2021/06/29 のログ
ご案内:「落第街大通り」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 雨降りしきる落第街。
バイト明けの風菜が、呑気に散歩している。
毎度の如く、傘を持たずとも濡れた様子はない。

「この梅雨はいつまで続くんでしょう」

この落第街にいささか無防備な姿で、一人つぶやく。

雨見風菜 > 危険地帯と名高いこの落第街。
そんな中を小綺麗な、しかし無防備な姿で歩く風菜。
まるで襲ってくださいと言わんばかり。

しかしこのところの雨模様は、そんな気力すら住民から奪っているようだ。
そもそも出歩いている住民自体が少ない。
……この状況で、拉致されたりなんかしたら。
そんな危なっかしいことを何度もしている風菜が今まで無事なのは、運が良かったからだろう。

雨見風菜 > そう言えば、この近辺ではスライムが出ると聞く。
そのスライムに対して、風菜は特に危機感を覚えていなかった。
というのも、『液体収納』で……少なくとも液体のりで作ったスライムが収納できたからだ。
今話題のスライムも、さほど成分は変わるまい、と風菜は楽観視している。
それよりも麻薬に気をつけている状態だ。