2021/12/29 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」にクレハさんが現れました。
クレハ > 我々、死神はその名の通り人に死を与えるのが仕事である。
それは他人が憎いとか殺人を好むからとかそういうわけではない。
こちらにもこちらなりの事情があり、一定の死をもって街の秩序を保つ。

生と死は表裏一体で、このバランス調整が難しい。
例えば人が死に過ぎれば悪霊の増殖、人口の減少による経済の低下などの打撃を受ける。
逆に死が薄い状態であれば人は安全性から死に怯える事もなくなり魂の質が落ちる。


死が濃い状態なら更なる被害を生み出しかねない殺人鬼を殺し
死が薄い状態なら人々に身近に死を感じさせるために無辜の民を殺す。


「年末だからでしょうか…最近は死が薄いような気がします。」

今回は後者。
何の罪のない一般学生(あるいは違反学生だったかもしれない)を路地裏に引き込んで3人ほど始末した。
辺りには赤一色。文字通りに血の海だ。

クレハ > 「そう、死とは唐突にくるものです。楽しいひと時でも"その時"が訪れれば幕を引く。それが我々の仕事ですから…」


悪く思わないでください、というように遺体である三人の生徒に言葉を手向ける。
黒い装束を身に纏って大量に返り血を浴びた身体と大鎌を携え、やがて大鎌を地面に立てる。

無残な惨殺死体から何かが抜ける。それが人の魂であるのは容易に想像できる。
そこから周りに漂う黒い人魂のような物を強い引力に引っ張られるかのように吸収していく。
死んだ人間の魂はこの死神が貰う。仕事を効率化させる為の能力の燃料として活用しよう。


「死を伝える…我々の仕事です。」

ご案内:「違反部活群/違反組織群」からクレハさんが去りました。