2020/12/16 のログ
ご案内:「演習施設」に神代理央さんが現れました。
神代理央 >  
「……どうした!此の程度でくたばっていては、違反部活に勝つ事は出来ぬぞ!」

漆黒の装甲服と、同色のガスマスク。
落第街にその悪名を轟かせた、特務広報部の隊員達。
彼等は今――砲弾の雨から、逃げ回っていた。

「此方の兵力は多脚が3体。異能や魔術の持ち主なら、簡単に捌ける程度の戦力でしかないぞ!
連携を取れ!攻撃の手を止めるな!回避を怠るな!」

何時もより大分控え目に砲弾を放つ異形。
隊員達は、障害物に隠れたり回避行動を取りながら何とか手持ちの武器で攻撃を開始した。

とはいえ、その攻撃は微妙にへっぴり腰。
逃げ回るばかりで、攻撃の手は弱い。
そんな彼等を眺めながら、溜息を一つ。