2022/05/03 のログ
■笹貫流石 > 「…おっと。そろそろ落ち着いたっぽい?今の内に退散するのが吉かねぇ。」
帰宅予定コースの一角から『死の気配』が薄れていく。あの辺りはさっきドンパチの気配があった筈だが。
ならば、そこを通って帰るのがいいだろう。一応、こういう時には便利な能力ではある。
…とはいえ、発動すると脳味噌に負担も掛かるので瞳は再び閉じて糸目になりつつ。
空き缶はポイ捨て…は、せずに律儀に持ったまま踵を返して屋上を後にしよう。
え?格好よく屋上から飛び降りて帰れって?…うん、慣れない事をして自分は死にたくはないのだ。
ともあれ、律儀に階段を下りて一階まで戻って…周囲には気は配りつつ外に出れば。
「よーーし、帰るぞーーー。」
と、軽く伸びをしてから緩やかに歩き出してその場を後にする少年であった。
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から笹貫流石さんが去りました。