2020/08/04 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」にジャムさんが現れました。
ジャム > 健全な学生が来てはいけない場所だそうだ。
それなら、と異邦人は考える。――遊びに行くしかない。

来ちゃダメと言われたら行きたくなる天の邪鬼が裏路地にやってきたのは夕方になる少し前。
日中のセミも羽を休め、ようやく気温の下がってきた街中に人出の足音が賑わい始める頃。

隅っこに煙草の吸い殻が小さな山ほど盛り上がった路地、転がっている壊れたバイク。
謎の種が入った大きな壺が所狭しと並ぶ店に、鎧や刀を売る故買屋。かと思えば、妙にとろんとした目つきで道行く人に色目を使う女の子たち。

表面上は平静装いながら、内心どきどきわくわく。
すれ違うのにも肩が近い、そんな路地裏を進んでいき。

ご案内:「落第街 路地裏」に持流 童男さんが現れました。
持流 童男 > 「うーむむ・・!悩むでござるな・・・!」

そう言いつつも何が行けなかったかを考えつつもいつものパトロールをしている体が勝手に動いている。

「ここは治安が悪いでござるからなぁ・・・っっとあの子は・?」
言いつつも半獣人の女の子が路地裏に入っていったのを見つつも

「ちょっと待つでござる!!そこの女の子!!!ここは女の子が一人で、来るところじゃないでござる!」

といいつつ声を上げつつ、近寄っていこうとする。

ジャム > まったくもって混沌渦巻く裏路地探索は怖くて楽しい。
あの割れた窓ガラスから今にも人ならざる大きな血走った1つ目がこちらを見下ろしたり、ひと目で悪いことしてますって感じのたむろってるグループに道を塞がれて通行料を要求されたりするんだろうなって想像しながらもそういう不健全さに憧れて歩みを続けていると、背中からかけられる声に振り向き。

「あは……。それは知ってるよー。
でもせっかくの夏休みだから、わくわくするようなお散歩したくて!
……ねえねえお兄さん。女の子が1人来ちゃだめなとこなら、お兄さんついてきてよ?それなら2人になるから、良いでしょう?」

パーカー姿の相手には、正義の炎のゆらめきが見えるようで。自分の軽率な行動たしなめる言葉に、後ろ頭に手をやりつつ。長期休業ならではの娯楽を求める。
1人じゃだめなら、なんて言葉尻を捉えて逆におねだりする有様。

持流 童男 > 「ほ・・・それならいいんでござるが、冒険したくなるのはわかるでござるよ。わくわくするでござるし、そういうのは嫌いじゃないでござるよ。」

心底ホッとしたような顔つきになりつつも、柔和に笑いながらも
半獣人の女の子が、ここで、襲われるのが、一番堪えられない。
無いかも知れないけど、だけども

「だけど、お主が、ここでもしも悪い男たちに襲われてでも、して見るでござる。・・某が悲しむし、お主の仲間も悲しむでござるよ」

すこしだけ真面目に言いつつも

だけど、とすこしだけ、イタズラめいた笑みを浮かべつつ。

「某が、がいるから大丈夫!二人で一緒に歩いて、冒険してみようでござろう!楽しい路地裏にしようでござろう!」

にかっと純真な笑みを半獣人の女の子に笑いつつもドンと胸を叩く。

ジャム > 「ふふー。僕が悪い人に絡まれて、ブルブル震えながら泣く弱っちい子に見える?
何かあったら逃げちゃえばいいんだよー!
それに、僕の勝手で遊んでるんだし。僕に何があってもお兄さんは悲しまなくていいよー」

相手の言い分は最もながら、異邦人の半獣にとっての危険は娯楽とほぼ同義だった。にー、と白い八重歯を浮かしながらその場でたったった、小走りに逃げる仕草をしてみせ。

「でもー。お兄さんはいい人だね。
わざわざ声、かけてくれてありがと。
――わーい!じゃあ僕と一緒に冒険しよ!
お兄さんは勇者でー、僕は戦士ね!
僕はジャムだよ。お兄さんの名前はー?」

たのもしく胸を叩く仕草にふっと笑みを浮かべ。
彼の快諾に声音を弾ませる。
一歩先立って歩きながら、相手の名前を求め。
尻尾、ゆらゆら。

持流 童男 > くすりと笑いつつも懐かしい友のことを思い出しつつ

「某の名前は持流 童男、ヒーローは・・今は休業中で、風紀委員をしているものでござるよ」

自分の自己紹介を、いい笑顔でしつつ。今回のは内緒でござるよ?
とジャムさんにイタズラめいた表情で人差し指でしっとしつつも

「いやぁ、某はいい人・・・なのでござろうかな。
・・っと!某が勇者で、ジャム殿が、戦士でござるかー!
頼もしいでござるな!じゃあ、前線は任せるでござるよ~~
危なくなったら逃げるでござるよ~~~」

ジャムさんにニット笑いつつも、
冗談めかしてにしししと言いつつ
ジャムさんについていく。

「お主、きれいな毛並みしてるでござるなぁ」
そうポツリと言いつつも。

ジャム > 「そっかー、風紀委員の人なんだ!
今のうちに仲良くなってー、僕が何か悪い事したら目を瞑ってもらえるようにしようかなー。……ってウソだよ!冗談だよ!
――うんー。……2人だけの内緒」

相手がいわば検察側の人間だと知れば、早くもいけない目的のためのコネを作っておこうだなんて悪い考えを口にするも、その表情も口調も冗談めいたもの。
人差し指、しー、の仕草に頷いて。自分からも同じ仕草を返せば共通のひみつが出来たとばかりに片目を瞑って。

「僕から見たら、良い人!
――まかせて!そのかわり後ろはよろしく、童男!
……えへー。ありがと。僕の自慢の尻尾さ!
童男のことをー、つんつん、さわさわー」

即興パーティ結成を祝し、気安く相手を名前呼ばわり。
毛並み褒められたらぴこぴこ獣耳揺らしながら嬉しそうに。
伸ばした長い黒尻尾で相手の腕や手首をすりすり。さすったりつついたりして戯れ。

持流 童男 > 「はははジャム殿よろしく頼むでござるよ・・・くくっ」

言いつつもくすぐったいのかすこしだけくすがりながらも

すりすりされつつもくすぐったいのか変な声が出てしまう

「はっはは・・んっ・・・ちょっと・・くすぐ・・ったいでござるな」

冗談めかして笑いつつも。

「こらー!全くもう、でも・・良い毛並みしてるでござるな。
やっぱり綺麗でござるな!それにキュートでござるしな。」

言いつつもジャムさんの尻尾を、ゆっくり傷つかないように毛並みがくずれないように、優しく撫でようとする。

ジャム > 「あはっ!尻尾きもちいいー。
童男の手っておっきくてあったかいー……!」

優しい手付きに撫でられる尻尾。ふるっと一度お尻が震えると、心地よさそうに丸くなる獣耳と細められる瞳。
尻尾の毛並みは黒く長く、猫っ毛みたいにさらさらした触れ心地。彼の手の中でゆっくりと尻尾がくねり。

「童男って、お休み日は何して過ごしてるの?
今日みたいに、街をうろついたり?」

尻尾撫でられるまま歩きつつ、軽く相手の事を知りたがり。

持流 童男 > 「休日は、そうでござるなぁ。」

考えつつも歩きつつ、体がなまってることもあり
鍛錬をしつつもなんとか動いていることしかないが、エロゲと、ゲームはこの際言わないほうがいいか。

優しくゆっくり傷つかないように触れつつ、猫っ毛みたいさらさらした触り心地を堪能しつつも

「ゲームとか、あとは、こんな風に街をうろついたりしてるでござるよ。」

ニット笑いつつもジャムさんにいかがわしいゲームの事は言わずに。

「ジャム殿も、休日はなにをしてるでござるか?こう、今日みたいな冒険してるでござる?」

後ろをついていきつつも聞いて見る

ジャム > 「ゲーム!あれ面白いよね。
僕の居た世界じゃあんな魔法は無かったよー!
あとー、学校の男子に聞いたよ。えっちなのもいっぱいあるってー!」

自分の手先のように尻尾を動かし、すりすりとさきっぽを相手の手のひらに撫で付けつつ。
こちらの世界に来て知った驚異の娯楽に瞳輝かせる。
コントローラー握る仕草をしてみたり、
卑猥なジャンルがあることを知っているという事を逆に誇らしげに言って。

「学校が無い時はカフェでバイトしてるよー。
学生街のカフェでウエイトレスしてる!
それでも時間余ったらー、うん。今みたいに島じゅうをうろうろして風通しの良いお昼寝ポイント見つけたり、人と会ったりかな。歩いてたら、たまに良い人とお話できたりするよ。童男みたいな!」

雑談重ねつつ、進んでいく裏路地。
たまに胡乱げな視線を向けるガラの悪い連中も居るが、自分の背後に立つ大柄な彼の姿に気づくと何も言ってこない様子。

「童男っておっきいよね。どうしたらそんな大きくなれるの?僕背丈ほしいんだー。だから聞いて参考にしたいなー」

悪そうな人をしゅんと黙らせた、そんな体躯を振り向きながら眩しそうに見上げて。こてんと首傾げ。

持流 童男 > 「ぶうううううううう!!!」

すこしだけ動揺する、卑猥なジャンルがあること知ってたのか!と動揺しつつも、優しくなで続ける

っく可愛いでござるなぁと思いつつ、そう思ってたのが口から出ていた
「クッ可愛いでござるなぁ」

すこし恥ずかしがりながらも、本心を言いつつ

「色んな所に行ってるのでござるなぁ、・・お・・おう!?ムズが良いでござるなぁ!」

いい人と言われてむず痒くなるが、悪い気はしていないようで
にヘラという顔になる。気の抜けた顔になりつつも。

「・・・いやぁ、某ほどの小さい人物はいないでござるよ」
すこしだけ感傷に浸りつつもすぐ切り替えて

胡乱な視線を向けるガラの悪い連中に対して、凄みのある睨みでおとなしくさせつつも、ジャムさんの死角から狙ってきそうな輩に対し、そちらを見ることで不意打ちは無理だと悟らせつつも

「うーん、鍛錬と、後はカルシウム・・牛乳を飲んでたからでござるからかなぁそれくらいしか思い浮かばないでござる」
いつもの調子に戻り、ニットわらいつつジャムさんに応える。

ジャム > 「あはは!ちゃんと知ってるよー。
僕もそういうので遊んでみたいけど、男の子たち声揃えてダメって言うんだー。なんかずるいなー。
――えへ。童男に可愛いって言ってもらえるの嬉しいー。ありがと!」

呑気な声でそう言いつつ。褒めてもらえてぴこぴこ!獣耳が喜色も露わに跳ね動いて。

「そう?……じゃあ、言い換える。心の広い人!」

何か思うことがあるような、感傷浸る呟きにぱちぱち瞬き。
別の表現にして、意味もなくぱーっと両腕を広げてみせ。
睨みを効かせるヒーローの凄みに薄汚れた連中は思わず、何もしないっすよ、とばかりに軽く両手を上げてみせるのだった。

「牛乳かあなるほど……!……じゃあよーし!どっか牛乳探しに行こ?路地裏抜けてー、どこかお店かコンビニ探そ!」

知識の流通量が違う世界出身の半獣人は、背丈を伸ばすために牛乳が良いというのを耳にして瞳を輝かせる。
路地裏冒険の続きを、そのまま牛乳を取り扱うお店の散策へと変えようと提案してみせ。

――相手が頷くのなら、嬉しそうにくっつきながら歩いていき。何か不都合があるというのなら、いったんここで別れようかと。どちらにせよ、別れ際には「今日はありがと、またね、童男!」と笑顔で大きく手を振るものと――

持流 童男 > 「おう!!・・・心の広い人でござるか」

胸が暖かくなるのを感じて、
くすりと笑いつつ、いい笑顔でジャムさんに

「ありがとう。」

そういいつつも感謝を述べて。
ジャムさんに笑いかけつつも

「おう!いいでござるよ!お主との冒険なかなか楽しいでござるからな!」
そういいつつ、牛乳を取り扱うお店の散策へ提案を大きく頷き同意する。

快活な笑みを浮かべつつ、別れ際には「おう!また冒険するでござるよ!ジャム殿!!!」そう言うだろう。そしてこちらも笑顔で大きく手をふりつつも、パトロールに戻るだろう

ご案内:「落第街 路地裏」からジャムさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」から持流 童男さんが去りました。