2020/06/29 のログ
ご案内:「常世大ホール」に霜月 水都さんが現れました。
ご案内:「常世大ホール」に山本 英治さんが現れました。
■霜月 水都 > 「ふぁ……」
欠伸をして、首をコキコキ鳴らしながらのそのそと表れる青年。
持っていた大太刀をそばにおいて、ぐいぐい、とストレッチを始める。
「あーくっそ、寝すぎた……」
ぼやきつつ、ぐーいぐーい。
■山本 英治 >
ジャージ姿で常世大ホールに姿を見せ。
アフロを指でイジると大きく伸びをする。
青年を見て、同じ常世の生徒かと手を振る。
「どうも、雨が続いてますね、こんにちは!」
爽やかに挨拶をして、腰を落とす。站椿功だ。
座禅と構造は似ている。即ち、立禅(りつぜん)。
その名の通り、精神の健全さも大事となる。
■霜月 水都 > 「……あ、ああ、こんにちは」
若干引きつつ挨拶を返す。
――アフロが目立ちまくりである。
しかし、その後の動作を見て、お、と興味を深めて。
「君、八極拳でもやってるの?それとも意拳辺り?」
中国拳法にはそこまで詳しいわけではないが、水都の知る限り、あの稽古法……站椿を特に重要視する流派はここらあたりだった、はずだ。
■山本 英治 >
施設内。風は感じられないが、周囲の気配を感じ取るのは大事だ。
呼吸を深く行いながら、丹田に気を感じる。
そこで声をかけられ。
「はい、八極拳もやってます! 形意拳も、とにかく色々手を出してますね」
「ということは、あなたも?」
「立禅したままで失礼してます」
ニカッと白い歯を見せて笑う。
笑顔は大事。とても大事。
■霜月 水都 > 「マジか……いろいろやってんだな」
中国拳法は、割と複数流派を学ぶことも多いとは聞く。
八極拳と劈掛掌辺りは有名だ。この二つを同時に学べば神さえ恐れるとすら言われているらしい。
一流にこだわりがちな日本の武術とは違うなあ、と思いつつ、返事をする。
「俺は霜月流拳法。中国拳法とはまたちょっと違うやつかな。空手と合気辺りを融合させて、剣術の動きを追加で融合させた感じ」
かなり大雑把なイメージであるが、おおよそ間違ってはいない。
ジークンドー辺りも近いとは聞くが、そこまではよくわからない。
「稽古しながらでもいいよ、俺もこれから稽古始めるし。っと」
言いながら、騎馬立ち……空手の立ち方の一つに構えて、ぐぐっと腰を下ろしていく。
■山本 英治 >
「師父が色々知っていたので、色々教わりました」
「へえ、霜月流拳法! 複合戦闘術という感じでしょうか」
「合気の理合を掌に収めるのは、苦労もあったでしょう」
站椿が終わると、冲捶、川掌、降龍、伏虎と。
とにかくゆっくり基本的な攻撃モーションの確認を行う。
拳を打つのは力じゃない。それを体に覚えさせるために必要だ。
「空手の構えというのは、美しさがありますね」
ゆったりと、健康運動のように虚空に拳を打つ。