2020/07/25 のログ
ご案内:「青垣山 廃神社」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
ご案内:「青垣山 廃神社」にラヴェータさんが現れました。
■ラヴェータ > 青垣山の神社が赤い液体まみれになった日の昼頃。
まだ無事、と言って良いかわからないがまあ無事な廃神社の賽銭箱の下で丸くなる白い狐。
見た感じ昼寝する野生の狐といったところか。
体毛が白いため珍しいように見えるかもしれないが...
(何となく来てみたは良いが...なんだか物騒な気分だな。さっさと退いた方がいいかもしれん)
寝たフリを続けるのは誰かをひっかけて遊ぶためであるが、それに合わない危険さを感じ取っており。
何か起きそうな気分...なんて曖昧なものではあるが。
実際のところ無駄に高位の生物であるこの狐、そういった勘はまあ鋭い方で。
ただ、もう少し動きたくないな、と丸まったまま寝たフリを続ける。
■水無月 斬鬼丸 > 一方そんな不穏な空気をまったく感じることなく
山道をあるく軽装の少年。
その手にはコンビニの袋を下げており
登山客という風情には到底見えない。
程なく神社にたどり着けば、賽銭箱の近く…
腰を下ろせそうな石段に向かって進んでいく。
とうぜん、その視線の先にうつる、なんか白いふわふわしたやつも確認できるわけで…
「………え…」
なんだあれ。
野生動物?動物だよな?
なんかよくわからない物体…ではないだろうたぶん。
熊とかそういうでっかい生き物でもない。
猫かな?いや、猫とか山の中にいたりするもんか?
山猫?犬かも?山犬?なんかとたんにヤバそうな空気を帯びたな。
とりあえずそれが何なのか…確認するために
その場で背伸びして視界を高くしたり、ちょっと横から角度を変えてみたり
結局わかんないので少しだけ忍び足で近づいてみたり…
■ラヴェータ > (む、誰か来た...?)
普段なら嬉々としていじり倒しに行くところだが、自らの勘を信じて一応警戒する。
この感じ取れる危険の発端だったら...そんな気配は感じ取れないが、一応。
白いもふもふに溶け込んだ目が開き、その"誰か"を確認すれば...
(大丈夫そうだな...
お、こっちに来るな、来い来い)
気になる、といった様子で直接見ようとはしない、気付かれないように何とかこちらを確認しようとする少年らしき姿を視認すれば、これは違うな、と安心した様子。
さらに都合よくこちらへと忍足で近づいてくる少年。
さて、そのままこちらへと忍足で近づいてくるのであれば、間近まで寄ったならその目蓋を持ち上げてじいっと見つめてやろう。
■水無月 斬鬼丸 > 大丈夫、動かない。
寝てる?あまり大きくないな。
やっぱり猫かなんか…。
少し安心したのか、ひっそりと足音を殺したままだが近寄る。
そして、間近…手を伸ばせば触れられそうな所まで来た。
「やっぱ、猫…かな…?」
よくわからない毛玉、覗き込むと
目があった。
起きてる。
むしろめっちゃ見られてる。
それでもまぁ、猫なら……いや、ほんとに猫か?
■ラヴェータ > (猫ではない。狐だ)
割と高頻度で猫と間違えられるが猫ではない。
そう、決して猫ではない。別に猫が嫌いなんてことはないが。
狐であると自己主張する感じで耳と違って狐な尻尾を立てて、小さく左右に振って。
少年との距離はかなり近いがまだ動かず。
そのままじいっと見つめ続けるだろう。
何なら撫でられても動かないだろう。
■水無月 斬鬼丸 > 「うぉ」
動いた。
耳でかいな。
っていうか、こっちを見てるはずだが
近づいても声を出しても一向に動かない。
野生動物じゃないのか?しっぽも太いっていうかふわふわしてて…
これあれだ。狐ってやつじゃないか?
初めて生で見た…。
撫でても大丈夫なんだろうか?確か寄生虫がいるとかなんとか言われてなかったっけ?
などと考えつつも…とりあえず
「お、おじゃまします…」
声をかけても逃げなかった毛玉にはそう告げて、そばに腰掛ける。
■ラヴェータ > (お邪魔しますとは何だ。私の隣は他所様の家か)
お邪魔します、というよくわからない声かけに内心突っ込みつつもその瞳にも毛のもふもふどにも特に変化はない。
隣に腰掛けた少年を目で追えば丸まっていては追い難く。
丸めていた体を解けばそれはもう狐で。
(ふむ、興味はありそうだが...こいつは中々触るまで長そうだな...)
なんて、少年の様子から勝手に推察する。
伊達に百年撫でられてない、撫でる側の真理ぐらいなら大体分かる。
ならばこちらから出向いてやろうと
少年の方へと歩いて行って、その膝の上によじ登ろうとする。
少年の膝によじ登れればあとは丸まって再び寝たフリに突入するだろう。
■水無月 斬鬼丸 > そばに座るとコンビニ袋をゴソゴソ。
とりあえず飲み物を取り出し、再度毛玉の方へと視線を送ると…
立った。
狐だこれ。生狐だ。
流石にそばに寄ってしまうとだめなのか?
そのまま立ち去っていくだろう、たぶん。
などとおもっていたら…
「え?え?えぇ…」
そのまま立ち去ると思っていた生の狐。
なんか膝上で落ち着いてしまった。なぜだ。
「……家狐…なのか…?」
家狐とはいったい。
でも誰かが飼っていたというのなら…撫でても問題はなさそうだなと
目論見通りにそのフカフカの毛に手をのせて
その毛並みにそって撫で始めた。
■ラヴェータ > (家狐...?家猫はそういう種ではなかったか?)
この少年、ツッコミどころ満載だな、なんて内心。
混乱しつつも跳ね除けたり飛び退いたりしないあたり優しいのだろうか、なんて思ったがやっぱり混乱してるし動かないというよりかは動けないというべき様子にただどう動けばいいかわかってないだけだな、と失礼な仮説を立てつつ。
(こうすれば撫でざるを得まい...ふふふ...)
少年が目論見通りにこちらを撫で始めればそれに合わせて小さく身動ぎして。
不敵に笑う内心。随分と喧しい内心だ。
そしてその後は大人しく丸まって撫でられるであろう。
時折小さく鳴きつつ
ご案内:「青垣山 廃神社」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
ご案内:「青垣山 廃神社」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
■水無月 斬鬼丸 > 実際狐の仮説は正しい。
この状況で狐を刺激しないように動くすべを知らないのだ。
そして撫でざるを得なくなって撫でてしまっていることも。
全ては狐の手の中。
だが、実際に撫でているのは少年の方なのだが。
「…(まさか狐がいるとは)」
そう思いながらもペットボトルに口をつけつつ
もそもそと撫で続け。
■ラヴェータ > そんな少年の様子に満足気に鳴く狐。
ただ、心が読めるわけでもなければ撫でられている現状に対する肯定的な鳴き声に聞こえるだろうか。
まあ少年が思うがままに動いていることに鳴いているなんて、誰が思うんだか。
少年の膝の上で心地よさ気な表情を作る狐がその尻尾を揺らす。
少年の胸辺りを擽るように揺れる尻尾。
ほれ触れてみろと、そう言わんばかりの、実際そういった意図の行動。
この狐、内心ではもう人間の姿に戻ったときに弄り倒すことしか考えてない。
この少年がどういった反応をするか楽しみである。
■水無月 斬鬼丸 > 夏は暑いが生き物に触れている暖かさというのは
それはそれで別なもので
不思議と不快感がない。
喉を潤し終えれば、一息ついてふかふかと狐を撫でつづける。
なんか鳴いてる。
狐の鳴き声とか初めて聞いた。
「コンコンとか言わないんだな…。誰がいい出したんだ、アレ…」
初めて聞いた狐の鳴き声に感動していると
ふかぁっとくすぐるようにしっぽが揺れてる。
さわっていいのだろうか?
「…サービスいいな…」
普段独り言は言わないのだが、生き物がいるときってなんかこう、口に出すことありませんか?
狐の内心を知らぬままに、ふわふわのしっぽに手をもそっと埋めていく。
ご案内:「青垣山 廃神社」にラヴェータさんが現れました。
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■ラヴェータ > 時折、他の狐の中にその尻尾や耳に触れられると性的快感を得るといった到底理解し得ない特徴を持つ同族がいる。
しかし、私はそんな特徴は一切なく。
多少は敏感な部位であることは認めるがそこは撫でられ歴(ry
狐の鳴き声に、感動を見せる少年の様子になぜかおこんの事を思い浮かべつつ。
左右に振っていた尻尾に少年の手が潜り込めばそれを尻尾で巻き取るようにしてやって。
もっふもふの尻尾だ。
新品の毛布に包み込まれるよりもよっぽど気持ちいいだろうか。
これまでにお持ち帰りしたいとまでいわしめた毛並みは少年の手にはどう感じ取れるだろうか。
■水無月 斬鬼丸 > フッカフカの毛並み。
「お、ぉぉ…」
思わず感嘆の声が漏れ出す。
しかもくるりとしっぽで巻かれてふわふわ感を満喫できる仕様。
これはすごい。
強いて言うならばサテンの手触りにふわふわフカフカを足したような。
高級な撫で心地。思わずもって帰りたくなる家狐だ。
「すごいな…これ…寮生活じゃなかったらなぁ…」
だがふと思う。
元家狐だからといって
野生でこの仕上がりは無理があるのでは?
実は現役家狐なのでは?
■ラヴェータ > 随分と楽しそうに、心地よさそうにしている少年。
ついには持ち帰ろうか、といった発言までし出した少年。
ならば、そろそろ人の姿となっていじり倒してやってもいい頃合いではないか、と。
少年の膝の上で丸まったまま口を開けばー
「何、同居人として連れ帰ればいいではないか」
その口からでたのは狐の鳴き声ではなく、人の声。
嗚呼、やはり飽きないな。何度やっても飽きない。そんな感情が滲み出ていそうな、
笑いを堪えた、相手の神経を逆撫する声を発して。
その直後白い煙に包まれる狐。
急に重たくなる少年の膝。
それはそうだろ、先ほどまで狐が治っていた場所にいるのは、少年の膝に座って振り返りながら楽しそうな笑みで少年を見つめる狐耳狐尾の軍服の少女なのだから。
...と言うか、第一級監視対象を同居人にするとか正気ではない...まあ、少年はそんな事知らなくてもおかしくないし、むしろ知らない方が正常である。
■水無月 斬鬼丸 > ふかふかもふもふ…
先程寄生虫がいるのではと心配していたが、そんなことは忘れたかのように
しっぽのもふもふ具合を堪能していたのだが…
どこかからか不意に声がかかった。
思わずビクッと体が跳ねてしまいそうになる。
「なっ!?えっ、だ、だれかっ!?いる…、のか…?」
聞こえた声に思わず周囲を見回す。
だれもいない。
いや、それもそうだ。声はもっと近いところから聞こえてきたはず。
まさかと視線を落としたその時だ
白い煙がたちこめる
「うぁぉ!?なっ、なんだっ!?何が…」
それと同時に重くなる膝。
いったいなんだ?
化かされた?足の上の狐が石の塊にでもなったかのような…いや、違うぞ
途端に視界が悪く…いや、目の前に何か…
「………ぇ゜?」
目があった。
■ラヴェータ > 「なんだその狐に抓まれたような表情は
何か言ってはどうだ?」
少年と目こそ合ったが特に何をするでもない少年に対してニヤニヤと愉悦の笑みを浮かべながらその頬を抓ろうとしながら言葉を投げかける。
抵抗しなければ文字通り狐に抓まれる事になる。
さて、ここまではテンプレ。
「狐の私の持ち帰りを希望する者は多いが人間の私は誰も持ち帰らんのだ。
貴様、いい機会だ。今なら大人しく持ち帰られてやってもいいぞ?」
どうせ無理だろう、と思ってのことである。
本当に持ち帰るならついて行くが、まあ大丈夫だろうと。
まあ貴様には無理だろうな、と言いたげに揶揄い九割九分の調子で。
■水無月 斬鬼丸 > 何が起こっている?目の前の少女は軍服姿。
狐業界もファッション革命が起こっているのだろうか?
いや、そうじゃない。
目の前の少女がさっきまでの狐だった?無遠慮にもふもふしてしまったが。
「むぇ」
つままれた。
感覚はある。夢ではないらしい。
狐につままれて夢じゃないと革新するのも妙な話だが。
「え…えぇ…あの、俺寮住まいなんで動物とか女子とか
もって帰ったら流石に追い出されるというか…」
バカにされてるのはよく分かるが
心情的にではなく生活環境的な意味で無理なのだ。
寮生活じゃなかったらなぁと行っていたように。
意外とびっくりしたままだが意外と受け答えできるものだな…
いや、そうではなく
「…いや、そうじゃなくて!ひざっ!なんで!?
ってかちかい!ちかいです!」
■ラヴェータ > 「ふむ、そうか。随分と融通が効かん寮なのだな」
こちらの世界の、今時の寮なんか知らないが。
この狐が知っているのは兵舎である。究極に短かった新兵訓練の期間ぐらいしかいなかったが。
「なんだ?ああそうか座るのではなく丸まれと、そう言うことか」
ニヤッと。狐からすれば楽しいのだが。
少年からすればむしろ恐怖にでもなってしまうのだろうか?
そんな笑みをわずかに浮かべれば身長160cmが少年の膝の上で丸くなる。
狐の姿で丸まっているのと変わらぬ 耳と尻尾はよく目立ちそうだ。
■水無月 斬鬼丸 > 「融通の聞くのもあるらしいっすけど
俺、男子寮ずまいなんで…すんません…
ペットくらいならいいかもだけど、女の子は無理っす」
なんで冷静に説明してるのか。
いや、実際は冷静などではまったくないわけだが。
混乱しているが色々言葉にならず、指針が示されている話題に反射的にすがりついている
その程度の反射行動に過ぎない。
頭の中では今でも?の嵐だ。
「っ!?」
こう、なんか…
座られてる近さも相当やばかったが
丸まられてるとなんかこう…背徳感的なアレがやばい。
自分よりもいくらか背は低そうだが
それでも少女一人、自分の膝の上で体を丸めている。
柔らかいんだな、この子。
「え、えーと!?どう、いや…どうなって…いやいや、どういうことなの…」
なんでこうなったのか。なんでこうなっているのか。
ざんきまるはこんらんしている。
ご案内:「青垣山 廃神社」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
■ラヴェータ > 「残念だったな少年。私の飼い主は既に決まっている」
監査役だが。
いや、そんなことは聞かれていないだろう、と言った話だが。
ふふんと自慢気にそう答えた狐、丸まっているため威厳も何もない。
元からない。
「こう言うことだ」
丸まったまま身動ぎする狐の少女。
軍服がシワにならない程度に抑えているが...少女が膝の上で丸くなるって。
尻尾を振って耳をぴこぴこと動かして。
狐の方は少年の反応にご満悦の様子で。
■水無月 斬鬼丸 > 「あっはい」
ならなんで誰も持ち帰らないとか言ったんだろうか。
自慢したかったのだろうか。
残念だったなと言われても無理だって言ってたからまぁ、うんって感じなのだが
それを口に出さないていどのデリカシーは少年にもあった。
だが余計に疑問なのが
その飼主の決まっている狐の耳の女の子がなんで
自分の膝の上で丸くなっているのかということだ。
こういうことだと言われても…
軍服に狐の耳と尻尾の少女が膝上で丸くなっていて
ふわふわ尻尾振ったり耳を動かしたり……ん?
そうか…!
「えーと……よ、よくわかんないすけど…」
しっぽにふかっと触れてナデナデ
一回手を離して耳を寝かすようにしてナデナデ
■ラヴェータ > 「ほう、そこまで触りたいか少年」
こちらが何も言わないうちに尻尾と耳に触れてきた少年に対して目を細めてそう応じる。
大抵の輩は私が触れと言うまで触らないものだが、この少年思ったより図太い。
ここで色っぽい声の一つでもあげてやればこいつは満足するのかもしれないが、生憎そのような特性は持ち合わせていない。
「どうだ少年。触り心地は」
ならば、その狐の姿の時よりもボリューム豊富な耳と尻尾に触れた感想を尋ねてみようか。
■水無月 斬鬼丸 > 「えっ…あっ、いや、その!
そういうんじゃ…」
なんかそうしろという念を感じたのだが…まさか外れた!?
狐のときはそういうオーラを感じたが…
とはいえ、モッフモフの毛量の尻尾や耳。触りたくないわけではない。
「…ぇぇ…と…きもち、いいっす…」
こういうのもなんか気恥ずかしい。
狐少女との邂逅は驚きともふもふに満ちていた。
このあとは彼女にさんざんからかわれつつももふもふを堪能し続けたのだが…
それはまたいずれ。
■ラヴェータ > 「そうかそうか、それは重畳」
なんて、少し嬉しそうに笑んで見せて。
人の姿でいる方が耳も尻尾もボリュームがあると言うのに、つまり触り心地も良いと言うのに。
触れる人も少なければ緊張してすぐ辞めてしまう者も、素直に感想を述べる者も割と少ない。
なれば当然のように触れて好意的な感想を示されれば、嬉しそうになるのは必至。
さて、このあとは簡単に耳や尻尾に触れた少年を揶揄いながらも、最も喜ぶ反応を見せてくれた少年の膝の上でしばらくゴロゴロしていた。
「狐の耳と尻尾が生えた少女が膝の上で丸まっているなんて背徳的だろう?」
だなんて問いかけたりもしたようだ。
何、きっと少年もその分もふもふを堪能しただろうさ。
ご案内:「青垣山 廃神社」からラヴェータさんが去りました。
ご案内:「青垣山 廃神社」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。