落第街の大通りから裏路地までいたるところに存在している違反部活群。
違反部活とは校則で禁止されているような非合法な活動に手を染めている部活や組織の事である。
不健全な店、風俗店などの娼館めいたものや、違法薬物の売人、違反部活のために働かされる二級学生、違法なレートの賭博、異能/魔術犯罪組織などがひしめく魔界である。
風紀委員などの手入れが入ることもあるが、落第街そのもの全てを摘発することは困難を極めるため未だ違反部活などは存在したままである。
違反組織の拠点や住居などもここに多く存在している。
※フリー設定ルームなので、落第街に存在する違反部活にまつわる施設や活動などのロールに合わせて設定などご自由に御変更ください。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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部屋説明
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参加者(0):ROM(1)
Time:04:41:11 更新


ご案内:「『灰の劇場』」からノーフェイスさんが去りました。 (05/28-21:32:16)
ノーフェイス >  
 
 
――キミの挑戦(・・)に祝福を。
 
 
 
(05/28-21:31:31)
ノーフェイス >  
 
 
かがやく《呼び声》は、今日も響く。
 
 
 
(05/28-21:31:12)
ノーフェイス >  
上出来(じょーでき)

暗闇にいまだ消えない喝采のなかで、誰ともなく静かにつぶやいた。

肉食獣の、獰猛な笑み。白い歯が覗く。

「――フフ、でもダメなんだなあ、これじゃ。
 からっぽになるまで出し切るたびに、ボクのここはしくしくとうずくんだから……」

炙られたような体は、いまにも倒れそうなほど狂い、消耗しているのに。
すぐにもいきたがる、この衝動は、人間にとってごく普遍的なもの。
そういう生き物だった。どうしようもない、どこにでもいるような――

「……黄金の夏(サマー・オブ・ラヴ)……」

うなされるように口にして。
紅い娯楽は、日常では開かれることのない幕のむこうへ。
(05/28-21:30:38)
ノーフェイス >  
華やかなる夢と、残酷な現実(メリトクラシー)の化身は。
余韻に忘我していた唇に、うっすらとした笑みを浮かべて。
時間にして二時間弱。それらを捧げてくれたものたちに。
深々と頭をさげた。

ばつん、と硬い音が響いて。
場内の照明が消えた。

闇に解けたその存在は、紅の残像を残して踵を返す。
終幕だった。

何より熱い非日常が終わり、日常へ回帰する時間だ。
――観客にとっては。
(05/28-21:20:56)
ノーフェイス >  
舞台上に。

如何な闇でさえ覆い隠せぬほど鮮やかに。
血の色の髪を長く伸ばし、雪のような肌に玉の汗を流して――
その姿は、マイクスタンドに手をかけたまま。
狂熱のただなかに、炎の瞳で天井をみあげる。

闘技場(コロッセオ)を思わせるすり鉢状の劇場内、扇形に用意された観客席は満員御礼だ。
この劇場は、いつもそうだ。
そうした演者ばかりが集い、背徳の宴を催すのだ。

持てる者は、みずからを証すことができる(持たざるものは、ただ沈んで消えていくしかない)

余計な言葉なしに、すべてを歌い上げたその姿は、そのように示すのだ。

落第街に弱者はいらない。
口々に、この存在が謳うことばだ。
(05/28-21:13:40)
ノーフェイス >  
 
 
 
――しばしの空隙ののち、割れんばかりの喝采が。
 
 
 
 
 
(05/28-21:02:55)
ノーフェイス >  
 
 
 
静寂。
 
 
 
 
(05/28-21:02:17)
ノーフェイス >  
その日、落第街は僅かに普段と違う賑わいを見せる。
見慣れぬ顔、歩き慣れぬ姿。
《呼び声》に誘われた者たちが、意を決し境界をまたぐ日。
場所だけでなく、表と裏がひそやかに甘く交わる日。

すべての責任を自己が負うことを義務付けられた、その境界の向こう。
落第街は実在し、そこにしかない(もの)が存在する以上は。

納得のうえで禁を破る不良生徒の聖地(メッカ)が生まれるのは、必然といえよう。
(05/28-21:00:07)
ノーフェイス >  
落第街は、公式的には歓楽街の一部として取り扱われている。
表との境界はグラデーションだ。明確にここからという線引きや検問があるわけではない。
表向き存在しない街に足を踏み入れることは、まるですこし足を伸ばす程度の気分で可能だった。

それでも、明らかに表側とは色合いを異にする未認可地区は。
侵入が推奨されない危険地帯であることは、間違いがなかった。
不法入島者、逃亡した違反生、その枠組にもとらわれない何か。
混沌渦巻く薄暗がりは、避けて通るべきだった。
そこからあふれる普遍的な闇が、様々な害として表舞台に干渉するよこで。

かがやく《呼び声》が、いつからか響き始めていた。
(05/28-20:56:16)
ノーフェイス >  
『灰の劇場』――

落第街に陽炎の如く現れる、正体不明の大劇場。
学園未認可の公演が定期的に催される。
演者は正規学生、違反生を問わない。

ここには偶然に迷い込むということはありえない。
意思をもってチケットを握りしめ、ゲートをくぐったものだけが辿り着ける。
演目が中継・配信されることはない。
外側からは、その断片を、主催者の気まぐれで覗けるばかりだ。

主催者は『夜に吼えるもの』ノーフェイス。
(05/28-20:42:19)
ご案内:「『灰の劇場』」にノーフェイスさんが現れました。 (05/28-20:41:49)
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から『虚無』さんが去りました。 (07/12-21:57:09)
『虚無』 >  
 そうして調査は続く。
 しかし特定はつかない。結局彼はこの組織への攻撃を2つのどちらかと断定した。
 外部犯か、圧倒的な力を手に入れた突発的な攻撃だと。
(07/12-21:57:07)
『虚無』 >  
「……奇妙だな」

 彼方此方に死体が散乱する違反組織の施設の跡地。
 そこを歩くのはこれまた奇妙な男であった。その傷跡を見る。
 武器とは違う、何かの能力か。だが何の目的だ? 抗争? いや、そんな兆候は無かったはずだ。
 自分達は組織の関係上裏の組織にはそれなりに詳しい。この組織だって別にクリーンな組織というわけではない。人身売買に薬。売春に殺し。何でもやっていた。
 とはいえ、抗争をしかけられる予兆などどこにもなかったはずだ。少なくとも自分達はそれを掴んではいなかった。

「……内部分裂か、もしくは外部犯か。考えたくないのは……圧倒的な力を手に入れた事による突発的な攻撃か」

 正義に酔い、違反組織を無差別に攻撃するタイプはたまに現れる。今回もその可能性がある。
 もしくは内部分裂、所謂自滅という奴だ。
 だがその上で最悪の可能性を頭の片隅に入れておく。新入りだったり、何らかの武器を入手したりして……とある組織が圧倒的な力を手に入れた。それゆえに突発的にこの組織に攻撃を加えたというパターンだ。この場合自分達が動く案件になる可能性がある。
 情報を集める必要がある。男はこの施設を歩く。何か情報が見つかるかもしれないと。
(07/12-21:18:01)