2020/08/08 のログ
■刀々斬 鈴音 > 『なるほど確かに強く…はやいあまりに真っ直ぐすぎる…』
四つ、四つ目のガラス玉は地面に置かれていた。飛び込んだ時に一瞬の内に
それを踏み込めば起こる魔力の爆発鈴音の身体は一気に前に進む。童男の拳に込めた重いなど置き去りに。
妖刀は…軽く…浅く…長い傷を男の腕に残す。
「血腐レ─腐血…これでおしまい。某マンはヒーローなんだからこんなところで怪我してちゃだめだよ。」
おそらくじわり、じわりと腕を中心に痺れる感覚が襲ってくるだろう…。
血腐レが持つ毒、麻痺の毒。
「痺れた腕で…まだやりたい?」
■持流 童男 > 「はは・・まったく・・・強いでござるな。鈴音殿は」
そう軽く笑いつつも、片膝をつく。しかし後悔はない。
ニット屈託なくした笑みをしつつも
「ーー僕の負けだよ。ーーやっぱり・・壁は遠いいなぁ」
そう言いつつも後ろを向くだろう
しかしここで服がかすかに、破けたのだろう、背中の傷だらけの肌が出てくる。ここで受けたものではない凄まじい切り傷、銃痕、擦り傷の痕が、背中の傷が見えるかも知れない。
逆に傷がないところを見つけるのが難しいほどの痣を。
■刀々斬 鈴音 > 『ただ、運がよかっただけの事そちらが勝つ事も十分に…。』
「鈴音ちゃん超強いから!当然だよね!」『……。』
刀の言葉をさえぎって鈴音が胸を張る。
観客席からは『金返せ!!デブ!!!』『鈴音ちゃん超つよい!!』『……ククク…どちらもなかなかの使い手。』などの声が聞こえてくる。
「凄い…ボロボロだね…どうしたの?」
後ろを向いて見えたボロボロの背中を背中を手に持った刀でツンツンと突き刺すながら訪ねる。
少しずつ…血も吸っている…これが勝者の特権…!!
■持流 童男 > 「うん・?おお、すまぬ嫌なものを魅せたでござるな」
そういいつつどうしたのと問われれば。
「・・・おぬしにならはなしていいか。」
ツンツン、血を吸われながらもいう。鈴音さんにしか聞こえない声で。
「ーーー色んな世界を巡って色んな人を救ってたら、こんなになってたよ。そしたら、傷だらけの背中になってたよ」
そう心配させないように、哀しく笑いながらも
「ーーー全部を救おうとして食らいついてたら、いつの間にか自分自身すり減ってて・・自分自身なくなってたんだ」
そう無理に笑いつつも
「ーーー今は、自分自身を取り戻してる最中だよ。この前なんか、料理の味がわからないくらい無茶したからなぁ。今回、来たのは鈴音さんと会いたかったから。」
哀しく笑いながらも、
「ーーーーだから、鈴音さんは、大事な人を泣かせるような人にならないでね。こんな僕みたいにならないで」
そう哀しく笑いながらも涙を流しつつ、鈴音さんに向き合うだろう
■持流 童男 > ーーー本人は泣いてるのに気づいていない
■刀々斬 鈴音 > 「分かった!」
『…貴様はそれを鈴音に話してどうする。刀々斬鈴音が狂っているのは貴様も既に分かっているだろう?』
分かったと即答する鈴音とあくまで無機質な声で話す刀。
『共感でも感じているのか?狂人同士で?それは…』
「鈴音は狂ってないよ!!」
刀は無理やりに鞘にしまわれる。
「とりあえず大事な人に好きでいてもらえるように鈴音!がんばるよ某マン!」
笑顔で思いっきりの笑顔でそう話す。
鈴音が人の表情を気にすることは多くない、泣いていても笑っていても鈴音の前では同じこと。
…大事な人、今日も大事な人の為少し刀を振ってきた。きっと褒めてもらえるだろう。
『試合終わったんなら出て行けよ!!!』
ヤジが飛ぶ、あとで刺しとこうなんて考えながら
「もう!いこう!」
泣きっ面のヒーローをうながして…この場から離れようとするだろう。
■持流 童男 > 「ーーごめんね、血腐れさん、だけど、言っておきたかったんだ」
そう、刀に言いつつも
「ーー全力を出して戦えた相手だから。こんな僕に対してやってくれたんだ。」
そう本心から言いつつも、すこしだけ報われたと思って
「うんわかったでござるよ!鈴音殿!」
そう言いつつも、自分が泣いてることに気づいてないヒーローは鈴音さんに連れられて離れていく
ご案内:「落第街 地下闘技場」から刀々斬 鈴音さんが去りました。
ご案内:「落第街 地下闘技場」から持流 童男さんが去りました。