2021/02/28 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」にシャンティさんが現れました。
シャンティ > 「は、ぁ、ぃ……こ、れ……なぁ、ん、だ……?ふふ」

物流がひっそりと抑えられようとする中、女はひっそりと物資の補給を行う。物資を受け取った男たちは無言でそれらを持っていく。無から有の産物は、密やかに流れていく。


「悪手、よ、ね、ぇ……ボラン、ティア、とか、も、いる、の、にぃ……ん……?」


ふと、気がついたように動きを止める。


「あ、らぁ……かわ、いい……わ、ねぇ……怪我、を……おし、て……おし、ごと……なん、て、ぇ……ふふ。」


くすくす、と笑う。彼はよほどこの街が好きらしい。とても素敵なことだ。いっそ、本当にこちら側についても面白いのではないか。


「……あ、らぁ……? おと、も……だ、ちぃ……? いた、の、ねぇ……?」


巨大な漢であった。太く、固く、雄々しく、そして黒い塊であった。


「ふ、ぅ……ん……?」


くすくすと笑って、興味深そうに本を撫でた。

シャンティ > 女が見つめるのは、此処ではないどこかの通りで行われる邂逅。


「へ、ぇ……呪、ぃ……ね、ぇ……? やぁ、ねぇ……陰、湿ぅ……ふふ」


くすくすと女は笑う。傍目には暢気に本を読んでいるようにも見えるだろうか。


「あ、ら……彼、が……退場、す、る、のは……す、こぉ、し……もった、い、ない、わ、ねぇ……?」


人差し指を唇に当てて、考える仕草をする

シャンティ > 「あ、ら、あら……いい、わ、ねぇ……ポン、ポン……ふふ。プレゼ、ント……しちゃ、おう、か、しら、ね、ぇ……?」

少しだけ、笑いの種類が変わる。


「いい、友情、ん、ぇ……いっそ、ぉ……ふた、り、で……くっつ、いた、らぁ……なぁ、ん、て……ふふ。ちょぉ……っと、脱線、かし、ら……ね、ぇ。いけな、い……いけ、な、ぃ……」


小さく手を振って、何かを打ち消す。


「彼、本気、で……いや、がり、そう……だし……」

シャンティ > 「……ヒーロー、ねぇ……う、ぅん……やっぱ、りぃ……もった、い、ない……わ、ね…… け、れど……」

またも考え込む


「そう、ねぇ……彼、の……いう、とお、り……彼、の……悩み、も……苦、しみ……もぉ……彼、自身、の……もの……それ、を……簡単、に……ひっく、り……かえ、して……しま、う……な、ら……それ、は……」


脳裏に浮かぶのは、かつて流行ったという演出の一つ


「『機械じかけの神』。それ、は……手法、と……して、認め、る……け、ど……やっぱ、りぃ……無粋、よ、ねぇ……あぁ……難し、い……わ、ぁ……」


額を抑えて嘆く


「……ん。こち、らも……今日、は……店、じま、い……かし、ら……ね、ぇ……いい、もの……みれ、た……わ、ぁ?」


くすくすと女は笑う。涼やかな笑いとともに、どこかへと消えていった。

ご案内:「落第街 路地裏」からシャンティさんが去りました。