2021/03/04 のログ
神代理央 >  
逆に言えば、真っ当な慈善活動の車両は此方も一応丁重に扱う。
必要があれば護衛や輸送ルートの安全確保。
物資搬入中の警護なども無償で行っている。
流石に断られる事が多いが。

「……まあ、此処の住民相手に炊き出ししている時に、私の部下達がうろうろしていては落ち着かないだろうしな」

漆黒の装甲服にガスマスク。
正しく権威と力の象徴の様な部下達の装いを眺めながら苦笑い。


そうして、少年の夜は更けていく。
此の日は、通過する車両の方が多かった。
そもそも、訪れる車両そのものが、其処まで多くは無かったのだが。

ご案内:「スラム」から神代理央さんが去りました。