2020/07/16 のログ
ご案内:「黄泉の穴」にスピネルさんが現れました。
■スピネル > 黄泉の穴と呼ばれる危険地帯に降り立った一人のヴァンパイア。
自らを高貴な存在と自認して憚らない少年であり、名をスピネルと呼ぶ。
昼は大抵どこかの建物内で静かに過ごしているが、月が顔を見せる頃から精力的に活動を始める。
そして今日、スラムに居たチンピラ達から黄泉の穴と呼ばれる場所の存在を聞きつけ、単身足を運んだのだ。
「フハハハハ! これが例の危険地帯とやらか!
確かに危ない空気は漂っておるな。」
地上に降り立ったスピネルは高笑いを浮かべた後、周囲を見渡す。
転移荒野よりもさらに漂う物騒な気配。
不安定な魔力はいつ何が起きても不思議ではないことを無言で訴えている。
■スピネル > スピネルがここを訪れたことにはそれなりに理由がある。
決して、物見遊山などではなかった。
「やはり、自らの力を開花させるには使わないといかんからな。
となると、ここに現れるであろう存在と戦えば我の眠ったままの力も目を覚ますことだろう。」
先日は久しぶりに自らの力をフルで出しきった。
手ごたえは自分の中でしっかりと感じたし、寝起きの身体を起こすには丁度よい刺激になるだろう。
「さて、どんなのが出るだろうな。」