2020/11/17 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に日下 葵さんが現れました。
■日下 葵 > 「さて、お仕事をしますよーっと」
違反部活や違反組織の根城が乱立する区域。
端末のマップを確認して、インカムから本部に連絡。
いつもルーティンを済ませると、ゆったりとした足取りで路地を進んでいく。
そして路地の角を曲がると、そこは行き止まり。
「おや、行き止まりですか。
マップではここは抜けられるはずなんですけどねえ?
……まぁ、この辺じゃあ”よくあること”ですか」
端末のマップと、目の前の行き止まり。
これらを交互に見れば、来た道を引き返す。
建物が崩れて通れなくなることもあるし、
まぁまぁ、この辺ではよくあることだろう。
「最近は、風紀委員の中でも過激な人が幅を利かせているようですし、
平穏じゃないですねえ」
風紀委員に限らず、
何かを企ててはその機を狙っている存在が最近は多いように思う。
その証拠、というわけではないが、上げられる報告書の量も明らかに多い>
■日下 葵 > 「ま、上げられる報告書が増えても増えなくても、
ハナっから読まない性なので関係ないですけど」
読めと言われたものしか基本読まないので、
世間がどれだけ騒いでいようが私に関係ないのであれば知ったところではない。
知ったところで、手の届く範囲でしか対処できないのだから。
「報告書を読んで手の届く範囲が広がるならよみますけど、
大抵は自分の無力を自覚して終わりですからね。
私は今日もお仕事をこなすだけですねえ」
そんな独り言を言いながら、いろいろな場所から向けられる視線に、
視線を返すことで挨拶をする。
その視線の主は大抵違反部活の生徒によるもので、敵意に溢れている。
しかし決して手を出してくる気配はない。
別に私が特別名が知れていて、恐れられているとかではない。
風紀委員に手を出せば面倒になることを皆知っているのだろう>
■日下 葵 > (流石にバカばっかりってわけでもないでしょうし、
このまま何事もなく警邏が終わればそれでいいんですけど)
弱小風紀委員に手を出すようでは、この辺の治安も考え物だ。
一般人ならまだしも、曲がりなりにも風紀委員。
手を出せば面倒は避けられないのは目に見えるし、
そんな状況でも組織として手を入れる必要が出てくる。
しかし今のところそういう気配はない。
「まだまだこの街も捨てたものじゃないのかもしれませんねえ」
そう言って向けられる敵意を感じながら、暗い路地の警邏を続けていくのであった>
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から日下 葵さんが去りました。