2023/08/22 のログ
ご案内:「落第街大通り」に宇佐美 溥儀さんが現れました。
宇佐美 溥儀 > まず、ここに来て分かったことがある、
まず一つは、我々のような突然此処に来たものは少なからず存在する事
そして二つ目は此処は危険な場所であると言う事だ、それに関しては、最初から薄々勘づいていた、軍人の勘というのもあるであろう、だが、ヒロポンに煙草や大麻、嗅いだことのない匂いがよく生温い空気と共に来る、正直言って気持ちがいいものでは無いが、これでも戦場に比べればマシだ、と思いながら道中家無し(ホームレス)にもらった水筒一杯の水と梅干し、そして自炊した米を人気のないところで地面に座り、食べ始めた
宇佐美 溥儀 > 水は普通の水であったが、少し汚かったのでろ過して飲んだ、喉に水が流れる感触がくる、今、私は生きていると、宇佐美は感じたのだった、米は梅干しと一緒に食べた空腹はこのくらいでは満たされないことは分かっていたが、一時的に空腹は治ったので宇佐美は立ち上がり、此処を探索し始めた
宇佐美 溥儀 > 万朶の桜が襟の色ー🎵
元気になった宇佐美は歩兵の本領を歌いながら徘徊していた、そうしてぼちぼち歩いているとふと気がついたことがあった、歩けるのだ、戦場にいた頃は鉛玉を足に受け動けなかったはず、、、不思議に思い一度受けたは試してみることにした
宇佐美 溥儀 > 三八式歩兵銃の銃口を胸に当て、球を入れる、もう私はこの世界に残したものなどない、悔いは無い、そう思いながら宇佐美は自分に向けた三八式歩兵銃に対し、トリガーを引いた、胸に少しの時間熱いじんわりとしたものが胸から当たった部位に広がる感覚が走る、その1秒後であったろうか、胸に耐えがたい痛みが走る、宇佐美はあまりの痛みに胸を抑え、あぁ、私はもう終わりか、、、と考えた、だが、驚くべきことに胸の痛みは無くなっていた、宇佐美は不思議に思い体を起こしうった胸を見てみた、胸から何やら赤い糸のようなものが張り巡らせれているのが破けた皮膚の下に見える、これは、、、と驚き、声を出したが、それを理解するのにそう時間はかからなかった、、、再生しているのだ、宇佐美は悟った、、、、
宇佐美 溥儀 > 宇佐美は再生能力を手に入れたのだ、しかし、この再生も、すぐに治るというわけでもなく、最低10分はかかる、酷くて十三時間もかかるのだ、しかし宇佐美は、この能力を見ると宇佐美は泣いた、私は今、船坂弘(旧日本軍の不死身の分隊長)のような肉体をてにいれたのだ、、これがあれば、戦場に行き亡くなった戦友を助けることができたのかもしれない、と泣きながら思いながらも、その能力に対し慢心することはなく、宇佐美は立ち、路地裏に歩き始めた
ご案内:「落第街大通り」から宇佐美 溥儀さんが去りました。