2021/07/25 のログ
ご案内:「農業区 キャンプ場」に幣美奈穂さんが現れました。
幣美奈穂 >  
道の駅からの帰り道。
同行者?が増えている美奈穂です。

「お肉♪、お肉♪」

鹿肉ソーセージに猪肉、雉肉など色々です。
勿論、委員として経費で買っています。
大事なことです。
レタスにおナス、自然薯も手に入りました。
その荷物を手分けして持つ一行。
後ろを歩くスライムさん、テンサイマンドラゴラさん。
そして道の駅で終活しておりました他のマンドラゴラさん。

植物界被子植物真正双子葉類バラ類アブラナ目アブラナ科
ダイコン属のダイコン種マンドラゴラさん一行。
微妙にテンサイ種マンドラゴラさんとは違うようです。
違いはよく判りません。
1mほどのネリマダイコンマンドラゴラさん、美脚です。
それに続きますショウゴインダイコンマンドラゴラさん、でっぷりとして貫禄があります。
その後ろをちょこちょこと付いてくる、大中小のハツカダイコンマンドラゴラさん、まるで仲良し親子のようです。
最後を歩くのは2mほどもある大きなモリグチダイコンマンドラゴラさん、切り干し大根よりお漬物になりたいとついてきました。
うーん、マンドラゴラさん、奥が深いです。

幣美奈穂 >  
予定通りのコースを回りまして、お昼ご飯の準備です。
キャンプ場の炊事場を借ります。

『さぁ、やってくれ』とばかりにまな板の上に大の字になるネリマダイコンマンドラゴラさん。
・・ダメです。まずは水洗い!
わっしゃわっしゃと洗う中、ハツカダイコンマンドラゴラさんはボールに水を入れて最後のひと風呂気分だそうです。
皮をしゅるると剥きまして、いちょう切り。
鍋に猪肉や根菜を入れて炒めます。
水に出汁、そしてお味噌も入れて簡単猪汁です。
あっ、灰汁はモリグチダイコンマンドラゴラさんが丁寧に見てくださるとのこと。
ソーセージは串をさして、自分で焼いてもらいます。
雉肉は甘めにほっこりとした味付け。
ショウゴインダイコンマンドラゴラさんは大胆に半分に切りまして。
くつくつ昆布湯でゆっくり茹でてホロホロにします。
上に柚子味噌を乗せ、スプーンでみんなで食べるのです。

幣美奈穂 >  
サラダを作り、湯通しした猪の薄切りばら肉や雉ささみ肉を乗せます。
これには胡麻マヨネーズのドレッシング。
冷えたハツカダイコンマンドラゴラさんをスライスしまして乗せます。
ご飯は白米!
鍋焚きご飯です。
一口鶏肉とおネギを串にさして、塩の焼き鳥です。
おネギさんはマンドラゴラさんにならないのでしょうか・・。
今度、居ないか探してみようかと思います。
モリグチダイコンマンドラゴラさんはお漬物希望だそうですから、
お家に帰ってからですねー。
味噌漬けにします?、それとも酒粕にしますか?
雰囲気だけで何言っているか正確にわかりませんが、
マンドラゴラさんの将来について相談しながらです。

幣美奈穂 >  
葉っぱも水にさらしまして灰汁を抜いて、ちゃちゃっと副菜にです。
茹でましてから細かく切りまして、醤油・味噌・お酒などを回してしっかりと炒め、
粗熱をとりましてから胡麻パラパラ。
これだけでご飯のお替りがいけるやつです。
ブロックベーコンはじっくりじっくり直火から離して焼きます。

スライムさんとテンサイマンドラゴラさんは、手伝わずに既にテーブルでスタンバイ。
手が空いてるのでしたら、紙皿とお箸、用意しておいてくださいませ。

そうしていましたらお昼時!
そろそろ、委員の方々などがやってくるでしょう。
楽しいキャンプご飯です!

ご案内:「農業区 キャンプ場」から幣美奈穂さんが去りました。
ご案内:「農業区 停留場」に幣美奈穂さんが現れました。
幣美奈穂 >  
きちんと予定しておりました、キャンプ場の安全視察。
無事に全部チェックし終わりまして、帰りです。
お土産屋さんで、ソーセージや燻製肉などの加工食品や、
お漬物、そして旬のお野菜を今度は自分のお財布で買いまして。
リュックの上に風呂敷で包んでお持ち帰りです。

一緒に電車を待つのは、スライムさん。
都会?で別の仕事を探そうと、一緒に行く機会だと付いてきています。
持てない荷物分は持ってくださいました。
そして、モリグチダイコンマンドラゴラさん。
こちらは終活です。
お漬物になるために、一緒にお家にです。
必要な酒粕は一緒に選びまして、マンドラゴラさんの背負う風呂敷の中。
中々のこだわり、ブレンドして糠床を作ることになるようです。

「電車、もう少しのようですわ」

ぷるぷるぷるっ。
こくりっ。
無口な同行者とホームに並んでいるのです。

幣美奈穂 >  
ちなみにテンサイマンドラゴラさんは、あの後、自分の植わっていたところに戻り潜っていました。
ただただお手伝いしてくださった人?ダイコン?のいいマンドラゴラさんだったようです。
 
一体と一本。
美奈穂は切符を買って乗ろうとしましたら、駅員に止められました。
なんと、それぞれにも切符を一人分ずつ必要ですって・・。
人じゃなくても必要なのですか?
必要なのですか・・。
お財布を持ってなくって困ったモリグチダイコンマンドラゴラさんの分は出しました。
スライムさん、ぷるるんとした粘液の下から蛇側のゴージャス革財布でICカードをぴっ。
普通に使っているそうです。

「どういうお仕事するのですか?」

電車待ちの間、スライムさんの仕事についてお話です。
ぷるるんっ。
なんとなく、ビルの屋上の水タンクでの水質管理か、飲食店のミネラルウォーター係がいいそうです。
排水系や汚水系の方が高級だそうですが、ふぁんくな仕事をしてみたいようです。
なんとなくですが。

幣美奈穂 >  
普通にスライムや2mもある動くダイコンと並んでいる美奈穂。
怪訝そうな、不思議そうに見る方々もおられます。
電車まだかしら~、と呑気に電車がやってくる方向を見る美奈穂です。
あっ、今日のお夕食。
駅弁買って行ったらだめかしら?
常世釜飯1個なら、分けたらいいかもしれません。
買っちゃいましょう。

買った常世釜飯、農業区の山の幸たっぷりです。
スライムさんに持っていただいている荷物の中にイン。

電車が止まれば、てけてけ、端に寄ります。
真ん中に居たら降りる人の邪魔ですから。
あっ、マンドラゴラさん、こっちですこっち。
電車に乗り慣れていないダイコンさんです。
乗り慣れているのが沢山いたら大変でしょうが。

人が降りたら乗り込みます。
急いで窓側を確保するのです!

履き物を脱いで正座になる美奈穂。
ぷるぷるゆれるスライムさん。
器用に大根脚をまげてぴんと背筋?が伸びたダイコンさん。
このまま一緒に学生街の駅まで。
スライムさん、今日は泊っていきますか?

往路よりも人が増えた復路。
会話?をしながら楽しい帰宅なのでした。

ご案内:「農業区 停留場」から幣美奈穂さんが去りました。