2021/02/15 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に刀々斬 鈴音さんが現れました。
刀々斬 鈴音 > 「ふんふんふふーん♪」

今日の鈴音は機嫌が良い。

部長から送られてきたメールの内容、自分の働きが認められるというのはとても嬉しい。
それはそれとして今日は仕事。また今日も違反部活の掃討。

規模は小さく反撃する戦力も少ないとされている部活。
それでも準備は万全に。

「ポーン3とルーク隊は鈴音と一緒に表から…あとはビショップは逃走経路の確保と連絡手段の確保。
 いつも通りの感じで!3,2,1でガス撃ち込んでスタートね!」

着々と配備が整っていく弱小の違反部活に向けられるには過剰なまでの戦力。

刀々斬 鈴音 > 「3」

特務広報部の隊員は全員ガスマスクを着用しているので投げるガスは効かない。

「2」

表だけではなく裏口にも人員を配置しているので逃げ場はない。

「1」

情報によれば戦闘能力の高い人員はこの部活にはいない。

「GO!!」

ガラスの窓からガス弾を打ち込む。
無色透明の催涙ガス、相手を無力化させるにはぴったりのそれ。

刀々斬 鈴音 > 木製の扉を刀が裂く。

「こんばんはー!特務広報部だよー!!」

ガスの影響による悲鳴と嗚咽。
ごちゃごちゃとしたアジトの中には数人男がいるだけ。

「えいっ!」

涙を流して滲む視界、一般人に毛の生えたごろつき程度ではこの状況で鈴音の刀を躱すことなど出来ない。
一人、二人、三人刺すころには刀の毒が全身に回り立ってるものは特務広報部のメンバーだけ。

刀々斬 鈴音 > 「よし!じゃあ色々聞いていこっか!!『蛇』についてしってる人!
 手を挙げて!!」

誰も手を挙げることはない。
痺れた身体の手があげる事はない。

「……鈴音が聞いてるのに何で無視するの?」

刀が横たわった違反部活生の身体に突き刺さる。
広報部の部員たちは特に気にした様子もなく周囲の警戒と調査に入った。

よくある事なのだ。

刀々斬 鈴音 > 「知ってるじゃない?知らないの?ねえ??
 隠してない?」

ガスと体の痺れでまともに答えることは出来ない。
……それが分かっていていたぶっている。

「もう……仕方ないなあ。
 二人くらいは一応留置所に連れて行って色々聞かせてもらうね。
 ……念の為にほむちゃんとは別のとこね。」

刀で雑に斬りつける。
斬られた場所からの出血はない刀にも鈴音にも相手の命を奪うつもりはい。

「だーれにしようかな……よし!アナタね!」

何となく偉いっぽい感じがする。手も綺麗だし恐らく指示を出す側の人間。
部員達に伝えればサッと二人を運ぶ準備を始める。
護送などではなく運搬。運ぶ準備。