2019/05/11 のログ
ご案内:「路地裏」に蛭谷エルさんが現れました。
蛭谷エル > 夜も更けた頃、静寂に包まれた路地裏に喧騒が響く。
まるでパルクールのようにビルから塀へ、塀から地面へ着地すれば、追跡していた相手の肩を掴み、そのまま壁に向かって叩きつける。

「そろそろ往生したほうがいい。
俺から逃げることはできないと分かっているだろう?」

スンと鼻を鳴らせば、もう一度強く壁に叩きつけ、そのまま後ろに投げ飛ばした。

蛭谷エル > 目の前に転げる男は盗みを働いた犯罪者。
本来であればそのまま捕縛して公的な機関に突き出すのだが。

「盗んだものを返せ。
そうすればこの場は見逃してやる。悪い話ではないはずだが?」

尻もちをついてこちらを見ている男に対して、自身はしゃがみ込み、手を伸ばしてそう提案する。
ここで警察に突き出しては、社会的立場も危うい。彼なりの考えなのだろう。

蛭谷エル > 相手はおずおずと盗んだものを渡してきた。
それは現金、おそらく数万円

「うん、よく渡してくれた。感謝するよ。」

それを受け取れば、立ち上がり、その場を去っていった。

ご案内:「路地裏」から蛭谷エルさんが去りました。