2021/08/09 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に神代理央さんが現れました。
神代理央 >  
退院して数日間の療養の後。
万全の状態で久し振りに臨む風紀委員としての任務。
…といっても、やる事は変わらない。異能を発動し、異形を召喚し、その火力を違反部活の拠点に叩き込む。
周囲の被害を考慮しない制圧砲撃。遥か遠方から撃ち込まれる砲兵火力。
元々、戦闘向けではあっても最前線向けでは無い己の異能。
今はこうして敵の拠点から離れた場所に陣取ってはいるが…やはり、近接戦闘の鍛錬は必要だろうか。

「中途半端な連中なら何とかなるが…。強力な異能者や魔術使いが現れた時の対応に遅れをとるのが私の弱点でもある。
とはいえ、それをカバー出来る程の戦力増強を求める訳にもいかんしな…」

自身の部下たる特務広報部の隊員達は、未だ訓練途上の身。
集団戦闘ならまだしも、個々人が強力な戦闘力を有しているとは言い難い。
人手不足は、組織の常。退院しても付きまとう悩みに溜息一つ。

神代理央 >  
まあ、それは兎も角。
退院直後という事もあって比較的小規模な違反部活の殲滅が任務だった事もあり、何事も無く抵抗は排除された。
後は、同僚や部下達が残敵掃討に勤しむだけ。自分の仕事は、此れで終わりだ。

「…毎回このくらい楽であってくれれば良いのだが…。そうも言ってられぬのが、此の島の恐ろしいところよな」

一応、異形達に周囲を警戒させてはいるが…今のところ、大きな脅威は感じられない。
懐から取り出した煙草に火を付けて、遥か遠方で燃え盛る雑居ビルだったモノを遠目に眺めつつ。
ぷかり、と甘ったるい紫煙を吐き出した。