2020/12/28 のログ
ご案内:「演習場 休憩室」に照月奏詩さんが現れました。
照月奏詩 >  
 演習場の休憩室。年末と言うこともあり人も少ない夕方頃。
 壁のハンガーにいつもの服をぶらさげた一人の姿があった。
 深緑のタンクトップのシャツを着ており、その肉体は確かに鍛えている事がわかる。
 その状態で巻き付けているのは黒いテーピング。

「……この用途で使うことが圧倒的に多い上に便利なんだよな」

 巻き付けた後に可動を確認する。しっかりと曲げ伸ばしも確認した。
 別に用途として間違っているわけではない。だがそもそも拒絶で防御をメインにする虚無としてより訓練として実際にキズを負う事が多い奏詩の方がテーピングを使う機会は多かった。

「これでよしっと……なんかいいなこれ」

 もしかしたら他に練習している人はいるのかもしれないが、現状ここに人などいない。休憩室は貸し切り状態だ。だからこんな格好でのんびりしていられるわけで。
 練習で温まった体には今の恰好が丁度いい。

照月奏詩 >  
 しばし休憩をしていたが、立ち上がりかけていた服を手に取る。

「さってと、もう一汗かいてきますか」

 軽く肩を回しながら休憩室を後にして演習場へと戻っていったのであった。

ご案内:「演習場 休憩室」から照月奏詩さんが去りました。