2020/06/11 のログ
ご案内:「スラム」にエリク・スタンさんが現れました。
エリク・スタン > 「あ~、結構遅くなったな。」

夜のスラムを足早に駆けるエリク。
スラムでの売り子の仕事を終え、今日の根倉へと向かう途中である。
ちなみに、こんな時間にスラムを通るのはエリクに取っては予想外だ。

夜にもなれば明りの灯されていないエリアも多く、異常者による通り魔的な事件もたまに聞くと言う。
また、怪異の類とも思える様な存在を見かけることもあるとか。

「妙なの出てこないでくれよ~。」

時折、遠くから聞こえる物音に怯えたり。
大した戦闘技術を持たない少年は声が震えていた。

エリク・スタン > 実の所、人に寄ればエリクの方こそ妙な存在に見えるだろう。
頭から獣の耳を曝け出し、平然としているのだから。

だが、大雑把なエリクは自分を人間だと思っている。
異能についても、そんなもんだろう程度に考えて。

エリク・スタン > この日、特に脅威となる存在と出会うこともなく。
無事にスラムの根倉へとたどり着くのであった。

ご案内:「スラム」からエリク・スタンさんが去りました。