2021/11/17 のログ
ご案内:「演習施設」に霧島 孝介さんが現れました。
ご案内:「演習施設」に高梨美子さんが現れました。
霧島 孝介 > 先日のファミレスの一件。
様々な話をしたがその中で、ボクシングを教えて貰うという話が出て
先生に掛け合って演習施設を借りて、彼女に教えを乞う事となった。

「にっ…さんっ、しっ!」

ラジオ体操をし、身体を慣らすジャージ姿の男。
スポーツウェアなどを持っていないため、何とも格好がダサいが
本人としては運動するには十分といった具合で、柔軟をしていく。

一通り、身体を動かし終えたら彼女の方を向き直って

「よし、準備体操終わり!
 そっちの準備は?」

と問いかける。

高梨美子 > ファミレスでの一件で、ボクシングを教えることになって
部屋で基本的な動きを思い出していたりして
先生に掛け合ってくれた孝介に感謝の言葉を言いつつ

「ごー、ろく、しちっ!」

柔軟をしながら、ゆっくりと伸びをして
ピンクのパーカー、Tシャツにスポーツブラ、黒のショートパンツに
身を包んでいて

「こっちも終わったぜー
 早速やろっかー」

じゃあ、と孝介に近寄っていって、相対するようにして

「基本の構えな?」

足を前後に開いて、足の幅は肩幅より少し広いくらいにし
前後左右にすぐ動けるように膝は少し曲げて

「上半身は力を入れすぎないでリラックスした状態でな?」

両肘を曲げて肘から下を前に出したら基本形の完成だ

「これが俺が教わってた基本の形な?」

霧島 孝介 > 彼女の姿を一瞥すれば、ふと(かわいいな)などと思ってしまう。
ピンクって。しかも組合せが運動するっていうより寝間着のような感じだし。
そういえば、可愛い色とかもの好きだったよな、と思い出しながら

「おうよ、よろしくお願いいたします!先生!」

彼女と相対した際に冗談交じりにそう言いながらも
学ぶ姿勢は真面目で、彼女の言う通りに姿勢を作る。

「こう…?」

足を所定の位置に置き、膝を少し曲げ、拳を握って
両肘を曲げて姿勢を作る。
初めてで分からないからか、少し緊張気味で肩に力が入ってしまう。

「いや、中々窮屈ってか…これで本当に打ち合いできるの?」

高梨美子 > 孝介のジャージ姿もいいなー、とか
ジロジロ見ながら運動していたけれど
先生と呼ばれたら笑みが漏れてしまって、頬も掻いて

「うひひ、先生って良いな。よし!頑張っちゃうぜ!」

そうして、孝介が教えた通りの構えを作れたら
構えを取りながら確認し

「うーん、さすが孝介!筋がいい!
 でも、肩にあんまり力入れないでな?」

ウンウンと満足そうに頷いたなら、緊張気味な孝介に
分かる分かる、と更に頷いて。

「最初はそんなもんだよ。慣れていけば
 この姿勢も楽になってくるし、ジャブも打てる シッ!」

唐突に放たれた左は、ノーモーションで。
急にパンチが来たように見えただろうか
勿論当てる気はなくて。

「ゆっくり動かしてこ?」

霧島 孝介 > 準備運動中に何処からか視線は感じていたが
彼女がジロジロ見ていたとは思わずに。
まぁ、見ていたとしても注意はしないのだけれど

「はは、はい!」

彼女と一緒に笑いながら、指導通りに構えが取れたら静止して
筋が良いと褒められればうれしいものの

「リラックスって…難しいな。
 うーん…こうか?」

なんとか肩の力を抜こうと深呼吸をするが中々抜けずに
何か柔らかいものを想起しようとして、うーんと考え込む

「そうな…うおっ!?」

彼女の左の拳が突然目の前に現れて
ワンテンポ遅れて驚きの声を出しながらたじろぐ。
流石教えると言っているだけはある。
不意打ちとはいえ、ゲームで鍛えた反射神経がついて来なかった。

「う、うん…しっ!」

こっちも真似してジャブを繰り出す
形にはなっているが拳がブレて何処となく弱弱しいだろうか

高梨美子 > 着替えている最中も見たかったのだけど
それは流石にできなかった

孝介と一緒に笑い会えるのが嬉しくて
ニマニマしたのだが、教えるとなれば真面目になって。

「うーん……どうしようかな
 肩を上げて、力を抜いて落としてみて?」

それを何度かしてみてはどうだろうかと提案して
それでも駄目なら、とこっちも考え込む

「うひ、驚いた?」

驚きの声を上げてたじろぐ孝介に悪戯っ子のように笑って
そして、これからどう教えたものか、と考えている内に
孝介がジャブを打ってみて

「……最初にしては良いね
 やっぱり筋がいい、俺よりも」

構えをといたらゆっくりと近づいていって
孝介の背後に回ったりして動きを観察
胸の下に腕を組んで。

「それと、パンチは反射神経じゃなくて、肩の動き、体の動き、目の動きで予想する
 ジャブするときとか、肩が動くからそれを見る」

霧島 孝介 > 「ぬっ、分かった…んっ!」

肩を上げて、そして逆に肩に目一杯力を入れる。
5秒間だけ力を入れれば、力を抜く。
そうしたら、先ほどの緊張が消えてなくなり、彼女の教えた構えを取ることが出来た。
「おぉ、すごいな!」と彼女を褒めるようにそっちを向いて、笑顔を見せる。

「お、驚いたよ!!
 殴られる経験なんて最近しないんだから、ビックリさせるなって!」

心臓が脈を早めて、胸に手を当てながらそういう。
先々月の授業での模擬戦や、先月あたりにシスターに顔を蹴られたくらいで
焦った様子で冷や汗が吹き出る

「へへ、球技以外の運動は割と得意だったりするのよね」

こう見えても運動神経は良い方だ。
玉を使う競技は下手っぴだが、水泳や陸上競技に関しては得意だと自負している様子。

「肩…」

ボクシングの試合をニュースで見たりするが
あれは反射して避けているわけではないのか、と納得する。
そういえば漫画でも動きの中にパンチを隠すって言ってたような。

高梨美子 > 「そうそう! いいじゃねえの!」

教えた通りのことを孝介がしたら基本の構えが
しっかりとできるようになっていて
そして、褒めるような言葉と同時に笑顔まで来たら
照れてしまって(かっこいい)とかてれてれ

「えへへ、ごめんごめん」

流石に急には驚いただろうから
笑みを浮かべ頬を掻いて誤魔化そうとする

「ん、運動神経いいんだ……だから筋が良いのか
 ……野球できないんだ」

筋がいい様子に納得するも、野球ができないと少しだけがっくり
でも、活躍している孝介は是非見てみたいと、告げて。

「そう、肩。たまにゾーン入ってゆっくり見えたりするけど
 基本的には反射神経で避けられないから肩で予測する」

孝介の周りをくるくる回っていたけど、また正面に立って

「パンチ当てないから、避けようとしてみて?
 あ、それと顎は引いてな?」

こう、睨むように、と顎を引いて下からガンを飛ばすように孝介を見て
顔に集中してジャブを数発放つか

霧島 孝介 > 「あ、ありがとう…!」

こっちも彼女に褒められて、何だか急に照れくさくなってしまい
後頭部を書いて「へへ」なんてへらへらと笑う。

「…いや、も、もしかして野球だけはやってないだけで上手いかもしれないし!
 っていうかキャッチボールくらいはしっかりできるはずだから!な!?」

彼女ががっくりする様子を見て、汗を流しながらそういう
バスケやテニスを授業でやったが、ついていくのに必死だった
野球に関してはまだわからないと保険を残しておく。

「ふむむ、ムズイな…!」

彼女の言葉を聞いて、イメージが湧かずに考え込む
肩がどう動くのかさえ、わかれば簡単のだろうが

「っ、わかった。顎ね」

顎を引いて、彼女を睨むように見る。
しかし、彼女のガンを飛ばすような視線には勝てずに少し汗を流すが
直後飛んできたジャブは全て見切り、不格好ながらも、身体を左右に動かしたり
逸らして回避をする。

高梨美子 > お礼を言われたら、二人して照れ合う
こういう時間が大好きで、もっと一緒にいたくなってしまう

「いいっていいって
 孝介は俺のそばにいてくれるだけで嬉しい」

がっくりしたけれど、球技が駄目というところも
可愛く感じてしまって、それもポイントが高かった。
保険をのこしてくれている孝介に申し訳なくて
そうも言ったが本心で。

「こればっかりは経験だからねー
 でも、孝介ならすぐじゃないかな」

そうして、顎を引いた孝介へ数発ジャブを打ち込む
そうすれば、体を左右に動かしたり逸したりと回避できていて。

「おおー、凄い。まだ始めたばっかなのに
 やっぱ反射神経も必要かな
 あ、それと身体は立ち止まらせないで的を絞らせないように動く」

そう言うと、足を使って左右へと動き出す
身体もダッキング…上体を左右に低くかがめたりしつつ

「なんで顎引くのかって言うと、できるだけ食らう所を
 額とか固い所で受けるためね?顎は食らったら脳震盪起こしたりするから」

ジャブを放つ際、ジャブを打つ肩が少しだけ前へと動こうとしたり
ピクリと動いたりと。

霧島 孝介 > 二人して笑い、照れ合ってしまって…
何なんだ
急にバカップル空間が出来上がっているぞ

「えっ…うん、俺も美子がいてくたらそれで…」

何故か可愛いと感じられているが、そんなことにも気づかず
顔を背けて赤くし、口籠りながらもそう返す。

「あぁ、なんとなくコツを掴んできた気がするよ
 美子の教え方が上手なんだな」

回避した後に再度構えをする。
彼女のダッキングを見て、自分も真似して動いてみる。
中々にこれがキツい。慣れるのは反復して練習するしかなさそうだ

「あぁ、顎って掠っただけで脳が凄い揺れるんだっけか?
 その分、頭で受ければ逆に相手の拳がダメになるとか…」

これも漫画の知識。
複数の骨が密集した拳より、一個の塊である頭の方が固くて丈夫だと。
彼女のジャブを見て、肩の動きを学びながらその動きの洗練さに「おお」っと感嘆の声を挙げる

高梨美子 > バカップル空間が嬉しいスイーツ脳
この空間にニマニマしている!

「うへへー、一緒じゃーん」

基本的に彼女の脳は糖分しか詰まっていない!
愛しい彼氏が一緒ならハチミツまでついてくるのだ!

「そうかー?普通だと思うけど
 ありがとなー?んで、孝介の飲み込みも早い」

真面目な顔になって本気でそう伝えた所で
孝介がこっちの真似をして動き始めたので、その動きを観察
これは自分で物にできそうだと感じて、口出しはせずに

「そうそう、だから顎上がったら狙われるから注意
 孝介って色々知ってるよな…うん、だからボディーにきた
 パンチをエルボーブロック、肘で受けてやると拳が壊れちゃったりする」

敵がボディ狙ってきたら遠慮なく肘で!と笑顔でそう伝えながら
そして、わざと肩を動かして回避を狙い、回避した先にストレートなど
動きを追加していって。

「まぁ、基本はこんな感じかな?
 疑問とかある?」

霧島 孝介 > 個人的に、こういうスイーツな空間はまだ慣れて無くて
ニマニマはするが同時に恥ずかしくて赤くなる。

「うん、一緒だね…」

彼女が愛しい気持ちは一緒で
肩を竦めて、顔を緩めながらもそう言い切る。

「おう、要領はいいからな、俺は!」

初めてのゲームでも直ぐに操作出来たり
自分の考えた武装を作り出した瞬間に使いこなしたり
頭と体の器用さには自信があるようで、動きながらそう言って

「えへへ、こう見えて格闘漫画とかも読んでるのよね」

引きこもりの少年がボクシングに目覚める漫画で知った、と付け加える。
自分の肘を見ながら、そういう方法もあるのかと感心してれば
えげつないことを笑顔で教える彼女にちょっと笑顔を引き攣らせる

「疑問って言われてもなぁ…
 美子はどうやってボクシング上手くなったの?」

高梨美子 > 恥ずかしさがあるのか、赤くなる孝介を見て
可愛いなーとか思いつつ

「……うん」

顔を緩める孝介の顔はとても胸に来るもので
ドキドキしながらも、教えるとなれば表情はしっかりと

「みたいだね、勉強とかも得意なん?」

孝介からの言葉を聞く限りは相当に要領が良くて
どちらかと言えば要領が悪いこっちは
羨ましそうにしながらもそう聞いてみて

「あ、俺もそれ読んでる。おもろいよな
 で、納得した。知識はそういうところから得てるのか」

あったほうが便利なので、素直に感心して
孝介の笑顔がひきつったなら、どうしたのだろうかと首を傾げた
でも、どうやってボクシングを、なんて聞かれたら

「普通にジム通ってかな。実戦も何度か
 なんでかって言われたら、強くなりたかったから」

そういう時期だったのかなーとか遠い目をしつつ

「それから格闘技にハマって他のもちょくちょくと
 で、今に至るってわけ」

色々と端折ったけれど、大体はこんな所で
動きを止めたら、ゆっくりと息を吐いて少し出た汗を拭って
孝介へと近づいていき。

「あとは、パンチ打つときは足から上にかけてひねる感じで」

霧島 孝介 > 首を左右に振り、顔の赤みを取り払って
彼女のボクシング講座に集中する。

「うん、案外成績良いんだぜ?クラスで4位になるくらいは!
 あと最近は魔法もやっと掴んで来たしね」

4位、というと上位ではあるが微妙な順位。
しかし、これ以上成績を上げようとすれば彼女とのゲームの時間を削ることになるので
この順位で良いと、本人は誇らしく胸を張る。

魔法面に関しても加速魔法を最近は練習していて
投げた消しゴムが1.2倍くらいのスピードで飛んでいくようにはなったらしい

「おもろいよね!主人公の親友とレスリング使う奴が好き。
 だね。漫画の知識だから鵜呑みにはしてないけど」

彼女が漫画を読んでいたことに少し飛び跳ねる
やっぱり彼女なら読んでいたか!と少し嬉しそうにして

「へぇ~、カッコいいな」

強くなりたかったから、と経緯を話す彼女にさらっと言い切る。
きっと、今の自分は強くなりたい時期なのだろう。
その理由はきっと、目の前の彼女が原因だろうか。

「お、こうか…な!」

彼女が近づいてきて、助言を貰えば
動きのイメージを脳内で作成してパンチを繰り出す。
さっきのパンチよりも速く、鋭く、風を切るような勢いが出て。

高梨美子 > 「うぇ!?4位てすげぇな!
 俺なんか中間だぜ!?こ、今度教えて下さい…!」

最近は古典が駄目で、と肩を落とすけれど
頭もいいし優しいとか完璧か、と目がハートになりかける
誇らしげに胸を張る孝介を、恍惚とした表情で眺めて。

魔法面に関しても頑張っているようで
「今度ご褒美上げる!」なんて偉そうに告げた。

「分かる…!俺もその二人が好き!
 今度部屋で読ませてな?」

飛び跳ねる様子を見て、こっちまで嬉しくなってしまって
微笑まし気に眺めていたけれど、理由を告げたら少し恥ずかしくなって

「うひひ、別にかっこよくねえよ
 漠然としたものだったから最近はサボり気味だったし」

さらっと言い切られてしまって、照れくさそうに頬を掻くけれど
そういえば、孝介の強くなる目的はなんだろうかと首を傾げた
でも、それは聞かないようにして

「そうそう!やっぱ筋良いなぁ
 あとは、なんだろ……孝介って基本異能っしょ?」

戦闘方法を訪ねてみて

「俺も最近銃について勉強しだしたんだけどさ」

霧島 孝介 > 「ふふ、いいよ!
 二人で勉強会しよっか?」

肩を落としつつも、目がハートになりかけて
尚且つ恍惚とした表情の彼女に少し笑いながらも
ボクシングを教えて貰ったお礼、といった具合に今度はこちらが勉強を教えようか。
ご褒美に関しては「期待してる!」と笑顔で返したとか

「もちろん!
 なんなら美子の部屋に持っていこうか?」

あの巻数なら持っていくのは造作もないといった具合に
彼女の部屋に行く口実でも作ってみる。
その発言をした瞬間、少しドキドキしたのは内緒だ。

「サボり気味でも、ちゃんと出来てるんなら凄いよ!
 俺も色んな格闘技を学ばんとなぁ~」

彼女に素直に関心をして、自分も肉弾戦を鍛えなければと思案する。
異能に頼って銃器を振り回すのもいいが
いざという時に自衛策は欲しいと考えていると

「へへ、ありがと!
 ん、そうだけど…?」

そういえば異能の話もしたな、とファミレスでの会話を思い出す。
彼女が銃について、勉強している。その発言にどこか違和感があるが
自分の為に勉強していると考えればそんなことは言えずに。

「うんうん、これ?」

そういえば、掌から蒼い光の粒子を出して、弾の入っていない拳銃を
手でなぞれば、それを物質化するだろうか

高梨美子 > 「べ、勉強会…!おねがいします」

勉強を教えてもらえるとなればぺこ、と頭を下げて
頭を上げたなら、笑顔を返されて、その笑顔で顔を赤くして撃沈
無難なのにしようか、どうしようかとぐるぐると頭が回る。

「え、いいの? んじゃあ持ってきてもらっていい?
 その時に勉強会でもしようぜ?」

持ってきてもらってばかりは何だから
その時に勉強会もしてご褒美も渡そうと心に決める
ドキドキしてくれていたとはしらずに、うれしそうな笑みを浮かべて

「ありがと、孝介に褒めてもらったからもうちょっと頑張る
 プロポーションも維持したいし」

孝介という愛する人ができて最近、体を気にし始めて
孝介にいつ見られても恥ずかしくないようにと、考えは不純であったりする。

「じゃあ、ボクシングも役に立つかな
 教えたこと帰ってもできれば続けてな?」

そうじゃないと、いざの時のために出ない、と真剣な眼差しで訴えて
違和感を持たれていると知らないこっちは真剣な眼差しのまま。

「やっぱ綺麗だよなぁ」

掌から出る青い光の粒子はやっぱり宝石みたいで
物質化したなら興奮気味にそれに触ろうとして。

「45口径!?」

霧島 孝介 > 「うん、よろしく!」

彼女と同じようにこちらもぺこっと頭を下げる。
彼女が顔を赤くすると「大丈夫!?」などと心配する。
無難かどうかという考えについては、本人は全く分からない様子で

「いいよ、勿論。
 おう!任せておくれよ」

こう見えても勉強を教えるのは得意だ。
一緒に暮らしてた時は勉強が出来ない妹に良く教えていた
その時も絶賛陰キャオタクだったからバカにされまくってたけど

「プロポーション…う、うん
 頑張って。応援してる」

その言葉を聞いて、こっちも不純なことを考えてしまうが
前髪をくるくると巻きながら、視線を逸らして応援する

「そうか?…うお、びっくりした!?
 う、うん。コルトM1911。メジャー過ぎた?」

綺麗な光にそんなこと考えたことなかったと思いつつも
興奮気味に発言した彼女にビックリしつつ
拳銃を渡そうと、銃身を握ってグリップを差し出す。

高梨美子 > 勉強会をしてもらえるということで
テンションは上がって「大丈夫」と言葉少なに返しながら
派手に行こう、という結論に至った。

「んじゃあ任せた!
 要領悪いから時間かかっても勘弁な?」

ひたすらにノートに書き込むだけで、先生の話を聞いても
はてなマークしか浮かばなかったりする。
バカにされていた話を聞いたら思い切り抱きしめていたかも知れない

「おう、応援してくれよ?
 孝介の応援が明日のプロポーションにつながるから」

前髪をくるくると巻く様子にどうしたのだろうかと首を傾げ
帰ってからも頑張ろうと心に誓う。

「うん、メジャーもメジャーじゃん!
 一番最初に目についたのこれだし!」

グリップを差し出してもらえたら、グリップを握って「こうなってるんだ」とか
「ここはこうなのか」とかテンションぶち上がりで拳銃をくるくると眺めて

「かっけー!やっぱ実物って重いな!
 あ、ボディーガード380とか出せる?」

一番のお気に入りだったりする。

霧島 孝介 > 大丈夫と言われれば素直に納得するものの
彼女の結論はわからず、多分その時になったら心底驚くだろうか

「大丈夫だよ。任せてくれ!
 美子を天才にしてやるからな」

要領が悪くても、時間が掛かっても頭は良くなる
努力は裏切らない。それは運動でも勉強でもそうだ
それは自分よりも彼女の方が分かっているはずだろう

「別に少しくらい太ってても嫌いにならないけどな
 まぁ、応援は勿論するさ。ファイト美子!」

やっぱり女性は体形とか気にするのだろうか、と顎に手を添えて考える
彼女なら少しくらいぽっちゃりでも全然好きだし、愛せるが
本人が維持したいというのなら全力で応援するだろう。

それと、彼女の真剣な眼差しと家に帰っても練習してくれという指示には
素直に従って相槌を打つ。先生の教えだ。無下にはせずしっかりと受けとめる。

「確かに有名だよね~、ふふ」

グリップを握って拳銃をテンション高めに見る美子に笑みがこぼれてしまう
まるで玩具を貰った子供のように次のリクエストを聞けば

「あぁ…ちょっと待ってな。
 よし、ほい」

彼女にリクエストを聞けば、銃を思い出してM&Pボディーガード380を作り出し、差し出す。
こちらも内部部品が鉄製だからずっしりとした重さが感じれるだろうか。

高梨美子 > 恐らくは驚くことになるかも知れなくて
そして、天才にしてやると孝介に言われたら
本当になれる気がしてしまって。

「うん、任せた
 じゃあ、俺も頑張る」

確かに努力は裏切らないと分かっていて
孝介の言葉でそれを思い起こしてもらった
勉強会に向けて頑張ろうという意欲を見せて

「…っ!お、俺が気にするし!
 孝介の隣に立っても見劣りしたくねえし……」
 が、がんばる!」

そうやってさらっと言ってくれるところが好きで
何度惚れ直せば良いんだろうかと目をそらして
でもその言葉に甘えたらどんどんと太っていく気がして
意識を厳しく持った。

そして、こっちのお願いを無下にせずにしっかりと受け止めてくれた
それも嬉しくて「頑張って」と笑みながら声をかけた。

「四度の戦争で活躍した名銃だし!
 ゲームでもよく見るし!」

ほぁーと嬉しそうにしながら拳銃を眺め回す
セーフティはどこだろうかと弄り回していたのだけど

「うおお!かっけー!」

一目惚れした銃その二である。
先ほどもらった銃を返して、新しい銃を受け取って
そのずっしりとした重さを笑顔のまま楽しんで。

「そういや孝介って45口径と9ミリどっち好き?」

さらっと、戦争でも起きそうな問答を。

霧島 孝介 > 勉強もプロポーションを保つことも頑張ると述べた彼女。
きっと頑張り屋の彼女なら両方叶うハズだろう、と頷く。
彼女のそんな所も素敵だと、キュンとしつつ、照れ隠しように頭を搔く

「…美子って案外、銃大好きなの?」

拳銃を眺めまわす彼女にそう問いかける。
FPSも一緒に彼女とやったりするが、ここまで詳しいとは
俺よりも詳しいんじゃないか?と顎に手を添えて

「はは、見たら返してくれよ?
 美子が持ってたら大問題になるかも」

銃刀法違反とかはこの島には無いだろうが
申請もなしに銃を持ってたら大問題になるだろう。
ここだけの秘密、といった具合に笑顔を向けて

「その話題は…!ん、まぁ、俺は45口径だな。
 ほら、俺って弾を作り出せるわけで、金とか持ち運びとか気にしなくていいし」

彼女の発言に周りを見るが、自分たち以外の人は居ずに安心する。
格ゲーにおける「どのキャラが一番強いの?」ぐらいの質問で
SNSで話題に出そうものなら厄介ミリタリーオタクがFF外から失礼してくるレベルだ。

「まぁ、せっかくだし…撃ってみる?」

そう聞くと、演習場の端末を操作して
射撃訓練用の的を出せば、9mm弾の詰まったボディーガード380用のマガジンを作り出して、差し出す