2019/02/18 のログ
ご案内:「訓練施設」にセシルさんが現れました。
セシル > 「…よし」

試験明け。セシルは早速昼から訓練施設に来ていた。
試験終わりの浮ついた生徒達が歓楽街やらに繰り出す時期でもあり、風紀委員としては警邏に出たいところでもあるのだが…まずは、勘を取り戻す必要があると判断した。

………という建前の元、思うままに体を動かしに来たのである。

セシル > そんなわけで、訓練スペースへ。
「魔法剣」の実践の機会からしばらく遠ざかっていたため、基礎の練習から入ることにする。

「………。」

レイピアを抜き、精神を集中して、構える。

「付与・魔力《エンチャント・オーラ》」

レイピアの刀身に、魔力が宿った。

セシル > 魔法剣の状態を維持しながら、無駄のない姿勢で素早い突きを繰り返す。
見る者が見れば、「全身に意識の行き届いた素早い運動」と「状態の安定した魔術」を並行して維持しているという結構すごい状態なのだが、如何せん、絵面が地味である。

静かな訓練。セシルの頰がじっとりと季節に似合わない湿度を帯びる。

セシル > しばらくそうしていただろうか…セシルは剣に宿した魔力を霧散させると、腰に戻した。

(防御術式との併用も試したかったが…いかんな。大分魔術の腕が鈍っている。
…一度、別の運動に切り替えて頭をほぐすか)

訓練スペースから出てきたセシルは、今度はトレーニングルームの方に入っていく。

ウェイトトレーニングにランニング、一度シャワーを浴びてから、また剣術と魔術の併用訓練。
セシルは、この日は日没頃まで訓練施設に入り浸っていた。

ご案内:「訓練施設」からセシルさんが去りました。