2020/09/20 のログ
殺音 > そういえば鉄火の支配者とかオーバータイラントが入院してたって話を聞く。
今はどうだか知らない。
異能医術が発達してるからそんな長いこと病院にいるなんてことはないだろーけど。
誠に遺憾ながら。

「医療ミスかなんかで全員死なねーかなぁ…」

手を汚さずに、誰にも面倒かからずにいなくなってくれれば
スラムに住む人間としてはありがたいことこの上ない。
オーバータイラントはともかく鉄火巻の方は、落第街スラムあたりでは
生きていてほしいと思う人間はほぼほぼいないだろう。

殺音 > しばらくすれば更に廃墟が増えてくる。
スラムの景色だ。

風紀に遭遇することはなかったのでよかったってとこ。
さて、これからどうしようか。
つぎはこんなこと、なければいいんだけど。

ご案内:「落第街 路地裏」から殺音さんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」に刀々斬 鈴音さんが現れました。
刀々斬 鈴音 > 路地裏の壁に背をつけて紙パックに入ったジュースを吸う。
……最近の落第街はピリピリしている。
この前の襲撃の事もあるけれどそれ以外にも何となく蓋が緩くなっている気がする。

「なんか最近ぴりぴりしてるね…。なんでだろうねちーちゃん?」

自分の持つ刀に話しかければ無機質な声で

『鉄火の支配者がいなくなってる影響があるのだろう…
 良くも悪くもアレの影響は大きい…。』

「りー様入院してるんだっけ?心配だよね。」

特に心配を感じさせないあっけらかんとした口調。
情報に疎い鈴音のところにも情報が入ってくるような事態だ他の住人が知らないはずもない。

刀々斬 鈴音 > 彼が落第街に与えている影響は大きく存在してるだけで大きく人が動くのが難しくなる。
……先日、鈴音が集団に襲撃されたのも彼が入院していたという事も影響していたのだろう。

刀々斬鈴音は鉄火の支配者に雇われている。

……一部で流れるそんな噂もそのタイミングを狙った理由を補強する。

「しばらく、表に潜ろうかなあ……そろそろ寒くなるし…。」

表に潜る。
……裏からしばらく姿を隠す。
問題なく表で遊んで暮らせるだけの蓄えはあるし……そもそも蓄え等いらない身分であるし…。

刀々斬 鈴音 > 「えーと、今年は家があるから……。
 いるのは…偽造学生証でしょ?人斬らなくていいように血いっぱいでしょ?
 そのくらいかなあ?どうおもう?」

『足りなければその都度に買ってもらえばいいだろう?』

あまりにもあんまりな答え。
だが、刀に人間の必要なものなど分からないだろう。

「まあ、大丈夫かな?
 後は挨拶まわりくらいかなあ?鈴音に挨拶したい人も少なくないだろうし…」

……路地の奥の暗がりへと視線をやる。

刀々斬 鈴音 > 薄汚い白い猫がニャーとないた。

「……猫だね。」

『猫だな……。』

猫だ。

「鈴音に挨拶しにくるとは感心な猫だね。」

そのままてっててと走り見えなくなった。

「じゃあ、バイバイ。」

そうして鈴音は落第街を去る。
しばらく表に潜るのだろう……。

ご案内:「落第街 路地裏」から刀々斬 鈴音さんが去りました。