2021/07/31 のログ
ご案内:「違反部活群隠れアジト」に幣美奈穂さんが現れました。
■幣美奈穂 >
お昼ご飯を楽しみにして、扉からお顔をのぞかせる美奈穂です。
こんにちはな時間。
なんか監禁されている美奈穂です。
どうも、きのことたけのこの抗争に巻き込まれたようです。
途中でなんか背負ったお鍋にかキーンと何かが当たり、転んで立てないところを保護されました。
お食事として、これのどれがいい?、と机の上に出されたもの。
――カップラーメン!
美奈穂はほとんど食べたことがありません。
今まで、2回だけ委員会で食べたことがあります。
しょっぱい感じでした。
けれど、見つけてしまいました。
「これ、食べてみたいです!」
手に取りましたのはカップ焼きそば。
そう、気になっていた1つです。
スーパーでお買い物に行きますと、時々安売りです。
身体に悪そうな成分いっぱいでしたが・・『焼きそば風麺』。
気になる記載です。
「作ってみてもいいですか?」
お台所でケトルでお湯を沸かし・・あとで台所もお掃除が必要そうです。
下の棚の中に重曹を発見。
これでお掃除がはかどりそうです!
■幣美奈穂 >
ぴー、とガスコンロの上で沸いたよと知らせてくださいますケトル。
張り切って、んしょとカップにお湯を注ぎます。
3分・・じっと壁時計を見上げます。
横を見ますと、蓋がちょっと空いてます。
いそいそ、閉じてみます。
空いたら、3分にどれぐらい増やせばいいのでしょうか?
3分でいいのでしょうか。
不安です。
振り返って男女を見ますと、何か生暖かい目で見られている美奈穂です。
「3分経ちました!。お湯、捨てればいいのですわね」
いつも使っている流し台より少し高く使いにくいです。
蓋を取って、お湯を捨てようと・・ぺしゃり。
麺ごと、あまり綺麗でない流し台に。
「・・・・・」
こういう場合、どうすればいいのでしょうか?
麺の他にも、ほかほかな袋も一緒です。
なんの袋でしょう?
カップ焼きそば初心者な美奈穂なのです。
――これは駄目だそうです。
食べ物の神様、ごめんなさい。無駄にしてしまいました。
あと、袋はかやくとソースだそうです。
食べる前に取り出さないといけないようです。
美奈穂にはまだカップ焼きそばは早いようです。
■幣美奈穂 >
気落ちしていたところ。
また、きのこのチョコの袋を貰います!
ぱぁ~っと明るくなる美奈穂です。
お昼ご飯のデザートだそうです!
もうカップ焼きそばはないようです。
・・ほかに食材になるものはないのでしょうか?
ないそうです。
カップ麺しかないようです。
身体に悪そうですね・・。
連れてこられたときに持ってきていたものを考えます。
鍋、お米、醤油に味醂、料理酒。昆布にお砂糖などなど。
――お鍋の出番ですわね!
カップ麺をよく見てみます。
真剣な様子の美奈穂に、男女も興味深げ。
鍋にざっとあらったお米、そして多めにお水をいれて昆布を入れて少し。
その間に、カップ麺をよく見ます。
生めんタイプとかもあるのですか、これを使いましょう!
お鍋でことこと、強火で。
蓋を開け、お米の状態を見て麺を投入。
使えそうなカップ麺の中にあった粉?を入れまして、醤油などで味を調えます。
麺入り雑炊です。
お野菜があればよかったのですが、ありません。
「はい、できました!」
取り椀に入れて配ります。
梅干しなんかあればよかったのですけど。
■幣美奈穂 >
まぁまぁ?ぐらいなお味です。
はふはふしてから頂きます。
――お口に合ったのか、美奈穂が一杯頂く間にお鍋は空になりました。
デザート、いいのかしら?
と、牛乳をカップに入れられて渡されます・・。
――なんと!?
きのこなチョコ、その牛乳に先っぽを浸して頂きます。
目から鱗が落ちる思いです。
たけのこなチョコでは難しい食べかた・・キノコなチョコだからこそです。
傘のところに乗せるようにすると、ジャムや他のものをディップしてもいい。
美味しいです!
3:7だったキノコとタケノコ。
5:5なイーブンな心の美奈穂になりました。
■幣美奈穂 >
お腹を撫でて満足満足。
食休みしてから、お部屋に戻ります。
鍵を掛けてから、ソファーでひと休憩。
・・いつまでいればいいのでしょうか?
ご案内:「違反部活群隠れアジト」から幣美奈穂さんが去りました。
ご案内:「違反組織拠点跡地」にサティヤさんが現れました。
■乱暴な男 > 「前はここにも俺らの”トモダチ”がいたんかねえ?なあ傭兵さんよ?」
■サティヤ > 違反組織は日夜危険にさらされている。
常に風紀や公安の目を警戒し、他組織との抗争を命がけで生き延び、異常者やバトルジャンキーの暇つぶしにならないことを祈る。
違反行為すなわち、許されないこと・保護してもらえない事をするというのはそれだけリスキーな事なのだ。
依頼主が警備兼自分の監視として置いていったであろう男が乱暴な口調で話しかけてくる。
警備とは何も起きない限り退屈なものだ。
その退屈を紛らわせたいのだろうか?
自分と違って依頼主の部下である男はこういった警備の経験は初めてではないのだろう。
警戒は問題なく行いながらも、無駄に力んだりしていない。
だからこそ余裕があり、なおさら退屈に感じているのだろう。
「自分はそうだと思っています。
これだけ綺麗に形が残っているのは少し珍しいですが……ここからでも以前使われていた形跡が少しわかりますから」
反応しないことも考えたが、雇い主との今後や依頼中の男との関係を考えれば無視することは愚かに思えた。
現在依頼主とその取引相手が取引を行っている建物の内部をちらりと覗く。
建物の内部には筆記用具やそれほど劣化していない機械のかけらが散乱している。
そして何より、所々に飛び散った血痕が見受けられた。
以前誰かがいて、何かがあったことは想像に難くない。
■乱暴な男 > 「じゃあよ、傭兵さん。アンタはここにいた”トモダチ”はどんなヤツラだったと思うよ?」
■サティヤ > 男がその手に握ったナイフを回しながら尋ねてくる。
てっきり男が退屈しているのだと思っていたが……
こちらが退屈していると思いそれを気遣ってくれているのかもしれない。
「そうですね……とりあえずあまり大規模な組織では無かったとは思いますね。
この建物の規模もそうですが、情報媒体が紙だったり、
襲撃が容易そうなのもそうですね。出来てから日が浅かった組織でもあると思います。」
自分たちは建物の外で警備を行っている。
ここから内部の構造がある程度推測できるというのは、拠点として不安が残る。
恐らく、ここにあったであろう組織は大規模な攻撃を受けるでもなく、隠密行動に長けた者による少数での襲撃で落とされている。
形を残している建物もそうであるし、人がいた形跡もそうだ。
大方、大組織から目を付けられたか、触れてはいけない物にでも触れたか。
筆記用具こそ残っているが、紙やコンピューターなどの情報媒体は一切残っていないのだ。
どちらにしろ、哀れだなあ、としか思わないが。
ご案内:「違反組織拠点跡地」に羅刹さんが現れました。
■羅刹 > いくら、鉄火の支配者という大きな障害が居なくなり、休みであると宣言したとはいえ
見過ごせない部分はある
例えば、対抗組織によって『蜘蛛』が扱う薬があまつさえ捌かれているなどと言った事案だ
広がることは歓迎ではあるが
それは利益が『蜥蜴』に入ってくるからである
薬を広めているのは慈善事業などではなく、戦う力をつけるためだ
それを邪魔する者は、同じ違反部活でも見逃すことはできない
『やれ』
二人が退屈を紛らわせているその時
命令が下され、ビルの中にいくつかの『投擲物』が遠方から飛来する
まるで、操作されたかのように狙い違わずビルの中へと飛び込んでいこうとし
ただし、殺傷性のあるものではなく、強力な麻痺ガスが詰め込まれた制圧用の爆弾だ
数は十。交渉用の部屋は突き止めているためそのフロア以外に被害を及ぼすことは無いが
護衛の2人にとっては緊急事態だろう
その爆弾に対応できるかどうかは、護衛次第だが
どちらにしても、ぞろぞろとビルの周囲から…それこそ、這い出る蜥蜴のように覆面を付けた集団が湧き出てくる
誰も彼もが最新の火器で武装しており、その銃口は護衛たちに向けられており
風紀ではないが、明らかに小さな組織ではない規模の襲撃
入り口を抜かれれば、間違いなく踏み込まれる状況で護衛の判断が迫られる
■サティヤ > 「……来ましたね」
■乱暴な男 > 「あァ分ったッ」
■サティヤ > あからさまに空気の流れが変わり、何かが宙を舞う音がする。
頭上を見上げればちょうど通過しようとする何かが視界に入った。
続けて口を開こうとした男に襲撃が来たことを告げる。
男がその手に持つナイフを建物の中へと投げ入れる。
ナイフが金属らしからぬ重々しい音を建物内に響かせる。
これは依頼主への合図だ。何かあればこれで伝えるのだ。
きっとあちらも今何かしらの手段をとっているはずだ。
男は新たに折り畳み式銃剣を背中より抜き取り、自分は腰の二本の短刀を抜けるよう手を腰のあたりへ……
「……こんばんは、皆さん。何か御用ですか?」
ぞろぞろと湧き出てくる武装集団を目にしてつっこんで行くのは体が鋼鉄で出来ていたり死なないような者だけだ。
腰のあたりの手はそのまま、しかし抜く様子は見せず。
集団の指揮官を探そうと視線を周囲にめぐらしながら平然と問いかけた。
男も同じ判断らしく、構えていた銃剣を下ろして苦々しい表情でいた。
■羅刹 > すぐには、武装集団も攻撃を始めない
裏口も抑えられ始めているが余程強行突破しなければ依頼人も無事である
あるいは逃げ足が非常に早ければ突破も可能だろう
武装集団が求めているのは、中で取引されていた商品の方なのだから
武装集団の先頭に立った男が、口を開く
蜥蜴のリーダーではないが、この部隊を纏める者だ
『ああ、こんばんは。お嬢さん
・・・痛い目に合いたくなければそのまま両手を上にあげて膝を付け』
丁寧な口調ながら、威圧的
武装集団が装備しているのは軍隊で使われているアサルトライフル
集団の人数は、見える範囲では20に届かない程度
『俺らの商品をお前らのボスが勝手に取り扱っているという情報を聞いてな
無駄な争いは避けるようにと言われている。投降してくれるとありがたいが?』
もちろん、まだ情報が間違っている可能性もあるにはあるが
疑わしきは確認した後、真実であれば罰するのが常だ
包囲の輪を縮めつつ、まだ攻撃には移らずに、リーダーは女に返答する
■サティヤ > 依頼主とその取引相手は突入でもされない限りしばらくは内部に残る。
小規模ではあるが、蜥蜴の薬物に手を出すような組織なだけあって防御系の魔術を扱える人材がいる為建物内で今も警戒しつつ動かずにいる。
「わかりました。」
殆ど人間の身に痛い目をみせるにはこの銃口は数は多すぎる。
依頼主には悪いが、集団の代表らしき男の言う通りおとなしく膝をつき、両手を上げる。
自分の隣の男は流石に組織の人間であることもあり、僅かな逡巡をみせたが抵抗したところでそれが無駄となれば結果は同じである。
やはりこの男、そこまで愚かではない。自分と同じように膝をつき、銃剣の柄を自分の方へと向けて地面に置いた。
「ところで、私は雇われた傭兵の身であなたの言う事がいまいち理解できないのですが。
私の依頼主があなたの所属する組織に迷惑をかけた、ということでよろしいでしょうか?」
顔を下に向けながら尋ねる。おかしな様子は見せない。
■羅刹 > 大人しくしているなら、やはり踏み込みはしない
何らかの罠があることを警戒はしているのか、一種の膠着状態になる
護衛を排除してから、確実に制圧する腹積もりのようだ
投げ込まれた麻痺ガス爆弾は、防御系魔術の使い手であれば、問題なく防げるだろう
『ああ。そうだな。簡単に言えばそういうことだ』
護衛に対してもまた、抵抗を見せなければ暴力は振るわない
リーダーが指示を出せば、集団の中から数名が前に出て
護衛の後ろにそれぞれ付き、銃を突き付けていく
『だが、風紀でない以上そこまで苛烈に制裁はしねえ
抵抗するなら別だが、ブツを取り上げられりゃそれでいい。それがボスの命令だ』
同じ落第街、違反組織であるから
少しでも、風紀に対抗する手となるなら可能性は残しておく
ここで攻撃することは簡単だが、助力となり得るかもしれない相手をただ単に害するのは阿呆のすることであるから
『・・・傭兵といったな。こだわりが無いならボスに紹介もしてやろう
大人しく投降するなら、だがな』
柔らかいとは言い難いが、話は問題なくできるようだ
護衛の制圧が終わるなら、徐々に武装集団がビルの中へと踏み込む算段を立て始めている