異能や魔術などの授業の実習に使われる施設群。
また、主に学生のための訓練施設が併設されている。
異能や魔術を制御するための実習や訓練であり、人や生物、器物を殺傷・破壊する目的のための訓練は認められていない。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:05:01:27 更新


ご案内:「訓練施設」から橘壱さんが去りました。 (05/30-22:59:18)
橘壱 >  
「さぁて、と……。」

人ばかり眺めていても、自分は育たない。
もうワンセットだ。再度レバーを握りしめ、限界までいこう。
今日のメニューが終わるまで、ひたすらトレーニングを続けたという。
(05/30-22:59:17)
橘壱 >  
無い物ねだりする気はない。
世の中には"非合法"であれど異能や特別な術を後付する手段はあるらしい。
勿論リスクもつきものだが、そんなものはゲームで言うチートと変わらない。
ルールの穴は突けど、ルール自体を破るのは主義に反する。
AFの操縦を最優先とはしても、無法者になる気ならとっくになっている。
汗の滴っている眼鏡を外し、メガネ拭きで拭きながら辺りを見渡した。

「…………。」

我らの本分は"学生"であり"戦士"ではない。
此れはそもそもの思考が根本的な間違いではあるが、少年はそう見てしまっている。
まばらにいるこの連中が、どれだけ強大な異能を持って戦士としての資質があるのだろうか。
そして、自分はこのAF(ツバサ)で何処まで羽ばたけるのだろうか、と。
彼等が何かしらの違反行為を行わない限り、訪れることはない。

「…………ふ。」

そう知っていても疼いてしまう。
このトランクを着込むことを考えるだけで興奮する。
まぁ、思わず周囲を見渡してニヤけるなど、怪しい人物以外何者でもないのだが…。
(05/30-22:22:12)
橘壱 >  
上半身を酷使する事に、黒光りする重しが上下する。
重量40kg。非異能者の一般的な平均重量より倍増。
こんなもの、AFの総重量に比べれば遥かに軽い。
とは言っても、何処までも非異能者であり筋肉お化けというわけでもない。
半身に伸し掛かる重み、重量。負荷に歯を食いしばって一心に何度も上下する。
こんなものだ。こんなものにだって歯を食いしばってしまうものだ。

「ハッ…!ハッ…!」

そうして何度か上下した後、息を切らしながら一度周囲を見渡した。
汗で濡れた前髪の奥に見える景色は、なんとも寂しいものだ。
無論、身体強化目的でトレーニングする生徒も何名か見える。
中にはダイエットとか運動不足解消とか、そういう生徒もいるだろう。
ただ、ここに"特別なこと"は何も無い。異能訓練だの、魔術訓練だのと比べれば少なく見えてしまう。
"隣の芝生は青い"んだろう。一非異能者としては、そう見えてしまう。

「全く……。」

妬み、嫉み。だが、腐る暇はない。
無いものはない。いつだってあるカードで勝負するしかないんだ。
努力は報われる訳では無いが、高みを目指すには積み重ねるしか無い。
トランクの上に置いたスポドリをかっさらうように取れば、すぐに喉へと流し込んだ。
(05/30-21:55:01)
橘壱 >  
常世学園訓練施設。
異能や魔術、自らの素養を高め制御するための施設であり
それ以外にも自己鍛錬の基礎的なトレーニングマシンも揃えた施設だ。
ここに来る連中の凡そは異能の制御訓練が目的らしい。
今やそういった異質な力は、この世界では"普通"になりつつあった。

「……ッ!!」

だからこうした"普通"のトレーニングというやつは案外、目的がなければやらないらしい。
利用者の少ない施設の屋内。ダンベルやらランニングマシンやらが並べられている
"自分にとっては"よくあるトレーニング施設の一角での筋力トレーニング。
ショルダープレスに座り込み、一心に両手でサドルを上げては下げる。
マシンによる筋力増強効果だけに頼ってはいられない。兵器は道具。
使い手のそもそものフィジカルが伴わなければ意味がない。
一呼吸、一呼吸、筋肉の悲鳴を感じながら、大きな汗粒が弾けている。
(05/30-21:25:55)
ご案内:「訓練施設」に橘壱さんが現れました。 (05/30-21:14:21)
ご案内:「訓練施設」から桜 緋彩さんが去りました。 (05/30-02:52:00)
桜 緋彩 >  
「はい! お気をつけてお帰り下さい!!!」

ぶんぶん刀を素振りしながら彼女を見送る。
その後たっぷり時間をかけて身体を温めた後、的を多数出しての嵐剣の訓練を始めた。
結局今日も十六本の壁を超えることは出来なかったけれど――
(05/30-02:51:59)
ご案内:「訓練施設」から霜月 雫さんが去りました。 (05/30-02:50:27)
霜月 雫 > 「こういうのは積み重ねだからね……」

なんせ、スタミナだけは努力が極めて直接的に物を言う。
天才だろうが、鍛えてなければすぐ息切れしてしまうものだ。

「あー、そっちはちょっとおろそかにしてたかもなあ。精神鍛錬か、やって行かないと……」

タイムスケジュールをどうしようか、とうーんうーんと考えつつ刀を仕舞い、緋彩に一礼。

「うん、先にあがるね。お疲れ様。今日はありがとうね」

そう言って、その場に一礼して帰っていった。
(05/30-02:50:23)
桜 緋彩 >  
「まぁ私も幼少の頃はすぐ動けなくなっておりましたが……」

苦笑。
今では二、三時間打ち合っても全然平気ではあるが、慣れていないと集中力が続かないのもあってキツいだろう。
でもそれも修行のうち。

「それに関しては、体力もそうかもしれませんが、精神鍛錬も必要かもしれませんね。瞑想や滝行のような、気力を鍛える修練も並行して行った方が良いかもしれません」

なんせ使うのが気力なのだ。
どちらにせよ体力と気力、両方鍛えておいて損はないだろう。

「私はこれから鍛錬して行こうかと思いますので、私のことはお気になさらず!」

彼女が上がるのであれば、ここはそのまま使わせて貰うとしよう。
刀を袋から出し、大小を腰に差す。
そのまま走ったり筋を伸ばしたりしてウォーミングアップを始めるだろう。
(05/30-02:45:24)
霜月 雫 > 「ん、りょーかい。ありがとね」

実際、稽古の場が増えるというのは悪い事ではない。寧ろ良い。
一緒に稽古をするのを楽しみにしつつ、次の言葉には苦笑を浮かべる。

「うわ、キツそう……大事なのは間違いないんだけどね」

かくいうシズクも、普段からトレーニングでひたすら体力を鍛えているタイプなので、持久力はかなりのものだ。
とはいえ、静的トレーニングを多く取り入れているため、動的トレーニングを増やすのもいい刺激になるかもしれない。

「それじゃあ、今日はこれくらいにしようかな……瑠璃月、ホント疲れるんだよね。
鍛えまくったらこれもマシになるかなぁ……」

汗を拭いつつ、瑠璃月を鞘に納める。
(05/30-02:37:35)
桜 緋彩 >  
「はっはっは! 雫どのにそう言っていただけると嬉しい限りでございます! その時は仰っていただければ、時間はいくらでもお作り致しますし、放課後にこちらで門下生と稽古もしております故、ご都合合えば来ていただけると皆も喜びます!」

ばしん、と両の掌を打ち合わせる。
門下生になる、と言うわけではないが、それでも共に剣の腕を競い合う仲間が増えるのは喜ばしいことだ。
逆にこちらから霜月流に興味を持つ人もいるかもしれないし。

「どこでもそうだとは思いますが、特にうちの流派はとにかく持久力が第一ですから。学べば嫌でも体力が付きます故、そう言う意味でも損はさせません!」

なにしろ多少の休憩挟むとは言え、稽古はほぼぶっ通しで身体を動かし続ける、と言うものだ。
続けていれば一日中走り回っていても平気なほどの体力が付くだろう。
続けることが出来れば、だが。
(05/30-02:29:15)
霜月 雫 > 「あくまで、三つの技と、他流から学んだ技を使って如何に組み立てるか……そっちが本質ってことなのかな」

そういう意味では、剣術と言うよりも戦術の流派と言った方がいいのかもしれない。
やはり独特ではあるが。

「そうだね……霜月流を広げる意味でも、私自身の成長のためにも。桜華刻閃流、習うのはアリかも」

あくまで、桜華刻閃流として学んだ戦術を、霜月流で遣えばいいのだ。
霜月流の持たない視点を学び、流派を成長させる。独特故に、食い合わないとも言える。

「盗人剣術、なんて言わないでよね。いい流派だと思うよ、ほんと。
それじゃあ、今度しっかり教えてもらおうかな」
(05/30-02:21:36)
桜 緋彩 >  
「勿論人によっては他流派から学んだ技を使う者もおりますが、我が流派の軸はむしろ戦術にありますから。どういう技を使うかより、どう戦うかを重視しております故」

ただ刀を振って戦ったとしても、思考や戦術が理念に沿っていればそれは立派な桜華刻閃流だ。
それはそれで独特と言われれば確かにそうではあるが。

「他流派の技を取り込むと言うのもそれはそれでアリなのではないでしょうか? 先ほど雫どのが言ったように、流派のあり方と言うものは時代によって変わるものですし」

その流派が生まれた当時はなかったとしても、後の世で新たに生まれた技、と言うものもあるだろう。
余所の流派の技を使ったとして、その流派に取り込まれるのではないのだ。

「今まさに雫どのが仰ったように、今私が言ったように。どこに軸を置くか、が大事だと考えます。使えるものは使う、その程度の意識でよろしいのではないでしょうか?」

まぁ盗人剣術だからこその考えかもしれませんが、と笑う。
ハッハッハ、と豪快に。

「なんにせよ雫どのが学びたいと仰るのであれば、惜しむことなく全てをお伝えいたしましょう。桜華刻閃流は誰にでも門戸を開いております故!」
(05/30-02:16:23)