2020/07/12 のログ
ご案内:「スラム」にサクラ=ウィンスピーさんが現れました。
サクラ=ウィンスピー > 「ほぇ〜、こんな所もこの島にはあるんだねぇ。地図だと歓楽街ってあったんだけどにゃ。」

異邦人故に今日も今日とて好き勝手にあちらこちらと散策している。
歓楽街と言われている場所は娯楽もたくさんあり自分好みで色んな場所を彷徨い歩いていたのだが、少し奥に来すぎたのかスラムにまで迷い込んでしまったようだ。

先程までとは打って変わって暗くどんよりとした雰囲気。
ここに来るまでに普通のヒトであるなら空気の違いで気付くものだろうがむしろこういった場所は元の世界にも多く、多少ならば問題もないだろうと甘さのある考えの元ココに来てしまったのだが、学園の制服を着ているただの少女のような姿をしているヒトがふらふらとナニも知らない顔をして歩いていてナニも起きないとは考えづらい。

サクラ=ウィンスピー > 何か起きるなどこれっぽっちも考えてなどおらずココに元々住んでいた人ならば明らかに不注意で、平和ボケた少女がなんの自衛手段も持っていないのにも関わらずのん気に散歩しているようにしか見えない。

さてはて、ココにはナニがあるかに゛ゃ、ッ?!」

案の定背後に迫る何者かに気付くことなく。
不意に、後頭部へ受けた衝撃に対応出来ずカァン!と鉄パイプか何か、硬い物でサクラは頭から吹き飛ばされ近くの壁に激突する。

サクラ=ウィンスピー > それはもう見事なフルスイングで。壁にぶち当たりそのまま地面に沈む少女は無事には見えない。

かと言って、こんな場所で助けが来るはずなどなく。
こんなところにいる学生、死んでも構わないだろうというような二級学生はいるもので。

倒れたサクラを前にしてゲラゲラと楽しそうに笑っている。

よほど抵抗の一つもなく暴力を振るえたのが楽しかったのだろう、派手に壁にぶつかった割りには、出血すらしていない事に気付いていないようだ。
ぐったりと地面に伏せているサクラの表情は長い髪に隠れて見えない。

二級学生も典型的な男だ、もちろん気絶し無防備な少女がいれば更に魔も差してしまうことだろう。
完全に自分が上位なのだと一時の愉悦に浸りながら男はサクラへと手を伸ばし。

ご案内:「スラム」に持流 童男さんが現れました。
持流 童男 > 「何をやってるでござる!!!!!風紀委員でござる」

いつものごとくパトロールをしていれば、明らかに異常なもの音を聞きつけて飛んできて、思い切り 
壁にぶつかったサクラさんをみて二級学生に対してこの現状に怒りを持ちかけるしかしそれを制御して、まずはサクラさんを助けようと試みる

「--------お主・・・!!!!!」

サクラさんと二級学生の間に入ろうとする。相手は武器を持ってるのでいつでもシュートスタイルに変えられるように、準備はする

サクラ=ウィンスピー > 突然現れた男にビクリとさすがの二級学生も反応してしまう。
風紀と名乗る以上、二級学生からすればそれなりに警戒する対象となってしまうから。

だからこそサクラから視線を外してしまう。
こちらに駆け寄る持流へと視線を向けた途端に伸ばした男の腕が拉げる。

パンッという小さな破裂音共に男の肘から骨が突き出たのが見える。

気付くとサクラは立ち上がっていた。
拉げた腕をさらに掴んで反対の壁に片腕だけでぶん投げる。

「もう、危ないなぁ。」

なんてことない様子で体の埃を払うとこちらに駆け寄る持流にニコッと子どもらしい笑みを向けた。

「お兄さん助けに来てくれたの?ありがとね♪」