2020/07/03 のログ
ご案内:「スラム」にアーヴァリティさんが現れました。
■アーヴァリティ > 「...こ、これってちゃんと振らないと発動しないんだね。
これなら落としても安全だね...」
つい先ほど、歩きながら考え事をしていたら賽子を落としてしまったが為に露骨な焦りを見せる幼くも旧い怪異。
最初に試してからこの賽子は1度も振っていない。
胡散臭い男、基ルギウスから30の面しかない四面の賽子を貰ったりもしたがあれ以降怖くて取り出せてすらいない。
そして、あれから私が何に憧れてこうなったのかも、異能の進化もあまり進んでいない。
まあそれでボーッとして賽子落としたわけなんだけど。
「また落とさないようにしまっとこ
集中しようにもなあ...二つも悩み事があると難しいなあ」
なんて、思いながら賽子を仕舞えば、塀の上へと飛び上がり、綱渡りでもするように両手を左右に突き出して再び歩き出した。
■アーヴァリティ > 「にしても...モザイクを作れか...」
あのときルギウスに言われた言葉が頭の中で何度も再生されてきた。
モザイクを作る。二色を混ぜ合わせると言うよりかはそれぞれの形を残して1箇所に同居させる。
混ぜて灰色にする必要はない...と言ったところだろうか?
「別に灰色でもいいと思うけどなあ」
それに二色だけじゃなくてもいいんだろうけど。まあ二色で無理なのにそれ以上の数を合わせることなんてできる訳が無いけど。
塀の崩れた部分を飛び越えるついでに触手の一本で掌サイズの崩れた塀の一部を拾い上げ、さっきまでの賽子代わりに掌で転がしたり投げてみたりしつつ。
「両手を...まず違う風にしてみて...」
突き出した左腕が筋肉質な大人の女性の腕へと変化する。
若干崩れたバランスを「おっとっと」なんて零しつつ立て直しながら。
そして、右腕は僕の魔術を使い慣れた腕。
■アーヴァリティ > 「ふむ...やっぱり意識したら見た目だけじゃなくてちゃんと能力もついてくるみたいだね」
筋肉質な見た目だけでなく、それに伴う筋繊維を想像する。
その結果作り上げられたのは僕の身体能力に見合わない貧弱な、人間からすれば力強い腕。
...魔力が通りにくい?
「やっぱり僕が知らない部分は僕のままなのかな?
全部僕じゃなくしたら魔術もろくに使えない?」
試しにその全身の筋肉のみを人間にしてみる。
神経を調べる上で人間の筋繊維も模倣できる。
その対象は...魔術も異能も持たない一般人。
さてー
「やっぱりそうだ。やっぱり見た目以外も僕にすると僕の体なのに僕みたいに動かせない。
...ちょっと気持ち悪いな」
予想通りか。
すごい気持ちわるいから普段の僕に中身を戻して。
■アーヴァリティ > 「やっぱり中身は僕のままなのが一番しっくりくるね
...僕の体とさっきの体をモザイク...うーーーーん」
ああダメだ。やっぱり上手くいかない。
右腕の中身を僕とさっきの体、どっちも共存させようとしてみたけど。
部位単位で機能させ続けた異能はいきなり一部位に二つの性質を模倣させてくれない。
まあできたとしても、僕にとっては貧弱すぎてこれじゃ使い物にならないけど。
「何かないかなあ...混ぜ合わせるのに適した...強い特徴を持つ体」
生憎人間に擬態することが多い僕は人間以外の体のストックはない...
「あ...ある」
賽子を徐に取り出して見つめながら。
あの時普段の器では受け止めきれなかった力を内包していた僕の素の体。
あれの性質を擬態出来ればいい。
ただ、問題は。
「覚えてないなあ」
はあ..とため息をついて。
■アーヴァリティ > 「それになあ...あの体動かすのに普段の僕じゃ消耗大きすぎる気がするし...
無闇に賽子を振りたくないし...」
リミットは100。
今は3とはいえ、無闇に賽子を振っていい理由にはならない。
やはり手詰まりであることが否めない。
「モザイクじゃなくてもいいから...見たものを複製、模倣...うーん」
見た異能を模倣できたら面白いけど流石に無理がある。
僕が模倣できるのは所詮生物の体...
「じゃあ生物以外は?」
何て事も無いように舞い降りた一つの疑問にハッとした様子で。
愛銃を取り出すもどう複製すればいいんだこれを。
「やっぱダメだなあ...
うーん...」
幼い怪異の夜はまだ半分も経っていない。
唸り声を上げながら暗く不気味なスラムを何をするでもなく徘徊し続けるだろう。
さて、自分で答えに辿り着くのが先か、それとも何かきっかけを得るのが先か。
数日経った今でもまだわからない話。
ご案内:「スラム」からアーヴァリティさんが去りました。
ご案内:「スラム」に持流 童男(割烹着)さんが現れました。
■持流 童男(割烹着) > 「さてと、今日は炊き出しでござるよ」
と言いつつ、炊き出しをしている。火を使いながらも料理を作りつつ他のついていてくれる風紀委員とともに炊き出しをしている。
「おにぎりと味噌汁と水」
ホカホカのおにぎりと、体の芯からあたたまる味噌汁。
「あぁん!?なんじゃわれ。こんなところで誰の許可得て・・・うっそうま」
チンピラが食べた瞬間、涙を流して、席についた
「腹が減ると、荒んでしまうでござる。それならば、まず腹を満たすでござるよ。」
ほっこり笑顔で
■持流 童男(割烹着) > 「さて、スラムの子どもたちもよってくるでござるよー!」
と言いながらスラムの子どもたちにも振る舞いながらも。お味噌汁とおにぎりを作れるだけ作る。
「デブ・・・店長!味噌汁が足りなくなりました!」
「でぶって言おうとしたなお主このやろう。B班と買い出し!!!C班はお菓子作りとデザートに専念してくだされ!!!」
キッチンが作れる異能を持つC班がデザート作りを、B班は買い出しに行き。
「どんどん振る舞うでござる!スラムの隅々まで腹を満たすでござるよ!!」
と言いつつフィジカルでスラムに配っている。
■持流 童男(割烹着) > 「おうおう、ここをどこの島だと、ムグ・・・まぁ見逃してやるよ・・・ところでこれどこの炊き出しだ・・?」
「ここを真っすぐ行ったところの広場でござる!!」
『分かったありがとう!!!」
と言いながら、強面の男が広場に行く。
(材料がたりないでござるなこれ・・!)
「スライムもよってくるでござるよー!食べ残しもあるので!!」
スライムもよってくる!そこに、食べ残しのゴミを放る!
■持流 童男(割烹着) > スライムが食べ残しを食べてる間、ピキーピキーと聞こえてくる!
「おとなしく待ってたら、たくさん食べ残し食べさせてあげるでござるからな」
言葉が通じるかわからないが、少し伝わったのか、すっと待っている。
おにぎりと味噌汁をスライムにも上げる
「よかったら食べるでござるよ」
といって食べさせる。
■持流 童男(割烹着) > 「こんなところでござろうか」
と言いつつ、炊き出し広場に戻っている。
宣伝はした後は自分の足で、来るだけだ。これない人のところには直で行って3杯届けた。食器は後日回収しに来ると言った
ふぅっと一息椅子に座ってぼーっとしている。
■持流 童男(割烹着) > 「さて炊き出しも終わったでござるし」
と言いつつスライムに食べ残しのゴミを上げながら
炊き出しも片付けてから
「パトロールに向かうでござるかな」
スラムを去った
ご案内:「スラム」から持流 童男(割烹着)さんが去りました。