2021/10/25 のログ
ご案内:「研究区 玄武湖」に幣美奈穂さんが現れました。
幣美奈穂 >  
風紀委員のお仕事は忙しい。
今日も今日とて、平和を守るために美奈穂は――。

というのはおいておいて、修学旅行。
今日のは一泊二日の玄武湖畔です。
風紀委員のお仕事は?
忘れておりませんが、学校行事にも全力なのです。
いいのでしょうか、いいのです。
風紀委員の日常的業務には戦力になっていない美奈穂です。
修学旅行に行くのだと予定表を提出する際にも、総務部のお姉様がたには
『お土産楽しみにしてるわね』と、微笑ましそうに送り出されたのです。
彼女らも有給とか使っていけばいいのにですね、ほんと。

今回は学園で集合して電車移動、そしてバスのコース。
リュックを担いで、その上に風呂敷包みというので、とてとて。
引率の方にきちんとついていきます。
日帰り旅行もできる場所ですが、一泊二日、修学旅行ですから。
キャンプ合宿や、湖中探索、中には水中戦闘訓練な修学旅行プランもありますが、
直前でも申し込みできて一泊二日なのは、簡単なプランのだけでした。

「あっ、湖!
 湖がきらきらしてますわっ!」

バスの窓から見えてきた、山間から覗いた青い湖面です。
黄色い声ががります。

幣美奈穂 >  
午前中はやっぱり、湖についての学習。
玄武湖卿でのビジターセンターでお話を聞いた後に、コテージ集落の散策。
お昼はこの玄武湖卿のレストランです。
マリモソテー、なかなか美味しゅうございました。
中のお肉?もいいものです。え?、マリモの本体なのですか、ほへー。

お昼は4時まで周囲を自由研究です。
電動アシスト移動機というのに乗ってみたかったのですが、
触るとぷしゅーとなりました。
こう、立って移動するアレ、乗ってみたかったのですが。
周囲に小さな美術館などが幾つかあるそうなので、1つぐらい行きたいと。
行く方法を探せば、自転車がありました!
美奈穂が借りたのは後ろに荷物が載せます三輪自店車です。
ちりりーんと、一緒についてきてくださる先生に遅れないようについていきます。
あー、こっちの方は北だからか、紅葉が随分ありますわね。

移動用の小道を使い、そんなのも楽しみながら玄武湖現代美術館にと脚を向けます。
結構大きく、テラスもあってそこから湖も眺めれる。
いい場所ですが、先生についていって早めに回るのです。
足を止める暇はあまりないそうです――16時には自転車返して、集合場所にいないといけませんから。

幣美奈穂 >  
ちょっとお時間があったので、先生に牛乳ソフトクリームを買ってもらいました。
秘密ですよ?、とのこと。
帰りも自転車でちりりんっ。頑張って、と一生懸命にペダルを回します。
行きと帰りは道が違うらしいです。これは、一方通行にして衝突事故とか起こらないようにだそうです。

無事に、レンタル屋さんに自転車を返します。
そして急いで集合場所。予定の10分前、セーフ!
半分ぐらいの生徒は既にいまして、残りの半数の生徒は周辺のお店。
残りの方はまだで、急いでこっちに来ている方などが見受けられます。

ここから船で東玄武湖に行くそうで、途中でたぶん夕日で赤くなる玄武湖が船上で見れるそうです。
遅れた生徒は自力で、明日、東玄武湖から玄武湖郷に戻ってくる際に使うトロッコ電車で来てくださいということだそうで。
美奈穂はお船で行きたいです、先生の服の裾を捉まえておきます。

案の定というか、3人の大学生の男子が予定時間に来ていないようです。
それでも今回は少ないと、あとは自己責任と。
お船に乗るのです。

幣美奈穂 >  
海ほどは揺れない連絡観光船。
中にも入れてのんびりできますが、美奈穂はデッキで。

「あっ、お魚さんがぴょんってしましたわ」

湖を指さします。
一緒の修学旅行になった大学生女子の方々とご一緒。
指さすと、すうっと湖面の色が変わってきます。
今、お船の下を大きな影が――。

とみんなで黙ってみてしまいましたが、船内アナウンスが。
今から夕陽が見れるそうで、左手後方をという話。
皆さんで後部デッキ側に移動です。
そこで湖が徐々に色を変えていくのを皆さんで静かに眺めます。

沈み切る前に。東玄武湖に到着です。
降りて、やっぱり沈むまで桟橋から湖を眺めます。

「あっ、もう少し、まだ、あ、もう。
 ・・あ~~~・・」

湖から茜の色が消えた瞬間、周囲からも同じようにため息のような声です。
完全に暗くなる前に民宿に移動しますというので、ぞろぞろついていきます。

幣美奈穂 >  
夏休み中だと予約でいっぱいだそうですが、このシーズンだと東玄武湖で宿を停まる方は少ないらしい。
だいたい、コテージ側を借りる方ばかりだそうです。
だから、この時期の東玄武湖の民宿は、修学旅行の予約と釣り客でだいたいだそうで。
ただ、一人一部屋とかは難しく、泊まる人数によっては3人や4人部屋になったりするそうです。

今日のお夕食はBBQ!
素敵です。
ですが、その前にお風呂です。すぐ近くに公共温泉施設があり、宿の木札を見せれば無料とのこと。
外を歩くので冷えないように注意してくださいね、と注意事項がありますが、
一緒になった大学生の女性と引率の先生と一緒にきゃわきゃわお風呂に行きます。
あまり長く入れませんが、このお風呂からも湖が見えます。
洗いっこをしてから、お風呂からどんどん暗くなり、黒い湖面になるまで見てから上がります。
しっかり防寒――といっても、美奈穂はいつも通り。
一応、千早を羽織っていくのです。

既に整えられたBBQ!
さっそく焼きましょうと立ち上がりかけた美奈穂にSTOPが。
こういう時は焼くのは男子の仕事、と女子大生たち。

周囲にかがり火を置かれ、海側にキャンプファイヤーも用意されてます。
焚かれ始めて明るくなります。
普通にライトもありますが。

幣美奈穂 >  
もっぎゅもっぎゅ。
ちょっと焼き過ぎですわねー。
あっ、こっちはもう少し火を・・お野菜ですからまあお焦げにされるよりいいですかしら?
火の勢いが・・。
お味的には気になるところが沢山。
でも楽しいです。
美奈穂の手元には、オレンジジュース。
夜にオレンジジュースって、なんか合成です。
女子大生たちは、ビールにテキーラ、ウィスキーです。ぐびぐびです。
傍でチューハイ飲んでいた男子大学生、びびってます。

「わたくし、風紀委員なんです」

信じてくれなくて、わははきゃははと酔っ払いが多くなってます。
なんとなく別の場所に行きたいですが、今は女子大生のお膝の上。
妹が欲しかったそうです。
捕らわれた美奈穂なのです。

BBQ、修学旅行と言っても学園はいろんな方が一緒。
未成年のお酒はやっぱりだめですが、異世界人や異邦人など、ルールが違うのも多々あり、
飲酒についてもあやふやなところがあります。

あっ、キャンプファイヤーでマイムマイム!
はいっ、参加します!
女子大生のお姉様と一緒に参加です。

火の回りをくるくる回るだけといえば回るだけ。
でも楽しいのです。
それ、盆踊りだよ、と指摘ももらいながら。