2021/02/14 のログ
ご案内:「訓練施設」に刀々斬 鈴音さんが現れました。
刀々斬 鈴音 > 漆黒の装甲服とガスマスクをつけた集団が訓練施設を使っている。
バレンタイン当日のこの日普段よりも殺気立った様子の特務広報部の集団が訓練をしていた。

「みんなーお疲れさまー!!鈴音がいなくてもしっかり訓練してる?」

そこに現れたのは本日非番の刀々斬鈴音。
非番であってもいつものように制服姿。
……段ボールの箱を乗せた台車を押している。

『副部長お疲れさまです!』『鈴音ちゃん何その箱!?』『ウっス。』

鈴音の姿が現れれば少し場の空気が緩んでざわっとした反応。

刀々斬 鈴音 > 「今日は鈴音から頑張ってる皆にプレゼントがありまーす!」

ざわざわ
ざわざわざわ

『何?チョコレート?』『マジ?鈴音ちゃんがチョコを?』

「鈴音が言うより前に当てないでよ!もうなし!チョコなし!
 一人で売れ残ったコンビニのチョコ買って帰って寂しく食べてればいいよ!!」

拗ねる鈴音。
慌てて必死におだてる一部の部員。
別に拗ねさせておいても3分もすれば機嫌はなおるが一部の部員が甘やかす。

『欲しい!!鈴音ちゃんにもらいたいなー!!』『チョコレートを女の子からもらう事が夢だったんです!!』

「そ、そこまでいうなら仕方ないなあ。じゃあ並んでー隊列1!!」

その言葉と共にサッと部員達が移動する。
基本的な列の組み方。

刀々斬 鈴音 > 「はい、いつもありがとうね。はい、また報告書書いてね。
 はい、この前くれたお菓子ありがとうね。」

一人ずつに手渡していく市販品のチョコレート、バレンタイン仕様のパッケージ。
段ボールの中身は殆ど空。

「あとは今日来てない子たちとかだね……ロッカーに入れとけばいっか!
 それじゃあ鈴音は残りの皆の分ロッカーにつっこんでくるから大事に食べるんだよ!!
 ハッピーバレンタイン!」

そう言って去って……

「あっ台車は倉庫に返しといてね!!!」

去っていたのだった。

ご案内:「訓練施設」から刀々斬 鈴音さんが去りました。