2022/01/23 のログ
■紅龍 >
静かな一日だ。
どうやらこの街そのものが今は息をひそめているらしい。
「――ん、ああ、オレだ。
なんだ、もう仕上がったのか」
ボケっとしてたら、『得意先』からの連絡だ。
どうやら頼んでいたもんが出来上がったらしい。
「――ああ、そうだ、指定の場所へ運んでやってくれ。
報酬はオレが取り立てておくから心配すんな。
――おう、頼んだぞ」
通信が終わる。
どうもあの『探偵』が、閉鎖区画にも鼻先突っ込んでいるらしいからな。
どうせ装備が足りねえと泣き付いてくるだろうから、用意してやったわけだ。
「あいつに死なれても面倒だからな」
使える手札が減るのは、今は避けたい。
『マヤ』の方もあん中に入っていったらしいが――あいつは大丈夫だろう。
不愉快な顔はしてそうだが、死にはしねえ。
――とはいえか。
「『真夜』が入っていくようなら、ほっとくわけにもいかねえな――」
よっこらせ、と腰を上げる。
とりあえず今日のところは引き上げるとするか。
道すがら、あいつらに連絡の一つも入れておくとしよう――。
ご案内:「落第街 路地裏」から紅龍さんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」に羅刹さんが現れました。
■羅刹 > 男は、前回達成できなかった移動を今日も試みていた
妙な事に巻き込まれ、迂回するにも道は潰れていたため
取引先には金を渡し、再度直接会う約束を取り付けることができた
こういった時に使える手足が少ない以上、自分が動くしかない
リスクがあったとしても、飲み込まなければならない
(トップが2人じゃあ混乱するが、近しい奴を作らねえとな…)
礫も焔もこういったことには向いていない
諜報ならば梟が居るが基本あれらは隠密だ
かと言って、今外部から引き入れるのもリスクが高い
さてどうするか、と考えながら
手遊びで煙草を吹かしつつ、路地裏を目的地へ歩いていく
顔が知れ渡った今では、闇討ち、襲撃何でもありなのだろうが
活動していく上ではこの動きは必要不可欠だ
■羅刹 > 男の歩みは止まらず。
今日は何事も無く、一つ仕事を終えられた
ご案内:「落第街 路地裏」から羅刹さんが去りました。