街では多くの人が知る、悪名轟く人斬り。
わざわざ戦いたいという相手もなかなか出てこない…。
■持流 童男 > 「おー!!!鈴音殿ー!!!」
居た、思い切りマスクをかぶっているが、鈴音さんなら分かるだろう
これ童男だ。とマスクをかぶっており、風紀委員の紋章はどこに隠しているか、わからないが!!
「今日はお主をギャフンと言わせる戦いをするでござるよ!!」
決めポーズをとりつつ鈴音さんにそういった。
■刀々斬 鈴音 > 「…あっ!某マンだ!!ヒーロー見習い某マン!!」
恐らく、風紀委員である相手を慮ってではないだろう。
そんな風に名前を呼ぶ。
「某マン鈴音と戦うの?本当に?降参してもいいよ?」
今日の鈴音は戦うモード。
普段の狩りや遊びとは違う戦うための刀々斬鈴音。
「…まあいいや、よろしくね!」
刀を持っていない左手で戦う前の握手を求める。
■持流 童男 > 「おう!!!お主との戦いは、何回も学んだでござるからな!負けぬでござるよ!」
そうにっとわらいつつ、鈴音さんに対して笑いかけてこちらも、戦う前の握手を右手でしようとする。
多分この後不意打ちが来るだろうから、その心構えはしておく
「おう!!お互い、色んな手を使って全力でやろうでござろー!」
そうマスク越しからニット笑いつつ鈴音さんに対して快活に笑う
■刀々斬 鈴音 > 「…なんで鈴音こっちの手だしてるのに右手出すの…。」
むすっとしながらも左手に刀を持ち替えて…
差し出された手をギュっと握る。
…多少振りほどこうとしてもとれないぐらいに。
「そう、色んな手を使ってね!…えいっ!」
左手に持ちかえたその刀を容赦なく右腕に振り下ろす。
あまりにもあんまりな騙し討ち。
『汚ぇー!!!』『剣士の風上にも置けない!!!』『可愛いよー!鈴音ちゃーん!!』
観客席も大盛り上がり!
ちなみに賭けの様子は無名のマスクの男より鈴音の方に割合は傾いている!
■持流 童男 > 「つったく!!やっぱりしてきたでござるな!!最高でござるかよ鈴音殿!」
嫌味もなく、称賛しつつも
にっと快活にわらつつ、鈴音さんに右手をぎゅっと握られた方の腕をこちらに、引き寄せつつ、刀を避けようとするが、刀が腕にかすってしまうかもしれない!
「かぁ!やっぱり予想どおりにはいかないでござるな!」
と言いつつもこちらも右手で引き寄せながら、鈴音さんに対して、
掌底を左手で、叩き込もうとする!
■刀々斬 鈴音 > 「えー嘘?ばれてたの?完璧な不意討ちなのに?」
『読まれていたのだろう。』
刀は腕の近くを通りそのコスチュームの一部と皮を裂く。
そして、掌底をつかまれたままの右手で防ぐが骨まで響く感覚。
「もう!離して!!」
自分で掴んでいたにも関わらずブンブンと刀を振るって一度、距離を離す。
相手の戦闘手段は拳(知っている限りは)ならば拳よりも距離の遠い刀の間合いで戦う。
いつもと違い、この戦場ではこちらに地の利はないので少しだけの距離。
「…血腐レ─求血!」
大きな声でそう言えば刀の形がぐにゃりと変わる。
…別に必要な事ではないがそう、ここには観客がいる。
響く歓声、飛ぶヤジ、そして張り切る異能や魔術を解説するおじさん。
■持流 童男 > 距離を離されつつも
ぐにゃりと変わった、刀を見つつも、マスク越しから少しだけニットわらいつつ
少しだけほんの少しだけ本音を漏らす
「----すごいと思った、人たちの戦い方は、ちゃんと見てて対策してるんだ。だって、君がすごいやつだから超えたいから。僕は鈴音さんを越えていくよ。君がすごいやつだから勝ちたいんだ」
そう、真摯に言った後に、鈴音さんにしか聞こえない声でいった後に。
「来いでござる!!鈴音殿!!」
「電光石火一直線!!!!!」
そう言いつつこちらは、あからさまに突撃する準備をしつつも、そこから一直線に鈴音さんに走り出す。
■刀々斬 鈴音 > 「やっぱり鈴音凄い?すごいでしょ?」
嬉しそうに笑って強く刀を握る。
だが、対策されているなら…。
「対策されてるんだって?どうするちーちゃん?」
『あまり見せてない戦い方を…いや、人の目がある…』
そう、ここは観客たちの目がある。
こんな場所で奥の手を使うのは良くない…だが…。
「でも、せっかくだからファンサービスはしてあげないとね?」
ポケットから取り出したのは何の変哲もないガラス玉。
それぞれの指の間に挟まって全部で4個のガラス玉。
そこに急速に魔力が込められていく…。
一つ、足で踏みしめる。起きた魔力の爆発は鈴音の身体を宙へと飛ばす。
二つ、刀の柄で叩き割る。流れる魔力の奔流は直線の力を鈴音に与え勢いつけてぶつかりに行く。
三つ、童男とぶつかるその前に刀の峰でそれを割る。人の身体では出せない力でその血の刃は振るわれる!!
■持流 童男 > 「っつ!!」
そう言いつつも、初見で出された、宙へ飛ばされて、直線に飛んできた、血の刃の技をこちらも全力で対処しようとするが、準備が間に合わない!
そのまま血の刃に対して、斬られるが。体をよじることで致命傷を躱す
「ーーーーーらしくなってきたね。鈴音さん。だからまぁ」
そう言いつつもニッと血を流しつつ。
「ーーーー全力でかかってこい!!!僕も!!全力で、本気の本気で行くよ!!鈴音さん!ちーさんも!本気で来て!!!」
「ーーじゃないと、君たちを越えられない!!」
そう拳を握りしめ、本気で言った。
ギャラリーは何が何だか分からない。『ササッと負けろデブ!!』
『お前の居場所なんてねーんだよ!』『鈴音ちゃん可愛いー!』
鈴音さんを応援する声は在るが、ドウオを応援する声はないが気にしない。
■刀々斬 鈴音 > 「あっ危な…死んじゃってたここ出入り禁止になるところだった…生きててくれてありがとう某マン!」
…出入り禁止どころでは済まない、もっと、大変な事になっているところだった。
ある意味、鈴音も助かった。
「ううん。鈴音もちーちゃんもここでは全力はださないよ。
全力出すと疲れちゃうし……血もいっぱいでちゃうし…皆見てるところで出しちゃうと恥ずかしいし…。」
強い相手との戦いでは遊べない…弱者をいたぶる方が好きな鈴音にとってはあまり戦いたくない相手。
…つまり、鈴音は既に童男の事を強敵と認めている。
「早めに終わりにするね!」
正面から刀を振るう。
口ではああ言ったもののそれは鈴音に振れる中で一番の斬撃。
弱いものをいたぶるためでない、強敵を打ち倒すための斬撃!!
■持流 童男 > 「(この一撃は読んでた・・だけど・・!!)」
そう言いつつも思考する、こんなすごい人に全力でいかないなんてのは失礼だ。だから。
強敵を打ち倒す、斬撃を受けようとするが、駄目だ。この斬撃は、こちらも拳でいかないと、行けない!!!
そう思いつつも、こちらも刃に拳を思い切り、打ち付ける。
「ーーー鈴音さん!!!勝ちに行くよ!!」
そう言いつつも、刀に対して、拳で打ち込む!!血風が舞うだろう。理はあちらにあるだろう。拳を打ち込むことでおそらく負けるだろう、だけど、この一撃には、こちらの全力で、こちらの拳(思い)を打ち込みたくなった。
このまま強敵を打ち倒すための斬撃を受けたら、飛ばされるだろうが、知ったことではない!