2020/08/01 のログ
ご案内:「スラム」に弾正さんが現れました。
弾正 > スラムの一画にある我が拠点で儂は涼を取っておった。
涼を取ると言ってもこのスラム街でエアコン設備の類がない為、今は足を水を溜めた桶に浸し、扇で扇いでいる。

周囲には暑苦しい顔をした部下たちが近況報告にやって着ている。
儂は一人一人から報告を聞き追え、今は一人で涼んでいる。

この拠点は誰の目から見ても分かりやすい場所となっている。
白地に蔦の旗の旗が聳え立ち、スラム街らしい風貌の連中が周囲を取り囲んでいる。

皆、儂がこっちに来てから武力で従えた配下である。
今は寄親寄子の制に組み込み、既に複数のグループが儂の配下だ。

「暑いのぉ…。」

儂は退屈そうに風を仰いでおった。

弾正 > この日は取りたてて何事も起きるでもなく。
暑い一日を過ごした。

ご案内:「スラム」から弾正さんが去りました。
ご案内:「スラム」に持流 童男さんが現れました。
持流 童男 > 「某は、自分自身しか見て無くて・・アール殿をアール殿として見なかったのでござるな・・・・」

いいつつスラムに来ながらも、怪我をしないように無茶をしないで来た。
自分の行いを振り返る為に。相手の立場になって、整理するために、
出会えたら謝る為に。

「某は、アール殿の痛みも、せっかくアール殿が打ち明けてくれたことを、見ずに逃げ出してしまった臆病者でござる・・・」

言いつつ地面に膝をつく

ご案内:「スラム」に迫 陳平さんが現れました。
迫 陳平 > スラムを歩く人間のクズ。
グラサン、脱色した剃り込みの髪、安い背広、やたらと派手なシャツ、尖った革靴。
頭の先から足元まで、絵に書いたようなチンピラだ。

見るものすべてに噛み付くのが仕事。
取り立てて理由はない。

強いて理由をあげればそういう気分だったからだ。

「おいおぃい、おっさんよーぉ。ココは天下の往来ですよぉ?
 膝ついてお祈り捧げるようなとこじゃぁ、ねーんですけどぉー?

 ぉら聞ぃてんのかよ。頭付いてるぅ?」

邪魔だと言わんばかりに、持流の様子など全く気にかけずに因縁をふっかける。

持流 童男 > しっかりと見つめつつも

チンピラさんを見つつも

「・・・・・・すまないでござる。ここで、ちょっと整理したいことがあってでござるね。今退くわけにはいかないんでござる。」

言うがどこうとはしない。ここは意地だ。


「整理がついたら退くでござるよ。」

迫 陳平 > 「んなコタぁ知らねんだよ、あぁ?
 セイリならトイレでも逝きやがれっての」

逆らった。
なら、彼の中では攻撃していい対象だ。決定。

なにせ、往来の邪魔をしているヤツなんかに、これっぽっちの同情の必要もない。

「邪魔だからどケッツってんだろ、シバクぞっらあ!?」

なんのためらいもなく蹴った。

持流 童男 > 蹴られるが、頭突きで受け止める。傷は出てきてない。

「・・・悪いでござるな・・。今傷心中の身で、友達と仲直リできるかどうか、ホンキで考えてるんでござる。割と瀬戸際なんでござるよ」

言いつつも自分に自己嫌悪する。また自分の事か・・・!
また某は風菜殿に心配をかけるのか・・!!!
最低だ・・!!!

「確かにお主の言うことは本当のことなんでござろう。シバかれても、文句は言えないでござる。だけどでござるな」

言いつつも頭突きで足を返しつつ

「ここで、某が、整理できなかったら。友達に仲直りなんて、夢のまた夢なんでござるよ。だから、某は某のエゴでここで整理して友達に謝るでござる。」

チンピラさんの目を見る。

迫 陳平 > 「ハァ? 寝言は寝てイエっての」

普通のケリだと弾き返そうとするのでヤクザキックで体重を乗せる。

「お前バカじゃね? バカにバカって言われるくらいバカじゃね?
 テメェがどうかなんてどーだっていぃんだよ死ねよ」

石を蹴ってぶつける。

「謝るぅ? まずオトモダチの前に、この俺に謝りやがれクソが
 それとも、ぼうや過ぎて、考える頭もついてないんでちゅか~~~?」

持流 童男 > この手の手合は、たしかに見てきた。

そうだな、そうだったいつだって・・
戦ってきたじゃないか某はだけど・・・

だけども・・・!!!!!!!

ヤクザキックに対して、スリッピングアウェイを使いつつ、

跳躍の要領で、足を上がっていき、顔面に頭突きを入れようとする。

「お主に謝るのは違うでござるよな・・・」

「あぁ、坊やなのかも知れぬな。だけども、・・そうか某は、お主になってたのでござるな。」

ふぅと息を整えつつも、立ちつつ。
少しだけ笑いながらも

シュートスタイルを取る。

「・・・・教えてくれた礼でござるよ。チンピラ殿。戦ってやるでござる」
言いつつ、戦闘の構えを取る。

迫 陳平 > 「ボケてんじゃねえそォラ。おつむ壊れてんじゃね?
 誰が戦うとか言ったんだよ、やり合うわきゃねえだろボケ」

膝立ち状態からまともに動けるわきゃねえだろクソが!
蹴りで距離を離す。

「俺はドケッつったんだよ、あぁ?
 さっきから何度言わせンだ脳みそ入ってんのかボケナスぅ!?

 さっきからワケもなくヘラヘラしやがって気味悪ぃんだっての。
 ヘコヘコへつらうか、悩むか笑うかハッキリしろってンだ、キモクソ野郎!」

両手をポケットに入れたまま、まるでやる気を出していない様子。
どう見てもよく思ってないのは確かだが、気味悪いのでめんどくさいと思ってきたらしい

持流 童男 > 距離を離されつつも、
悩むか、笑うか、はっきりしろと言われて。

「某の表情そんなのだったのだなぁ・・・!!」

いいつつ笑わないで、悩みつつも。

「・・・気味悪くてすまない。」
と言いつつ頭を下げつつも、その場をどける。

「自分がどんな表情だったかさえ理解できてなかったでござる。
チンピラ殿。教えてくれて助かったでござる。ありがとう。」


しっかりとお礼を言う。笑わずに真剣な顔をして。

迫 陳平 > 「はぁ? ナンだてめェタダの異常者かよ……キモチ悪りぃっての」

あー、なんだコイツ。
クソ面白くもねえ。

「テメェ人間かよ? ニンゲン様ならさっさとハッキリしろってンだ。
 この辺で道路になんか埋めてそーなヤツぁ、どいつもこいつも邪魔に決まってんだろが
 さっさと死んで詫びろこのクソボケが!」

すれ違いざま唾を吐き捨てながら。

「あー、つまんね、ンだよ気色悪りぃ……ッたくよぉ……どいつもこいつも……」

たちあがって道を開けた持流に興味なぞ全く無くしたかのように、いいたい放題やりたい放題だけして去っていった。

持流 童男 > 「・・・・・・すまない。自分でももう、わからないんだ。人間なのか・・!」

涙を上を見てこらえる。

「某は・・・・アール殿に・・友人に・・・謝りたいけど・・・こんなどっちつかずが・・・気色悪いものが。謝りに行ったところで・・・!!」

涙をこらえる。

持流 童男 > 「資格がない・・・!!!謝る。資格が・・!!!」

かすかに頬が濡れている。

ご案内:「スラム」から迫 陳平さんが去りました。
ご案内:「スラム」から持流 童男さんが去りました。