2020/08/19 のログ
ご案内:「 違反部活『ダークブラックバレット』」に刀々斬 鈴音さんが現れました。
刀々斬 鈴音 > 違反部活『ダークブラックバレット』

ここは最近になって頭角を現してきた違反部活である。
活動としては他の違反部活から金で雇われて攻撃を仕掛ける。
日雇いの鉄砲玉。

そんな場所に出向いているのは刀を持った一人の少女。

……今、落第街は物理的にも他の要因でも荒れている。
いわゆる稼ぎ時。殆どの部員は仕事に向かっていていない。

「こんにちはー!斬りに来ましーた!幹部の人いますかー?」

だが、それでもあまり頭のいい作戦でないことは明白である。

刀々斬 鈴音 > 『あー……今いないですね。あと20分ほどで帰ってくるので外でお待ちください。』

ガランとしたタバコの臭いのするアジトの中、この時代に黒電話を前に座っている男がそう話す。
あまり、この場にふさわしくないヒョロヒョロとした印象の男。

「えー…いないのー?」

不満そうに話したと思えば手に持った刀に話しかける。

「ちーちゃん、いないんだって。」

『なら、仕方ない……とりあえず一人だけ斬るとしよう。』

刀を抜いて相手を向くと同時に石の塊がこちらに飛翔する!

刀々斬 鈴音 > 「危ないね!!」

飛翔した石の塊を躱し!距離を詰めて!刀を振るう!
切れ味の良くないこの妖刀は相手の骨を断たずに肉のみを斬り……

そして、体に毒を流し込む、体をしびれさせる麻痺毒を……。

「ごめんね。鈴音もホントはこんな事したくないんだけど……
 やるなら徹底的にやらないと……後で色々されるの嫌だからゴメンね!」

動けなくなった相手をサクサクと突き刺していい感じに立ったり座ったりできないようにして…
用意していたなわとびで相手をぐるぐる巻いて……部屋の中央に置いておく。

後は20分ほど待てば仕事を終えて帰ってくるはず……。

「結構時間かかっちゃうね……ここお菓子とか置いてる?」

縛られている相手に尋ねるも答えは返ってこない。
とりあえず色々さがそう!

刀々斬 鈴音 > 何か帳簿、なんか片栗粉、まっさらな現金。
そんな物は見つかるがお菓子はなかなか見つからない。

「冷蔵庫もお酒しか入ってないし……。」

見つけた色々怪しげなものを事務所の机に並べていく。
帰ってきたらこの部活の主たちがこの惨状を見たら驚くだろう。

確実に焦る。そこをざしゅざしゅする。

「鈴音のこれ完璧な作戦じゃない?」

『後はどこにいれば見つからないかだ…』

「ここなら見つからないよ!多分!!」

自信満々にカーテンの陰に隠れてこの違反部活の主たちの帰りを待つ。