2020/09/19 のログ
ご案内:「スラム」に黒いフードの少女さんが現れました。
■黒いフードの少女 >
「ふぅ……。」
黒いローブを身に纏い、フードを目深に被った少女がスラムを歩いている。
見知った人影を探して、てくてくと島の裏側を歩く。
あの日、ルールに従えと言った少年に出会ってからは目立った行動はしていない、
こちらの事を知りたいという少年に、敬意ぐらいは払おうという心づもりだった。
一応、約束をしたのだから、それくらいは守らなければいけない。
正確に言えば守る義務はないし、自分の行動がどう問題なのかも正直に言えばわかっているわけではない。
殺したわけでもなし、無辜の民を傷つけたわけでも無し。
関連性があると思われる罪人のデヴァイス、そこから情報をもぎ取っていただけだ。
少々、その持ち主に死の恐怖を与えたりはしていたが。
「退屈ね。」
出来る事と言えば、件のカレを探すことぐらいだ。
途中で身の程を知らずに襲ってくる連中を撃退したりはしたが。