2020/07/06 のログ
■持流 童男 > 「おお!」
素晴らしいという言葉について嬉しく思いつつ
「そうでござるな・・・このベルトの力を使ってから変身するのでござるが。普段は、ヘラクレスフォームなのでござるが、なかなかドラクロフォームという形態の取り扱いが難しく、操る鍛錬してたのでござるよ」
ベルトを取り出しつつ、ベルトをオダさんに見せながらも
「それでこのフォームの鍛錬が、終わったので、蹴り技の鍛錬をしてるのでござる。」
と言いつつも、汗を書きながらも飲み物を飲みつつ。
■オダ・エルネスト >
「変身ヒーロー!しかも変身機構《ギミック》ありとは……!
浪漫がある。いやはや、興味以上の感情を覚えそうになるな、しかし」
せっかく気持ちよく紹介してもらったのは嬉しいが、
こういった人は、人が良すぎる。
「そういった『特別なこと』は初対面の私のような男には秘密にしておいた方がよいのでは?」
と苦笑した。
「変身したチカラというのは恐らく凄まじそうだ。
だが、生身なら……。
鍛錬の手を止めてしまった手前なにか礼をしたい。そうだ。その蹴り技、シュートスタイルを一発私に試してみるのは」
仮想敵だけではなく、実際に人相手に試し打ち、これはどうかと。
―――しかし、努力している英雄の技をこの身に受けてみたいと思うのは自分の事ながら笑ってしまうと抑えられない感情を胸にいだいた。
■持流 童男 > 「おっと・・!そうでござった・・!このことはオダ殿と某の内緒でござるよ!」
口元にいたずら気味に人差し指を当てて、
「それならば、その礼を受けようでござる。ただまだまだな蹴り技でござるよ?」
苦笑しつつも、悪意がなくしゃっとした笑顔をしつつ。
構えを取る
■オダ・エルネスト > 「HAHA、いいね。内緒というのはヒーローにはつきものだ」
男の言動に対し声をあげて笑いサムズアップしてみせた。
素晴らしい。
混じりっけなしに魅せてくれそうな相手だ。私の勘だが彼はこの状態でも恐らく強い。
この身なりも恐らくは実力を測らせない手段か何かではないか?
それに最初の『胸の張れるヒーロー』というのは、未だなにか葛藤があるに違いない。
つまりは、発展途上。
私はその青い果実を試食する機会に恵まれたという訳だ。
転入早々、運がいい。
……合わせるように、青年も構えを取る。
「―――さあ、君の輝きをみせてくれ!」
■持流 童男 > この人には初めて会った人だけど全力で、行かなきゃ失礼だと思った。
だから全力で、一発を「今のできる限りの最大限の最高の一発を」本気でぶつける。
異能は使わない。本当にただの全力で。本気の蹴りを叩きこむ。
腰を低くして、足に力を入れ、その容量で大きく信念のこもった全身全霊の全力の蹴りをオダさんに向けて回し蹴りを、放った
大きく空気が揺れ、蹴った地面に大きくひびが入る
「ヴァアアアアアアジンヒーロー!!!!!ビヨンドザリミット!!!!キック!!!!!!!!」
必殺技を叫びながら、まだ発展途上の輝きを放った
■オダ・エルネスト > 先ず、反応出来たのは運が良かったと記そう。
その身体からは想像できない―――否、こちらの想像を超える速度の蹴り《シュート》だ。
何が発展途上だ、と悪態とつきたくなるが、これこれ見たかった輝きだ。
この刹那を味わうためだけに、ここに来たと言っても嘘ではないと言えるほどだ。
さて、純粋に身体能力のみで放たれるこの蹴りを回避するには
彼我の位置は近いでは、踏み込み威力相殺を図るか?
それは今の私の目論見に反する。
最初からすることは一つで変わりない。
挑む事こそ我が人生、挑みにこそ生を感じる。
―――受ける。
回し蹴りを腕で受ける。もう片方の腕で防御《ガード》を補強しつつ衝撃が腕から肩、更に殺しきれずに肩から背中へエネルギーは稲妻のように誘導され青年の脚を通り越し―――踏ん張っていた足場を砕く!
衝撃は殺しきれずにその場から弾かれるように数歩横に動かされる。
全身を駆け抜けたこの痛み、英雄の一撃と呼ぶに相応しいだろう。
砂煙が晴れると(イメージ補正)
青年は骨もイッたかも知れないと痺れてダラッとした腕に目をやり笑う。
「素晴らしい輝きを魅せてもらったよ―――」
痛みなど気にせずに満面の笑みでそう告げた。
■持流 童男 > 「ありがとうございます!!!!」
礼を述べて
全力で、本気で放った影響か、こちらも少し疲労をしながらも満面の笑みを浮かべつつ。
「オダ殿には、本気で、礼をするならこちらもしたほうがいいかなと思い、某は、本気で「今出せる全身全霊の全力の一撃」を放ったでござるよ」
と言いつつ片膝を突きつつ、
「まだまだ発展途上の輝きでござるが、そう言ってくれるとうれしいでござるよ」
汗を垂らしながらも、ニット笑いながらもそういった
■オダ・エルネスト > 「君は本当にいい人だな。
ヒーロー・童男」
笑みを返し辛うじて感覚の残る腕でホコリを払う。
ラフな格好ではあったが―――受けた方の腕はもう駄目だなこりゃ、と笑みを深めた。
「君の輝きは私が確かに識った。
この輝きは英雄に足り得る。
君は君の輝きである限り……いいと思うよ」
最初に得た輝きがコレであるならば、
この学園都市にはどれほどの輝きに溢れているのだろうか。
これをまだ最上とは言えないが、これは一つの最高だ。
「さて、俺はちょっと素直に受けすぎた。ちょっと治療でも受けてくるよ
また機会があれば、今度は軽く手合わせでも頼むよ」
そう、告げて軽く会釈すると青年はこの場から去ろうとするだろう。
■持流 童男 > 「うむ!!、了解でござる。それならばまた会って、手合わせしようでござるよ!」
手を振りながら、会釈に答えて。
「もっと強くなって、優しく、胸を晴れるヒーローに守れるヒーローになるでござる。強さは、誰かの上に立つものじゃなくて、誰かを抱きしめることでござるからな。」
そうして夢のために鍛錬を夜通し続けた。
ご案内:「演習施設」からオダ・エルネストさんが去りました。
ご案内:「演習施設」から持流 童男さんが去りました。
ご案内:「演習施設」に真浄虎徹さんが現れました。
■真浄虎徹 > 『判定終了。仮想敵訓練結果――100戦”0勝100敗”』
そんな、無慈悲かつある意味で偉業とも言えなくも無い結果がアナウンスされる。
そのアナウンスを受けた少年は――見事に大の字でぶっ倒れていた。
「ハァ…ハァ…いや…だから…無能力者に…何でもありの…仮想敵は…きついってー…。」
体力や持久力はかなりあるのだが、如何せん慣れない異能や魔術を駆使した敵方に加え、一対多数やら様々なシチュエーション。兎に角一つとして同じ状況が無い。
勿論、そうでなければ訓練の意味が無いのだが…結果は先のアナウンスの通りである。
あと、流石に100戦もしたら普通にダウンするのは当然だろう。設定を間違えたと気付いたのは20戦を超えた辺りだったのだ。
(―分かっていたけど、僕って本当…何と言うか対人めっちゃ弱いんだなぁ)
対人外なら兎も角、対人戦闘は何故か露骨に弱いという謎の偏りはおそらく叩き込まれた技能故だろう。
まぁ、確か師匠からも『お前は対人戦闘の才能がさっぱり無い!』と、何故か笑顔で断言されたくらいだ。
悲しいけど、こうして訓練でも結果に現れると事実なんだろうなぁ、と呼吸を整えながら苦笑いを漏らす。
■真浄虎徹 > ただし、回復は早いので割と直ぐに呼吸の乱れは整って平静の状態に戻る。
むっくりと大の字から上半身だけを起こしながら、液晶画面らしきそれに映る結果を眺めて。
「…うわぁ、この記録ワーストトップ10には入るんじゃないかなぁ」
そもそも、休みなしで連続100戦でしかも同じ状況じゃない上に、こっちは異能も魔術も使えない。
どんな無理ゲーなんだろうなぁ、と全部終えて今だから冷静に考えられる。
「もーちょっと、対人戦闘もこなせるようにしたいけど…んーどうしたものかねぇ」
才能は無いのはいい加減分かっている。努力しても自分の肉体も技巧も”性質”もあくまで人外向きに特化したもの。
とはいえ、対人戦闘がゴミだとこの先何かあった時に厳しそうだから何とかしたいものだが。
(対人、対人かぁ……相手を人間と思わなければ行けるかな?…あ、でも無理そう)
おそらく、無意識のレベルで人かそうでないかを己の体全体が嗅ぎ分けているのだろうし。
そうなると、何かで補うくらいしか方法が浮かばない。異能や魔術は自分には無理だし。
「…とはいえ、武器なんて使った事無いし、凄いアイテムとかも持ってないし…うーーーん」
その場で胡坐の姿勢になりながら考える。まぁ、凡人に名案が直ぐに浮かぶ訳もないのだけれど。
■真浄虎徹 > 「…うん、さっぱり浮かばないねぇ」
駄目だこりゃ、凡人の自分には妙案も天啓も降りてこないらしい。
よっこらせ、といい加減立ち上がれば軽くパンパンと学生服の汚れを払いつつ。
「あ、いっそ煩悩をパワーに変えたり……いや、何かそういうキャラ居た気がするなぁ」
なんだっけ?何とかスイーパー的な何か。あと、煩悩というとこの前の事を思い出しそうに為るので我慢だ。
そもそも煩悩パワーをどう対人に生かすのか意味が分からない。思いつきって怖いね。
「んーー取り敢えずいい時間だし何か食べて帰ろうかなぁ」
物凄くだるそうな足取りでとぼとぼと歩き出しつつ。
結果的に惨敗どころではない結果だったが…”怪我はしていない”という事実を少年はついぞ思い至らなかった。
ご案内:「演習施設」から真浄虎徹さんが去りました。
ご案内:「訓練施設」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 学生証を翳し、扉を開けて中に入る。
――幸いながら誰も居らず、今現在居るのは己一人。
そうなれば久々に魔術を使うのも悪くはないか。
やや足早に歩けば大体中央付近で立ち止まる。
数度の深呼吸の後、魔力を属性変換。
属性は光。己が得意とする属性。
前に手を差し出し、魔法陣を展開。
複雑な紋様、図形、文字が刻まれていく。
■セレネ > 「あーまずい、これ時間かかるな…。」
ちょっと調子に乗って大魔法なんて使うからこうなる。
でももう発動してしまったのだからキャンセルするにも消費した魔力が勿体無い。
全ての空白が埋まり、発動完了。
誰かが来る前にぶっ放しておくか。
「≪ソーラ・レイ≫…!」
カッ。
巨大な光線が真っ直ぐに壁へ向かう。
かけられている魔術障壁のお陰で光線はすぐさま霧散し、光の粒となって消えた。
「あまり使わないから、たまには使ってあげないとね。」
手を降ろしてはぐーっと伸びをした。
■セレネ > …んー、主に使用する魔法より消費が激しいからやや疲れが出てきた。
体力のある人達が羨ましい。
次はどうしようかな。
消費しすぎると己が辛くなるだけだから
軽い魔法にするか。
己の斜めやや後ろに陣をいくつも展開すれば、そこから光の矢を覗かせて。
一斉掃射。
当たれば蜂の巣になるレベル。
まぁ、普通の矢と似たようなものだから避けようと思えば避けられる速度。
これくらいがコントロールもしやすいのよね。初級だし。
■セレネ > もう少し魔法を使用したい所だが、それで疲労困憊しては元も子もない。
――あれ、そういえば今日って雨じゃなかったっけ。
ポケットからスマホを取り出し、本日の天気を確認。
――雨でした。魔力の補充が出来ない。
…マズイ。詰ん…ではないけど、ちょっとマズイ。
「…。」
どーしよーかなー…。思わず溜息。
■セレネ > 「そういえば、七夕の時期か。」
日付を見て思い出した。
いや、現実逃避をしている訳ではない。決して。
明日は晴れてくれると良いのだけど。
己は願い事を書くより、どちらかというと願いを聞く側だから
短冊には願いは書かないし書けない。
…願いがない訳じゃないが。
表に出すには憚られる内容だから。
だからこっそり、胸の中に仕舞いこむのだ。
■セレネ > 気付けばもういい時間。
そろそろ寮に戻らないと。
真っ直ぐ扉の方へと向かえば、施設を後に。
酷い雨だったら転移魔法使おう。そうしよう。
濡れたくないし。
ご案内:「訓練施設」からセレネさんが去りました。