2020/10/03 のログ
■Shino > 「あら、思ったよりも安いのね。……はい、これで足りるはずよ。」
場所が場所だし吹っ掛けられるのかとも思っていたのだが、予想外の値段に少し拍子抜け。
そもそもの料金そのものが自身の感覚では当てがるとでもいうべき値段だ。
……まあ、それが彼女が正当だと思う金額であるのならそれでいいかと財布からそのまま支払う。
■表秤こころ > 「これ以上の額を取れる占いはまだできていないので…。」
受け取った金銭を確認して懐にしまう。
確かに他の占い師と比べても安価ではある。
不安定に入ってくる収入がこの額では食べていくのも難しいだろう。
だが、問題ない主な収入は他にある。
「……それにしてもまさか本当に人が来るなんて。」
そんな風に小さくつぶやいた。
■Shino > 「そう。生憎占いのことはさっぱりだからよくわからないけど、上達したらまた今度見てもらおうかしらね。」
それにまあ、彼女の直感は正しいようだし。
さてと、占いが終われば長居する理由もないわけだし立ち上がる。
「それじゃ、占いありがとね。まあ、中々に考えさせられるものだったわ。」
そうとだけ手短に伝えてその場を後にするだろう。
■表秤こころ > 「上達してもいい結果になるわけではないですよ?」
今回の結果は今回の結果。
次に占った時にどうなるかは分からない。
「また、悩みごとがあれば是非。」
そう言って相手を見送るだろう。
それから1時間、次のお客が来るまで落第街での占いは続くのだった。
ご案内:「落第街大通り」から表秤こころさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」からShinoさんが去りました。