2020/09/11 のログ
ご案内:「落第街大通り」にレオさんが現れました。
> 『              』
> 『         』

『                            』

『     』

『       』

『 』

『                 』

『           』

レオ > ここは、何処だろう。

帰ろうとして、そのまま…
あぁ、駅を間違えて、歓楽街に出たんだ。
気持ち悪くて、そのまま、外の空気が吸いたくて。
寮まで歩けばいいやと思って…

でも、頭がグルグルして。
道が上手くわからなくて。

ここは、何処だろう。
いつの間にか知らない道に入っていた。

ああ、いや、なんとなく、分かる。
周りからずっと『あれ』が漂ってる。
『死の気配』が、漂ってる。

落第街、か。

> 『       』

『                            』

『     』

『       』

『 』

『       』

『 』

レオ > 頭が痛い。
レオ > 眠い。

でも流石に、ここじゃまずいよな。

外に出ないと。

早く出て、適当な所で、寝よう。

迷惑はかけられない。

早――――――

ご案内:「落第街大通り」に持流 童男さんが現れました。
レオ > ぱさり、と音がして。

青年が倒れた。

持流 童男 > 歓楽街からの遊んだ帰り、私服を適当なところで買った帰り道
レオ殿を見かけた。歓楽街で見かけて、落第街に向けていくのを見てから

そして何してるのだろうと気になってそちらに向けていった結果
レオ殿が倒れた。

そして、それを見て思わずレオ殿のもとに行く。

「大丈夫でござるか!!!レオ殿!!!」

そう言ってレオさんのところに叫びながら行く。

レオ > 「――――」

声が聞こえる。
視界がぐるぐる回る。
頭が痛い。
そっちの方を向く気力もない。

参ったな。
こんな姿を燈上先輩に万が一見られたら、申し訳なさすぎるな。
自分のせいで、って思われそうだな。
それは、やだな。

声、誰だろう。
…あぁ、そういえば、風紀の制服のままだった。
落第街は無法地帯、だっけ。
風紀の制服で寝てたら、目も、つけられるか。

持流 童男 > 「しっかりするでござるレオ殿!!!!」

そう言いながらも声をかける。救急車を呼ぼうとするが、ここは落第街だめだ、たぶん風紀委員を呼んだほうが・・いや、だめだ。
彼が、落第街で寝てるときいたら、たぶんだけど変な目で見られるかもしれない。

なんとかせねば。

「レオ殿!!しっかりするでござるレオ殿!!!!!!」
一生懸命にレオ殿に、しゃべりかけて、近寄ろうとする。

> 『       』

『  、                      』

『     !?』

『       』

『 !!!!』

『  』

『         !!』

『     』

レオ > 「―――」

人が来た。
怒鳴ってる?
彼らの声がずっと聞こえるせいで、全然聞き取れない。

大きいな…
男の人だ。

ここの人かな。
まずいな。

動きたくない。
動きたく―――――

> 『――――』
レオ > 「―――」

わかってる。
わかってるよ。

そうだ

ここで寝ちゃだめだ。






死ねない。

レオ > ぴくり、とレオの体が動く。
そして…

レオ > ―――――――――持流の首に、剣が振るわれた。
持流 童男 > 「・・・?!?」
少し驚いて、その剣をギリギリのところで避ける。

「レオ殿。しっかりするでござる!!」

そうレオさんにしっかりと言う。

そしてレオさんの様子を見てみる。

レオ > 眼は虚ろで、焦点は合っていない。
なのに振るった剣はあまりにも正確、的確に目の前の男の首を狙って振るわれた。
剣を抜く瞬間すら、視えぬほど。
戦闘慣れしてない人間なら、確実に首が飛んでいたと理解するほど。
正確な一振り。





ここで死ぬのは駄目だ。
許されない。
生きないと。
生きていないと。





殺さないと。





――――そこで、はっと意識が戻った。
剣を振りぬいた状態で、動きが止まって。
悪い夢でも見てたように、大量の汗をかきながら。
眼を見開いて

「…持流、先輩?」

持流 童男 > 確実に首を狙われた、
某じゃなかったらおそらく誰か死んでたのを理解する。
そして少しだけ目を伏せて、
明らかに正気ではなかったのを理解する。
そして

「・・レオ殿、大丈夫でござるか。驚いたでござるよ。
お主が落第街で、寝てたんでござるから。」


刀を振るったのは伏せる。
多分この子は、いい子だから。
きっとこの事実を聞いたら傷つくだろう。
だから、この事実は伏せる。

レオ > 持ってるのは、剣
振りぬかれている。振った感覚がある。
振ったんだ。
目の前の先輩に。





やってしまった。


「…すみません、ボーっと、してて……
 ちょっと、疲れていたみたいで……
 もう、大丈夫です」

当たっていたら、まずかった。
死んでたかもしれない。いや、死んでた。確実に。
当たらなくてよかった。

息を一息ついて、すぐ、いつも通りの笑顔を見せる。
今しがたはっきりと首を斬り飛ばそうとした相手に対して。
剣を仕舞って、ふつう、に戻った。

持流 童男 > 「レオ殿。・・この際お主に何があったか聞かないでござるが。
無理すんなでござるよ。その笑顔、作りもんでござろう。多分」

そうしっかりとレオ殿を見つめる。
剣を向けるべき相手が、某ではなかったら普通に死んでいたであろう一撃を繰り出して、その笑顔を見せれるのは、おそらく推測だけど

某も仮面をつけてるから。つけてたから。

「吐き出せとは言わないでござる。お主が言いたくなったら某でも、ほかのだれかにでも言えばいいでござる。」
そうしっかりとレオさんに言った。

レオ > 「すみません、いえ……何かあった、って訳では…
 …すみません」

謝りながら「傷、ないですか?」と先輩を心配した。
本当に心配してたのだろうか。
分からない。
作り物。
そうかもしれない。

「…でも、大丈夫ですから。
 僕の事は、お気になさらず…
 持流先輩、気遣ってくれて…ありがとうございます


 ……それじゃあ、僕は、これで」

微笑む。
微笑んで…そのまま、立ち去った。
逃げるように。

ご案内:「落第街大通り」からレオさんが去りました。
持流 童男 > 「あぁ、傷はないでござるよ、レオ殿」
そうしっかりと、言いつつも、レオさんが走り去った
方向を見る。このままではだめだな。
某以外の人で、どうにかせねば。


「・・・今度理央殿か、誰かに頼るでござるかな。」

そう言いながらも、こちらも落第街通りを後にする。
被害届は出さない。何もなかったから。

ご案内:「落第街大通り」から持流 童男さんが去りました。