2020/10/14 のログ
レクター > 「そうですか。どこにでも、ろくでもないことは起こるものですね。」

言葉を返してから数秒後に漸く目元を覆う手を退けた。
先ほどと同様の半目で相手を見据える。

「正義の味方と自称しないだけ、まだあなたの方がマシだと私は思います。
 えぇ、そうしましょう。要らぬ気遣いでしょうが、お気をつけて。」

廃墟となった建物をもう一度見てから、闇へと消えていく相手を見送る。

「あなたに罰を与えるようなことにならないことを願います。」

聞こえていなくとも何も問題は無い、ただの願望めいた呟くを最後に相手へと送った。

ご案内:「違反部活群/廃墟」から虚無さんが去りました。
レクター > 「いけませんね。悪だの何だのと話そうとすると、変に不要なことをしてしまう。」

本来であれば発動させる必要はなかった能力を、発動させてしまったことに対して自分を責める。
発動にはリスクを伴うことは理解しているのに、感情に負けてこのザマであると

「少々、気晴らしでもしていくとしましょうか。」

何もないとは聞いている場所を探索にするのは、まだ騒めきかけている感情を鎮めるため。
ゆっくりとした足取りで廃墟の中へと進み、しばらくしてから其処を離れるのだった。

ご案内:「違反部活群/廃墟」からレクターさんが去りました。