2020/08/23 のログ
ご案内:「青垣山-天然温泉」にマルレーネさんが現れました。
■マルレーネ > 「疲れに効く、と聞いてきましたけど………
ううん、まあ、………どこか懐かしいというか、こういうのよく見ましたね。」
山をかき分けてやってくるのは、元旅人の修道女。
シスターらしいことをするより、旅をしていた時間の方が長いせいか、聖職者よりレンジャーのレべルの方が高いのだけれども。
「………割と誰ぞが入ってたこともありそうですね。
獣道、というわけでもなかったですし。 割と綺麗と言えば綺麗ですし。」
岩場に囲まれ、お湯が満ちているそれを手ですくいながら、ふむ………と考え込む。
■マルレーネ > 悩むまでもなかった。
「………あー。」
思わず声が漏れる。修道服をぽーいっとその辺りにかけて、お湯の中に肩まで浸かる。
効くところによると、筋肉の疲れにとてもよく効くらしい。
まあ、動物が出るから推奨はされていないようだけれども。
なんというか、こうやって山の中で好き勝手に過ごすのは、彼女の中では割と当たり前であり、むしろちょっとこう………過ごしやすい。
■マルレーネ > 白い肌を露わにしても、特に気にすることはなく。
んぅー、っと吐息を吐き出しながら、ぐ、っと反らせて、思い切り身体を伸ばす。
見た目なんか気にすることもない。 山奥ですし、ですし。
タオルを身体の上にかぶせているのは、開放的になりきらない僅かばかりの理性です。
野生に帰らないぎりぎり。
「………んー………。」
暑さで体力が削られているのもあるけれど、気力の面でも少々疲れが目立つ日々。
過去については割り切ったつもりだったけれど、まだまだ、どうしても割り切ることもできず。
ぱしゃり、とお湯で顔を洗う女。