2021/11/04 のログ
ご案内:「スラム」にさんが現れました。
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「派手にやってくれちゃってまぁ」

あれを止めるのは、無理だ
精々が自分の拠点を守る行動しかできない
携帯を操作し電話を掛ける

「タカハシさん、至急落第外に散らばっている人員に連絡
 地下に戻るようにと、交戦を考えてはいけませんよ?
 対空ミサイルも対物ライフルもありますがむりです。
 精々が数分の足止め程度でしょう」

あの鉄火は、あの暴虐は、到底止められるものではない
あの少年一人できてくれていたならまだ良かった、だがあの手勢は無理だ

「チッ 腹立たしいったらねえな
 ああ、帰り道、少数の敵であれば蹴散らしなさい」

通話を切る、いくらに組んでいた所で現実は見えている
ああ、今日はいつも以上に空が汚い。

それよりも、少女の安否だ
それだけは、確かめねばならないだろう。

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「くそが、覚えていろ」

少数精鋭と言えども数に限りがある
全て軍上がりか軍人崩れで揃えるのもかなり厳しい
一人でも減らされれば、大幅な戦力低下につながる

上がる火を眺め、これ以上ここにいては危険だと
能力を使い足早にアジトへと向かう。

交戦は、起きなかった。

ご案内:「スラム」からさんが去りました。