2021/10/23 のログ
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「はぁ、帰って報告書でも読みますかね」

こうしていても仕方がないだろう 今は動かなくては

「さて、タカハシとサトウに嗅ぎ回らせますか
 取り立ては後方でもできるでしょうし」

手練を諜報に使うということは取り立ての効率が落ちるということでもある
それはなるべくなら避けたいが今回はしょうがないだろう

「ま、金だけはありますから問題はないでしょう」

後は、適切なタイミングで 適切な場所で 金をばらまけばいい
そのタイミングを今は見計らっているのだが

「……はぁ」

足を階段へ向ける
今は誰にも見られたくなくて 姿を消し階段を降りていく
まったく、今日の自分はぐちゃぐちゃだった 

ご案内:「落第街 路地裏」からさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」にモノ・クロさんが現れました。
モノ・クロ > 「んー……」
ちょこん、と。路地裏に置かれた木箱に腰掛けている。

何をするでもなく、物思いに耽っている。

意志が、定まらない。どうすれば良いのかわからない。

やりたいことは、決まっているのに。

モノ・クロ > 「…………」
ざわ、ざわ、と。呪紋が蠢く。
迷っている時はいつもこうだ。
沢山の意志が動き回って、こうなる。

「皆もわかんないよね―。どうしたら良いか…」

モノ・クロ > 「…………暇。」
周囲は、とても静かだ。遠くで喧騒が聞こえるような気はするが…モノの周辺だけは、静かだ。

彼女の姿をみれば、誰だって逃げるから。

モノ・クロ > 「うーん、どうするのが正解なのかなぁ」

そもそも、凛霞お姉さんの居場所がわかっていない。情報を集めなければならないのだけれど…残念ながら、私は嫌われ者。
情報を渡してくれるのはごく一部の物好きぐらい。

「…でも、あの子に頼るのはあんまりなぁ…」

モノ・クロ > 「…そろそろ帰ろ」
眠気が出てきた。流石に誰かがいるところで、寝るわけにはいかない。

そうして、気まぐれに訪れた落第街を後にするだろう。

ご案内:「落第街 路地裏」からモノ・クロさんが去りました。