2020/09/11 のログ
ご案内:「落第街大通り」にレオさんが現れました。
■声 > 『 』
■声 > 『 』
『 』
『 』
『 』
『 』
『 』
『 』
■レオ > ここは、何処だろう。
帰ろうとして、そのまま…
あぁ、駅を間違えて、歓楽街に出たんだ。
気持ち悪くて、そのまま、外の空気が吸いたくて。
寮まで歩けばいいやと思って…
でも、頭がグルグルして。
道が上手くわからなくて。
ここは、何処だろう。
いつの間にか知らない道に入っていた。
ああ、いや、なんとなく、分かる。
周りからずっと『あれ』が漂ってる。
『死の気配』が、漂ってる。
落第街、か。
■声 > 『 』
『 』
『 』
『 』
『 』
『 』
『 』
■レオ > 頭が痛い。
■レオ > 眠い。
でも流石に、ここじゃまずいよな。
外に出ないと。
早く出て、適当な所で、寝よう。
迷惑はかけられない。
早――――――
ご案内:「落第街大通り」に持流 童男さんが現れました。
■レオ > ぱさり、と音がして。
青年が倒れた。
■持流 童男 > 歓楽街からの遊んだ帰り、私服を適当なところで買った帰り道
レオ殿を見かけた。歓楽街で見かけて、落第街に向けていくのを見てから
そして何してるのだろうと気になってそちらに向けていった結果
レオ殿が倒れた。
そして、それを見て思わずレオ殿のもとに行く。
「大丈夫でござるか!!!レオ殿!!!」
そう言ってレオさんのところに叫びながら行く。
■レオ > 「――――」
声が聞こえる。
視界がぐるぐる回る。
頭が痛い。
そっちの方を向く気力もない。
参ったな。
こんな姿を燈上先輩に万が一見られたら、申し訳なさすぎるな。
自分のせいで、って思われそうだな。
それは、やだな。
声、誰だろう。
…あぁ、そういえば、風紀の制服のままだった。
落第街は無法地帯、だっけ。
風紀の制服で寝てたら、目も、つけられるか。
■持流 童男 > 「しっかりするでござるレオ殿!!!!」
そう言いながらも声をかける。救急車を呼ぼうとするが、ここは落第街だめだ、たぶん風紀委員を呼んだほうが・・いや、だめだ。
彼が、落第街で寝てるときいたら、たぶんだけど変な目で見られるかもしれない。
なんとかせねば。
「レオ殿!!しっかりするでござるレオ殿!!!!!!」
一生懸命にレオ殿に、しゃべりかけて、近寄ろうとする。
■声 > 『 』
『 、 』
『 !?』
『 』
『 !!!!』
『 』
『 !!』
『 』
■レオ > 「―――」
人が来た。
怒鳴ってる?
彼らの声がずっと聞こえるせいで、全然聞き取れない。
大きいな…
男の人だ。
ここの人かな。
まずいな。
動きたくない。
動きたく―――――
■声 > 『――――』
■レオ > 「―――」
わかってる。
わかってるよ。
そうだ
ここで寝ちゃだめだ。
死ねない。
■レオ > ぴくり、とレオの体が動く。
そして…
■レオ > ―――――――――持流の首に、剣が振るわれた。
■持流 童男 > 「・・・?!?」
少し驚いて、その剣をギリギリのところで避ける。
「レオ殿。しっかりするでござる!!」
そうレオさんにしっかりと言う。
そしてレオさんの様子を見てみる。
■レオ > 眼は虚ろで、焦点は合っていない。
なのに振るった剣はあまりにも正確、的確に目の前の男の首を狙って振るわれた。
剣を抜く瞬間すら、視えぬほど。
戦闘慣れしてない人間なら、確実に首が飛んでいたと理解するほど。
正確な一振り。
ここで死ぬのは駄目だ。
許されない。
生きないと。
生きていないと。
殺さないと。
――――そこで、はっと意識が戻った。
剣を振りぬいた状態で、動きが止まって。
悪い夢でも見てたように、大量の汗をかきながら。
眼を見開いて
「…持流、先輩?」
■持流 童男 > 確実に首を狙われた、
某じゃなかったらおそらく誰か死んでたのを理解する。
そして少しだけ目を伏せて、
明らかに正気ではなかったのを理解する。
そして
「・・レオ殿、大丈夫でござるか。驚いたでござるよ。
お主が落第街で、寝てたんでござるから。」
刀を振るったのは伏せる。
多分この子は、いい子だから。
きっとこの事実を聞いたら傷つくだろう。
だから、この事実は伏せる。
■レオ > 持ってるのは、剣
振りぬかれている。振った感覚がある。
振ったんだ。
目の前の先輩に。
やってしまった。
「…すみません、ボーっと、してて……
ちょっと、疲れていたみたいで……
もう、大丈夫です」
当たっていたら、まずかった。
死んでたかもしれない。いや、死んでた。確実に。
当たらなくてよかった。
息を一息ついて、すぐ、いつも通りの笑顔を見せる。
今しがたはっきりと首を斬り飛ばそうとした相手に対して。
剣を仕舞って、ふつう、に戻った。
■持流 童男 > 「レオ殿。・・この際お主に何があったか聞かないでござるが。
無理すんなでござるよ。その笑顔、作りもんでござろう。多分」
そうしっかりとレオ殿を見つめる。
剣を向けるべき相手が、某ではなかったら普通に死んでいたであろう一撃を繰り出して、その笑顔を見せれるのは、おそらく推測だけど
某も仮面をつけてるから。つけてたから。
「吐き出せとは言わないでござる。お主が言いたくなったら某でも、ほかのだれかにでも言えばいいでござる。」
そうしっかりとレオさんに言った。
■レオ > 「すみません、いえ……何かあった、って訳では…
…すみません」
謝りながら「傷、ないですか?」と先輩を心配した。
本当に心配してたのだろうか。
分からない。
作り物。
そうかもしれない。
「…でも、大丈夫ですから。
僕の事は、お気になさらず…
持流先輩、気遣ってくれて…ありがとうございます
……それじゃあ、僕は、これで」
微笑む。
微笑んで…そのまま、立ち去った。
逃げるように。
ご案内:「落第街大通り」からレオさんが去りました。
■持流 童男 > 「あぁ、傷はないでござるよ、レオ殿」
そうしっかりと、言いつつも、レオさんが走り去った
方向を見る。このままではだめだな。
某以外の人で、どうにかせねば。
「・・・今度理央殿か、誰かに頼るでござるかな。」
そう言いながらも、こちらも落第街通りを後にする。
被害届は出さない。何もなかったから。
ご案内:「落第街大通り」から持流 童男さんが去りました。